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US AND US ONLY / THE CHARLATANS

ALBUM

US AND US ONLY / THE CHARLATANS

シャーラタンズはストーンズに最も近いバンドだと僕は前々から思っている。マンチェスター・ムーヴメントの括りで全英No.1デビュー。ギタリストの交代、ベーシストの鬱病。最愛のメンバー、ロブ・コリンズの逮捕劇、そして衝撃的な死。年月と音楽シーンの激しい移り変わりの中、バンド内の様々な致命的出来事を乗り越え、しっかりと存在感のある作品を発表し続けてきた彼らの不動の人気は揺るごうともしない。リリース当初、地味な印象のため諸手を挙げて絶賛する声は少なかったものの、こうして1年以上が経過し聴きなおしてみると、こうもいいアルバムだったのか!と今作の素晴らしさを再発見してしまう。作品の熟成具合からしてもストーンズだなぁ、と僕はまた思うのであります。