ムーンライズ・キングダム
CINEMA

ムーンライズ・キングダム

監督:ウェス・アンダーソン
MOONRISE KINGDOM [ 2012年 アメリカ ]
お久しぶりの渋谷シネマライズにて。どうしても『天才マックスの世界』と『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』という傑出した2作品を基準に観てしまうものだけに、オシャレとかカワイイとか言われて褒められるレベルでしかない映画だと、なかなか奥底まで響いてこない。ウェス・アンダーソン監督作品は『ライフ・アクアティック』以降、主人公を応援する気になれないままだ。

posted on 2013/02/28
ダージリン急行
CINEMA

ダージリン急行

監督:ウェス・アンダーソン
THE DARJEELING LIMITED [ 2007年 アメリカ ]
パート1でのナタリー・ポートマンの裸にさほど興奮するでもなく、結局たいしてテンション上がらずに映画全編も終わってしまった、なんとももやもやした気分が晴れない映画でありました。旅の恥はかき捨てとはいいますが、お金持ちの旅はかき捨て方が半端でなく、そういうのも含めてどうでもいい話のどうでもいい映画だったなぁ。インドでルイ・ヴィトンはないだろう。ウェス・アンダーソンのお坊ちゃん芸も、インドではなにひとつ響いてこなくて残念。アメリカ人は動き出した列車に飛び乗るのがホント好きだなぁ。

posted on 2008/03/22
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
CINEMA

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

監督:ウェス・アンダーソン
THE ROYAL TENENBAUMS [ 2001年 アメリカ ]
コメディの要素がふんだんにあって笑えますが、ホームドラマとしての見応えがすごくあって、とても洗練された映画だと思いました。ファッションや音楽、インテリアなどの雰囲気作りも巧いです。少し寒かったのでたまたまアディダスのジャージ(水色)を上に着て行ったのですが、劇中ベン・スティラー&息子たちが着てるジャージにも注目。ほんと細かいところまで凝っていて飽きることなく楽しめました。ジーン・ハックマンの達者すぎる演技にも脱帽。可笑しくて哀しい、変で気持ち悪いクセ者だらけだけど、とても元気になれる素敵で大好きな映画です。

posted on 2002/09/15

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