ハイ・フィデリティ
監督:スティーブン・フリアーズ
HIGH FIDELITY [ 2000年 アメリカ ]
「失恋するから音楽を聴くのか。音楽を聴くから失恋するのか。」とはこの映画につけられたよくできたコピーである。当然ながら客観視できるわけもなく、なんとなくハッピーエンドで終わったのが良かったのかどうなのか。あの状況でヨリが戻るのは不思議でしょうがないが、階級の違ってしまっているキャサリン・ゼタ・ジョーンズを最低と思う気持ちや、一本入魂のテープ作りで他人の詞に自分の思いを託すところなど、大肯定できる場面がやはりほとんどだったりして。陰気な音楽ファンというのは、どうしてこうも難しい人種なんだろうね、まったく・・・。わかってくれるかなぁ、わかってほしいなぁ、わかってもらえないと困るなぁ、と思うのであります。♪High Fidelity・・・。
posted on 2001/09/25