U-571
監督:ジョナサン・モストウ
U-571 [ 2000年 アメリカ ]
ベルリンだったか映画祭に招待され、その場の記者会見においてロシアの原潜事故への哀悼の意を毅然と語ったハーベイ・カイテルは猛烈にかっこ良くみえた。彼の存在は映画をより深く引き締まった意味あるものにしていたように思う。第二次大戦中のドイツ潜水艦を舞台にした戦争映画として、その迫力とスケール十分な映像は、さっすがハリウッドと感心しきり。話の展開がやや走りすぎかと思えるが、鑑賞に堪えうる立派なエンターテインメント作品として評価したい。
posted on 2000/10/12