朝霧JAM [ 2003.09.27-28. 朝霧高原アリーナ ]
LIVE

朝霧JAM [ 2003.09.27-28. 朝霧高原アリーナ ]

前日の報道で噴気を観測したことが明らかになった、いよいよやばいぞ富士山の麓、静岡県朝霧高原で開催された朝霧JAM。3回目の開催となる今年、某氏の呼び掛けにより初参加とあいなりまして、いろいろと紆余曲折があったみたいですが、5名が集結。全員素人参加なので、キャンプはせずに近くの温泉宿に宿泊というインドア志向プランにて、のんびり楽しんだ2日間でした。

■第1日:POLARIS、EGO-WRAPPIN’、東京スカパラダイスオーケストラ、THE SKATALITES、TELEVISION、JAMES HOLROYD、THE CHEMICAL BROTHERS
駐車場に車を止めて、1時間ほどバスを待ち、会場に到着したのが丁度2時のポラリス出演時間。ひとまず陣地のシートを敷いて、富士宮の焼きそばとビールを食す。焼きそばはソースより塩のほうが旨かった。天気も良く、ステージ後方に空が広がり、見事なロケーション。クラムボンの原田郁子がキーボードで参加したこの日のポラリスではあったが、結局一度もステージ前まで足を運ばず、ダラダラと聴き過ごしたのだった。朝霧JAMとは、そういうノリのものなのだ。音は十分聞こえるし、あとは勝手気ままに過ごせばいいだけ。この1ステージ+DJフィールドというスケールが、フジロックのようにあちこちステージを移動するのが正直得意でないウチらにとって、まさにベストな環境。そんなわけで差し入れのコッポラ印ワイン(旨い。某氏も絶賛してました)を飲んだりしながら、エゴラッピンも適当に過ごしたのでした。続くスカパラの途中でようやくステージ前へ。燃える30代は黒いスーツで熱く楽しませてくれました。フィッシュマンズ欣ちゃんのドラムは上半身が小刻みに揺れる様にグッときてしまう。「銀河と迷路」で歌唱も披露。とてもよかった。夕暮れ、会場入りしたときの快晴からすっかり変貌した暗い雲に覆われる。そして小さな雨。気温も低下。山の天気をナメてはいけない、というセリフが何度も飛び交う素人チーム。そんな状況下に始まったスカタライツで、不思議とみんな熟睡。ライブの音は子守唄なのか。途中寒くなったので、地元のものらしいなんとか鍋を食べる。旨い。去年のフジでも観たスカタライツ。意外と言ってはなんだが、物凄い盛り上がりだった。フリーダ〜ム!のカウントダウンも大受けでした。このスカの流れから出て来ざるを得ないテレビジョンはちょっと場違いだったか、狙ってたかのようにスカスカな状況は可哀相だったなぁ。応援に駆けつけたものの、途中でステージ前をあっさりと離れ、「マーキー・ムーン」が鳴っているときには既に屋台を物色してたわけですが、往年の曲が聴けたのは素直に嬉しかったです。本日の最後はDJタイム。ひとり最初につなぎで出てきて、ケミカルにバトンタッチ。ケミカルといってもDJなので、特に期待することはなく、その通りって感じ。持ち曲の元ネタを挟みはするのだが、それなら持ち曲かけろよと思ってしまうもの。やはりDJはテクノのタイプではなく、スクラッチバリバリのヒップホップDJの方が面白い。そんなこんなで10時半で切り上げて、一路、宿へと向かう。温泉に浸かって疲れを癒し、その後は小さく酒盛り。某氏からコブラが入った蛇酒を譲り受ける。ありがとう。

■第2日:陣馬の滝太鼓、DONAVON FRANKENREITER BAND、DOUBLE FAMOUS、曽我部恵一、JACK JOHNSON、TONY ALLEN
快晴。朝風呂から富士山という景色が素晴らしい。朝食後、宿の近くの観光名所らしい白糸の滝へ散歩。これが思ったより随分スケールのある滝で感動。やたらと清々しい気持ちになれました。そんなマイナスイオンに包まれた勢いで、10時の滝太鼓に間に合わせるべく会場へ出発。しかし、シャトルバスで事件が起こった。駐車場で三重駐車をした客が乗車していることが発覚し、挟まれた車が移動できないという。スタッフが車の移動を求めるも、なんかブツくさ言いながらバスを降りたカップルに、バス発車後ブーイング炸裂。そんなすったもんだのおかげで10時10分頃に到着してしまい、時既に遅し。滝太鼓のパフォーマンスは予想より遥かに短かったようで終わってしまっていたのだ。残念。しばらく間があいて、ドナボンなんたらバンド登場。ジミヘンのアメリカ国歌という派手派手しい登場曲ではあったものの、彼ら自体はアコースティックギター+ドラムというジャック・ジョンソンを彷彿とさせるタイプ。快晴の野外には丁度よかったかも。最後はボニー・ピンクがゲストで出てきて大盛り上がり。CD、Tシャツ購入者にサイン会やるよ〜!の呼びかけが功を奏し、ライブ終了後は売り場に長蛇の列が。プロモーションは大成功だったようだ。お次のダブル・フェイマスも演奏するには最高の時間帯だったのではないだろうか。富士山見えてるし、マッタリ目に気持ち良く聴かせてくれました。これまた最後にゲストが登場。アルバムで共演したエゴの中納良恵が元気いっぱい歌ってくれましたよ。ほとんど昼寝状態で過ごしてきたので、曽我部恵一をステージ前で観戦。ソロライブを観るのはこれが初めて。今回のメンツの中では唯一まっとうなギターロックだったわけで、なかなかに良かったです。「ありがとう」「気持ちいい」「最高」を連発してニッコニコの曽我部恵一。歌がやたら巧く聞こえました。本日の締めはジャック・ジョンソン。2枚のヒットアルバムまんまの歌世界を堪能。3人のバンド演奏も素晴らしく良かったです。プロサーファーとしての名声がありながら、このようにギターが弾けて歌も唄えるなんて、丘サーファーの代表のような我々チームからすれば敵であるわけで、中途半端な音楽であろうものならボロクソ言ってるところだけど、ジャック・ジョンソンの音楽はウチらを黙らせるだけの説得力はありますね。ジャックの勝ち。そんなところで、最後トニー・アレンは観ずにジャック・ジョンソンを聴きながら帰りのバスに乗り込んで、我々の朝霧JAMは終了した。帰り道、東名高速の渋滞30キロに萎えながらも、車に帽子を置き忘れながらも、無事に帰宅。お疲れ様でした〜。今回、初めてだったものの、MAX7999人の朝霧JAMはとても楽しかったです。抜群のロケーションと快適なゆるさが実に良かった。街おこしとして地元も一生懸命やりながら楽しんでる様子だったのも、印象深い。一回きりのワールドカップやオリンピックを呼ぶのより、こういう新しい形のイベントが地方で根付いていくことの方が、絶対に有益だろう。あとはやっぱり天気の良さ。野外イベントで雨だけは絶対に避けたいものです。

posted on 2003/10/09
FUJI ROCK FESTIVAL ’02(第2日&第3日) [ 2002.07.27-28. 苗場スキー場 ]
LIVE

FUJI ROCK FESTIVAL ’02(第2日&第3日) [ 2002.07.27-28. 苗場スキー場 ]

昨年度の野宿して朝帰りという強行スケジュールの失敗を反省し、今年は民宿を予約して行ったため格段に気持ちの余裕が増しすぎてダラけまくったフジロック。だからこそ楽しかったんだということを強調したいけど、振り返ってみてほとんどまともにライブ観てなかったことに気付いて苦笑いしたりなんかして。まあでもフジロックとはそんなものだということが今回の二日間でよくわかったわけだし、特別ライブばかり観てなくても十分なほど「僕ら半分夢の中」なロングシーズン状態で開き直れる空間なんですよね。

■7月27日 土曜日
渋さ知らズオーケストラ – green stage
越後湯沢駅近所の民宿に荷物を置いて、既に長蛇の列となっているシャトルバス待ちに耐え、会場に到着したのはお昼の12時をまわったあたり。携帯電話は今年も機能しないことを確認。事前に待ち合わせを決めておくべきでした。会えなかったみなさんごめんなさい。ひとまずタイカレーで腹ごしらえをしてグリーンステージ方面へ。ちなみに渋さはシャトルバスから一瞬だけグリーンステージが見えたときに50人くらいステージに人がいるのが点で見えただけです。悪しからず。

LOVE PSYCHEDELICO – green stage
アルバムが出たときに渋谷でかかりまくっていた知っている曲などが演奏されていました。日本語と英語混じりの歌詞と覚えやすいメロディという、何度聴いてもサザンオールスターズみたいと思わずにはいられません。桑田佳祐が歌ってても何の違和感もないような。3曲くらい聴いて、奥地へ移動。

The Skatalites – field of heaven
この日のお目当てのひとつ。いわゆるジャマイカのスカの元祖というべき存在でその大昔には若き日のボブ・マーリィとのレコードも残されているスカタライツのみなさん。60年代に活動してた人たちということで、フジの暑さに今日のステージで死んでもおかしくない高齢者なので、今回観ることができて本当に良かった! それでも既に何名かは他界しているので、かつての楽団のような大人数と比べると再結成後のスカタライツは随分人数が少なかったです。ただそれでも演奏は驚くべき肺活量で楽しい音楽を美しい音色で響かせていました。元気に弾けてる姿もステキでしたよ。

☆Jude – white stage
しばらくアバロン・フィールド近くの木陰で休んだ後、通りすがりと隣りの小川で手を冷やしたりしてたときに聞こえてただけですが、「ガソリンの揺れ方」がちょっと懐かしかったです。ここ最近、いろんな名前で活動してきたベンジーですが、単に飽きっぽいだけなのか、バンドがビッグな存在になるのを避けてるのか、しっくりくるスタイルが見つからないのか、ブランキー解散以降、ライブは相変わらず好きみたいだけど、活動形態が落ち着かないのが少し気になります。

井上陽水 – green stage
屋台エリアで休んでいたら「傘がない」が聞こえてきてグリーンへ。しばし初めて耳にする陽水さんの生の歌声に聞き入っていたら「リバーサイドホテル」のイントロが! やはりこの手の大御所はフェスティバルに映える存在感がありますね。中学の頃、当時そこまで好きではなかったけど、陽水さんのベスト盤を買って聴いてたことを思い出してしまいました。予定があって途中で移動しちゃったので、また機会があればじっくり観てみたい。「氷の世界」もやってたのかぁー。

The White Stripes – red marquee
話題の姉弟ふたりバンド。勢いを感じさせつつも表現の限界も同時に感じられ、数曲で退場してしまった。ブルースロックにしては佇まいはとってもクールでした。

Pet Shop Boys – green stage
文句無く最高だったのが、このペットショップボーイズ。ロックバンド形態だったためエレポップにかかわらずライブサウンドが重厚なつくりで夜のロックフェスにもってこいの雰囲気を生み出してくれた。知らず知らず耳にしていたヒットソングのオンパレードで僕もまわりもノリノリの大騒ぎ! 絶頂でひとつになった今年のフジロックのベストアクト。ダンシンデスコ! 楽しかった!

☆Sonic Youth – white stage
この日の最後は満を持してのソニックユース。ジム・オルーク加入後に観るのは初めてだったし、最新作が良かっただけに楽しみにしていた今回のライブですが、これほどまともなのも珍しいと思うくらいロックでソニックユースでした。やはりソニックスがソニックスそのものをやると最強にカッコいいということが改めてわかりましたね。キム・ゴードンがミニスカで跳ぶは回るは気合入ってたのには驚き。ジムはナルシスト全開で派手にロックスターみたくギター&ベースを弾きまくってたけど、さすがに上手いと思った。全員が大ベテランのテクニシャンだから横道にそれがちなんだろうけど、この日のステージは本当にまっすぐで素晴らしかったです。

無事に観たかったライブを消化して終了した土曜日のプログラム。しかし、このあとの湯沢駅へのバスで立たされるという酷い仕打ちはこの疲れた身体には辛すぎた。30分強の大試練。天国と地獄の分かれ目で運悪く地獄を強制されたことを思えば、来年は少なくとも苗場近郊で宿を確保したいと願わずにはいられない。フロに入り、宿の布団で寝れる幸せを感じつつ消灯。

■7月28日 日曜日
不思議と早起きしちゃって、体力もほぼ回復。足の裏の樹液シートのベタベタ樹液を落として、いざ出発。バスの待ちも少なくてよかったけど、椅子には座れず連敗。つらいのがわかっているだけに、堂々と床に座る。会場に運ばれて電話を試すもこの日もダメみたい。タイラーメンを食って、フィールド・オブ・ヘブンへ向かう。

Polaris – field of heaven
開演前に本人たちの演奏が始まって一曲終わるなり「リハでしたー」と一言。その後の本番ではダビーな残響を効かせつつ、苗場の青空の下、とても気持ち良く聴くことができました。ライブだと曲が余計にかなり長くなってしまうのが、ちょっと気になるところ。

The Sonic Youth Experimental Noise Improvisational – field of heaven
森林の中で休憩中に音だけ聴くというか、聞こえた。昨夜の本気のがんばりもこの日の余興があるためか? まともに聴いてもしょうがないようなノイズ、雑音ですよ。わけわかんねぇ。こういうのも本当に好きなんだろうけど、見せるようなものじゃないと思うんだけど。

元ちとせ – field of heaven
同じく森林の中で休憩中に音だけ聞こえた。彼女は観に行ってもよかったと思うんだけど、なんとなく動くのがイヤでゴメンナサイ。シュガーキューブスの「BIRTHDAY」やってましたよ。懐かしいですね。そういえばシュガーキューブスのアイナーって、いまどうしてるのでしょう?

ザ・ハイロウズ – green stage
ヒロト見たさにちょっとだけハイロウズへ。「相談天国」「ミサイルマン」と懐かしの曲に喜ぶ。ズボン下ろしてたけど、遠すぎてよく見えなかった。終了後は屋台エリアの苗場食堂の裏側の木陰で3時間ばかしダラダラ過ごす。ビールにフローズンカクテル、サワーなどでノドを潤し、野菜カレーや焼き鳥、カラアゲなどで腹を満たす小宴会。

Doves – red marquee
ベースキャンプを利用させてもらうつもりだったのに連絡が取れないままだった某氏から電話が入り、氏との昨年サマーソニック以来の再会を果たす。出会い頭、氏のVサインにちょっと動揺するも、なんとかその他の仲間のみなさんともごあいさつ&記念撮影。で、ダヴズですが、異様なほどお客さんが盛りあがっていてビックリ。セカンドアルバムを全く聴いてないので、ファーストの曲には僕も大喜び! やっぱファーストの方が渋くて好きだな。年の割にはみんな元気でした。最後のダサめなデスコチューンもよかったです。さすが元SUB SUBのおマンチェ組!

Jane’s Addiction – green stage
ついに初来日を果たしたジェーンズ・アディクション。登場するなり宝塚チックなハデハデ衣装でワインをラッパ飲みして妖しい笑顔をふりまくペリー・ファレルのショーマンとしての姿勢はスバラシイ! これが見れただけで満足です。

Red Hot Chili Peppers – green stage
記念すべき大嵐に破壊された第一回フジロック大会のリベンジマッチという今回の大トリ。雲のような霧のようなものが立ちこめる危うい雰囲気ではあったけれど、最後まで天気が崩れること無く、見事にそのステージを務め上げたレッチリ選手。風が出てたため多少音が流されたりもしたけど、パフォーマンスとかも関係無く、その立ち姿に感動してしまっていたような、小さく寄り集まってお互い顔を見合わせて演奏しているシーンが本当に素敵だったけど、このバンドの結束こそレッチリのすべてなわけで、観ていて本当に幸福感が伝わってきましたよ。ジョージ・クリントンの嬉しすぎる乱入もあって、最後の「Freaky Styley」〜「Give It Away」は会場中が空前の盛りあがりに! アンコールでの「Under The Bridge」ではジョンがステージ脇に腰掛けてギターイントロをスポットライトを浴びながら弾いたのがとても印象的でした。最後は「Me & My Friends」で派手派手しくステージを去る。否が応にも感動してしまって、ロックな生き様を見せつけてくれた本当に素晴らしいライブでした。

そんなわけで全日程が終了。帰りのバスはなんとか座れて、スッキリした気持ちで苗場を去ることができました。天気も良かったし、楽しい楽しいフジロックでした。みなさん本当にどうもありがとう。チケット代が下がることを期待しつつ、また来年も狙ってみます。

井上陽水 set list
1.傘がない 2.夕立 3.アジアの純真 4.コーヒールンバ 5.リバーサイドホテル 6.嘘つきダイヤモンド 7.飾りじゃないのよ涙は 8.少年時代 9.My House 10.氷の世界 11.最後のニュース

Pet Shop Boys set list
1.HOME AND DRY 2.BEING BORING 3.LOVE COMES QUICKLY 4.I GET ALONG 5.DRUNK 6.DOMINO DANCING 7.NEW YORK CITY BOY 8.ALWAYS ON MY MIND 9.SEXY NORTHERNER 10.WHERE THE STREETS HAVE NO NAME (I CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU) 11.BIRTHDAY BOY 12.WEST END GIRLS 13.LOVE IS A CATASTROPHE 14.GO WEST
encore
15.LEFT TO MY OWN DEVICES 16.IT'S A SIN

Sonic Youth set list
1.COTTON CROWN 2.BULL IN THE HEATHER 3.THE EMPTY PAGE 4.RAIN ON TIN 5.ERIC'S TRIP 6.PLASTIC SUN 7.RADICAL ADULTS LICK GODHEAD STYLE 8.KISSABILITY 9.DRUNKEN BUTTERFLY 10.KAREN REVISITED 11.SYMPATHY FOR THE STRAWBERRY 12.CANDLE 13.KOOL THING
encore
14.DISCONNECTION NOTICE 15.SILVER ROCKET

Polaris set list
0.瞬間 1.Slow Motion 2.星と願うなら 3.4:30am 4.光と影

Doves set list
1.POUNDING 2.THERE GOES THE FEAR 3.SEA SONG 4.WORDS 5.N.Y. 6.SATELLITES 7.CATCH THE SUN 8.THE CEDAR ROOM 9.HERE IT COMES 10.SPACE FACE

Red Hot Chili Peppers set list
1.BY THE WAY 2.SCAR TISSUE 3.AROUND THE WORLD 4.UNIVERSALLY SPEAKING 5.OTHERSIDE 6.THE ZEPHYR SONG 7.CAN'T STOP 8.PARALLEL UNIVERSE 9.DON'T FORGET ME 10.RIGHT ON TIME 11.THROW AWAY YOUR TELEVISION 12.I COULD HAVE LIED 13.VENICE QUEEN 14.CALIFORNICATION 15.BOTH SIDES NOW (John Frusciante solo) 16.FREAKY STYLEY 17.GIVE IT AWAY
encore
18.UNDER THE BRIDGE 19.ME AND MY FRIENDS
posted on 2002/08/04
LOVERS ROCK “FAMILY SONG” [ 2002.02.11. 新宿リキッドルーム ]
LIVE

LOVERS ROCK “FAMILY SONG” [ 2002.02.11. 新宿リキッドルーム ]

出演:POLARIS、NATHALLIE WISE、special guest 永積タカシ
SPECIAL GUEST DJ:渡辺俊美
結論から言えば、フィッシュマンズとソウルセットは巨大すぎる存在なんだなということが、この日改めてわかったように思う。前身バンドと比較されてしまうことは非常につらいことだろうと思うけど、ポラリスには「光と影」という大名曲が出来ている以上、逃げずに戦って欲しい。おそらく日本で最高レベルの音とリズムを表現し得るプレイヤーがいるだけに、全てはオオヤユウスケにかかっているのかもしれない。ライブはとても気持ちのいいものだったが、手放しで絶賛するにはまだまだ早い、そんな状態。長い目で見守っていきましょう。ナタリーワイズはダメってわけじゃないけど、個人的には好きになれないというか、とにかくもどかしかったし、立って観てるのがつらかった。ビッケも座ったままで、無理やり自分を抑え込んでいるように思えて、その反動はいつかソウルセットで爆発してくれるのか? 頼むぞビッケ! そして、この日のおスペだった永積タカシはスーパー・バター・ドッグからひとりで登場。高野寛つながりで中村一義じゃないかと少しだけ期待してたけど、こっちでした。バター犬は全く聴いたことなかったのだけど、随分と渋い拓郎チックな歌を唄うんだなぁと思った。

posted on 2002/02/12
POLARIS / POLARIS
ALBUM

POLARIS / POLARIS

フィッシュマンズのベーシストだった柏原譲が男達の本当の別れから、ついに本格始動ということで注目も大きいポラリス。オオヤユウスケをフロントに据え、ドラムの坂田学とともに三人体制で発射したポラリスの第一弾は期待を遥かに上回る胸を打たれる内容になっている。そしてこの気持ち良さよ。録音とMIXはZAKが担当。「光と影」はいきなりの大名曲となった。

posted on 2001/12/11

PAGE TOP