それでも恋するバルセロナ
CINEMA

それでも恋するバルセロナ

監督:ウディ・アレン
VICKY CRISTINA BARCELONA [ 2008年 アメリカ・スペイン ]
映画のようにバルセロナに知り合いが住んではいませんが、そろそろ行きたいバルセロナ。ただただセクシーな浮かれたノリがよかったというか、ああモテたいと思ったものです。

posted on 2009/07/19
スコルピオンの恋まじない
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スコルピオンの恋まじない

監督:ウディ・アレン
THE CURSE OF THE JADE SCORPION [ 2001年 アメリカ ]
今年もしっかり一本仕上げたウディ・アレンの最新作。1940年代を舞台にマスター・キートンみたいな腕の立つ保険調査員をいつものように一言も二言も多いながらもスーツ姿でカッコ良くアレンが演じているのだが、催眠術にかかったときの寝ぼけた表情が最高に可笑しい。意外にも犯罪沙汰へと展開する巧みなストーリーで面白味は増大。職場のライバルを対等の口数で演じきったヘレン・ハントも良かったが、セクシー美女まんまの役柄だったシャーリーズ・セロンにうっとり。

posted on 2002/12/27
おいしい生活
CINEMA

おいしい生活

監督:ウディ・アレン
SMALL TIME CROOKS [ 2000年 アメリカ ]
監督第31作目はドリームワークスの配給を受けたものの、全然大作という趣ではなく、中身はそのまんまの古いジャズのレコードが流れて始まるアレン映画。全く頭のキレない庶民レベルのコソ泥とその妻の中年夫婦漫才チックなやりとりが楽しいコメディで、貧乏人も成金もバカもインテリもまとめて風刺されているのが巧い。はははと笑えても、誰が良くて誰が悪いだなんて一概には言えないものですよね。物事の良し悪しも同じで、気分の持ちようでどうにでもなるもんだと、どちらかと言うと楽観的になれる、そんな面白味に満ちた映画でした。

posted on 2002/09/27
スリーパー
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スリーパー

監督:ウディ・アレン
SLEEPER [ 1973年 アメリカ ]
ブリットポップ期に同名の人気バンドがいましたが、そのスリーパーってのはこの映画から取ったという話らしいですね。1973年に軽い胃潰瘍で入院したのに、そこから合併症を起こして意識不明になり冷凍保存された男が200年後の世界で解凍され甦るところから話が始まるズッコケギャグ満載のSFコメディ。安っぽすぎるんだけど、なんか斬新。おもしろいよ。

posted on 2002/08/15
ギター弾きの恋
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ギター弾きの恋

監督:ウディ・アレン
SWEET AND LOWDOWN [ 1999年 アメリカ ]
これもいい映画ですねぇ〜。そして切ないです。いきなり『アニー・ホール』のようなオープニングで驚きましたが、ドキュメンタリーのエッセンスを加えて、伝説の天才ギタリストの半生を描くというアレン流の手法はお見事です。ここまでロクデナシな男であっても、ギターを爪弾いて鳴らされたその音の説得力。天才であるが故の夢想家でありエゴイスト的な生き方であっても、根本としてある人間としての情や優しさを不器用に見せる姿にとても愛着を感じてしまう。ショーン・ペンの哀愁たっぷりの表情がまたいいんだなぁ。サマンサ・モートンも素晴らしかったおかげで、最後は本当に切ない。

posted on 2002/02/21
スターダスト・メモリー
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スターダスト・メモリー

監督:ウディ・アレン
STARDUST MEMORIES [ 1980年 アメリカ ]
ウディ・アレン好きとはいえ、あまりに作品を量産してらっしゃる方なので、ところどころ取りこぼしてるわけですが、こいつがまたうなるほどの傑作でした。『アニー・ホール』、『マンハッタン』、『カイロの紫のバラ』をベスト3に挙げてしまいがちですが、これもかなり肉迫するくらい好きかも。ずば抜けた皮肉と笑いのセンスで気を抜かせたあとに、ほとばしるロマンチックな描写にノックアウト。シャーロット・ランプリングを見つめるシーンに恋人のいない僕も至福を感じてしまいました。でもこれは恋人のいるいないも、男も女も関係ないでしょう。アレン版『8 1/2』といえる彼の趣味・嗜好も色濃く出た、見応え十分、必見の一本。

posted on 2001/09/06

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