デッド オア アライブ FINAL
CINEMA

デッド オア アライブ FINAL

監督:三池崇史
[ 2001年 日本 ]
冒頭から『ブレードランナー』みたいだなぁと思ったら、中身もまんま『ブレードランナー』でしたね。哀川翔も自分でレプリカントって言ってるし、パクリにしても完全に投げてるみたいです。意図的かどうかわからないけど、やってて「ダメだこりゃ」ってなってるのがわかりすぎ。そんなわけで、過去2作が全く意味不明ながらもある意味究極なオリジナリティで圧倒してきたのに対し、今回はファイナルにふさわしい観客の興味を完全に失わせる駄作でケリをつけたということか。三池崇史って、つくづく映画撮りすぎだよなぁと思った。

posted on 2002/10/01
殺し屋1
CINEMA

殺し屋1

監督:三池崇史
[ 2001年 日本 ]
正月早々、イヤーなもの見ちゃったなぁ。派手なスプラッターはそれはそれでめでたいように思いたいけど、ここまで生々しく痛々しいのは辛くて気持ち悪かった。殴る・蹴る・撃つの暴力より、切る・刺す・ちぎるのオンパレード。ひえー、もうやめてー! とにかく悪趣味なショッキング映像をここまで見せられては拒絶反応を示さざるを得ない。そこが三池崇史の狙いだったのか。映画の暴力シーンに麻痺している現代人に本気で目をそむけさせるほどリアルな感情としての痛みを感じさせることへの挑戦。それかただ単に登場人物の死亡率、出血量を日本映画史上最高にしたかっただけなのか。ピーター・ジャクソンの『ブレイン・デッド』はOKだけど、これは苦手です。もう二度と観たくないと思った。

posted on 2002/01/01
デッド オア アライブ 2 逃亡者
CINEMA

デッド オア アライブ 2 逃亡者

監督:三池崇史
[ 2000年 日本 ]
力と翔。前作が敵対する関係だった分、ふたりの本当の共演シーンは世紀の決闘ラストシーンのみで終わってしまったが、今回は三池版「コインロッカー・ベイビーズ」ともいえる完全なるバディ・ムービーとしてVシネ界の最強タッグが存分に楽しめる。予定調和のレベルを軽く超えた豪快で強引なもっていきかたは、今作でも随所に散りばめられ、(SHOW&笑&衝)=ショウ撃度も凄まじい。力のハジけっぷりといい、翔のヌケ具合といい、ふたりとものびのびしてて、ヤクザ映画とのギャップがとても気持ちいい。ラースの『キングダム』とともに続編が待ち遠しく思えるほど、トリコになる作品だ。

posted on 2000/12/28
デッド オア アライブ 犯罪者
CINEMA

デッド オア アライブ 犯罪者

監督:三池崇史
[ 1999年 日本 ]
絶句・・・・・・。ウワサには聞いていたけど、このラストって・・・、いやー、興奮しました。オチでまさか、クゥあぁぁー、書かない方がいいですね。哀川翔VS竹内力。竹内力が悪役の表情に徹していた分、刑事哀川翔が人間味のある演技で想像以上に格好いいが、ラストであんなことが起こせるのは竹内力以外に考えられないわけで、それだけの凄みが竹内力には備わっているということだ。とにかく必見!と僕も言わさせていただきます。

posted on 2000/12/08
アンドロメディア
CINEMA

アンドロメディア

監督:三池崇史
[ 1998年 日本 ]
話題の三池崇史が過去に撮ったアイドル映画。メインにSPEED、サブにDA PUMPという布陣。このいたしかたないキャスティングではあっても、しっかりアイドルたちを引き立たせた立派におもしろい映画だった。ファン以外の一般の目で観ても楽しめるという点で、さすがだなと思う。ファンタジーが強すぎて、僕は泣くには至らなかったけど、ストーリーをまとめてラストは美しく感動的。もちろん、角川映画ではありません。

posted on 2000/11/24

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