僕たちのアナ・バナナ
監督:エドワード・ノートン
KEEPING THE FAITH [ 2000年 アメリカ ]
ハッピー・エンディングな良質のラブ・コメディ。それ以上でも以下でもないが、個人的にはこの手のものが大好きだったりする。恋に飢えていながら、映画で現実逃避をしている臆病者なのだ。今作は男性的観点から描かれているので、親友同士のベン・スティラーとエドワード・ノートンの役は非常に深みのあるものだったと思う。だからこそ彼らに比べると、ジェナ・エルフマンの役が薄いというのは否めないが、彼女の存在感はしっかり映画の印象に焼きついた立派なものだった。テレビの『ダーマ&グレッグ』とは全く違う、一切ボケ無し、しっかり者のキャリア・ウーマンだったのが新鮮に思えたのかも。
posted on 2000/11/05