エブリバディ・フェイマス!
CINEMA

エブリバディ・フェイマス!

監督:ドミニク・デリュデレ
IEDEREEN BEROEMD! [ 2000年 ベルギー、フランス、オランダ ]
歌手になって大スターになることを憧れる冴えない娘と、その夢を叶えようと娘の才能を本気で信じて奮闘する冴えない父親のシケた物語のように最初は思えるだろう。しかし、父親の勤めていた工場が不況で閉鎖になったあたりから、おもしろい方向へその親父が大暴走! ヤケクソな立場だといえ、偶然出会ったとてもきれいな大スターの女性歌手を誘拐してしまうのだ。ここまでやれたらステージパパとして立派と認めるしかないだろう。娘が歌う「ラッキー・マヌエロ」という曲があるのだけど、これが親父が作った自我自賛なものだけになかなか良くはないのだが、観終わっても妙に耳に残るんだな。ものまねのど自慢大会のマイケル・ジャクソンが絶妙に決めてたのがナイス。

posted on 2003/06/26

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