石野卓球カラオケリサイタル [ 2004.04.04. タワーレコード渋谷店 STAGE ONE ]
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石野卓球カラオケリサイタル [ 2004.04.04. タワーレコード渋谷店 STAGE ONE ]

インストアイベントをやれば確実にここのお店で400枚は売れるという営業話に乗って催された石野卓球カラオケリサイタル。CD買ってくれたとはいえ、タダなんだから何も期待するな、ただの余興だから終わってから文句を言わないように、伝説とか生まれないから、と念を押しまくって始まったものの、異色の空気に包まれてステージに立ってしまっている状況が生んだ、卓球の芸人としてのカラーが濃厚に放出された、それはそれは楽しくて幸福な体験となったのでした。JOYSOUNDが提供するカラオケにのって歌を披露していく合間に、アメちゃん、ノベルティライター、特製ゴザといったプレゼントコーナーや水の音、雷の音といったアンビエントのコーナーで場をつなぎ、シャンペン一本空けてしまう酒の勢いでもって駆け抜けていくショータイム。歌はどれも恥ずかしがりながらも熱唱で、今日のイチ押し「俺は絶対テクニシャン」は歌いたくてもカラオケになかったがために、わざわざ自分で作ってきたという念の入れよう。日本最高学歴ミュージシャンと紹介して歌った小沢健二の歌では「仔猫ちゃ〜ん!!」と絶叫。オープニングこそ新作からのシングル「THE RISING SUNS」のPVを流したものの、新作と全く関係ないことをイベントでやってくれる卓球が大好きだ。

set list
1.LET'S DANCE(DAVID BOWIE) 2.俺は絶対テクニシャン(ビートたけし)  3.DE DO DO DO, DE DA DA DA/日本語バージョン(THE POLICE) 4.シティ・コネクション/アカペラ(エマニエル坊や) 5.Mr.BOO! インベーダー作戦(サミュエル・ホイ) 6.ぼくらが旅に出る理由(小沢健二)
encore
7.俺は絶対テクニシャン(ビートたけし)
posted on 2004/04/07
TITLE#1 / 石野卓球
ALBUM

TITLE#1 / 石野卓球

電気のベストアルバム発売と同じタイミングでリリースとなった卓球のソロアルバム。電気をとりあえず活動停止してから意外と時間が経過してしまっているが、その間のソロ活動の集大成をまとめてリリースする運びとなった第一弾アルバムだ。卓球自身も語っているように、確かに夜のアルバムという印象を受ける。ハイテンションのパーティー仕様ではなく、ひとり部屋でしっくり馴染むやさしい感触。「XTHC」という曲があるほど、ニューウェーブ寄りのサウンドがかなり効いていて、とても気に入っております。

posted on 2004/04/02
STEREO NIGHTS / 石野卓球
SINGLE

STEREO NIGHTS / 石野卓球

いきなりスコーンと抜けちゃってる感じがするほどドリーミーなエレクトロポップでびっくり。電気の『イルボン2000』が売れなかったことへの嘆きなのかヤケなのか、そういう気もしないでもないが、トラックの完成度はさすがであります。ロシアの有名なエル・リシツキー「USSR」をパロったジャケットも元が元だけにインパクトがあって素晴らしいです。

posted on 2001/04/08

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