RICHARD ASHCROFT [ 2000.10.22. 五反田ゆうぽうと簡易保険ホール ]
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RICHARD ASHCROFT [ 2000.10.22. 五反田ゆうぽうと簡易保険ホール ]

良くも悪くもまとまりすぎな印象だった。ソロになってしまったリチャードではあれど、あの声にはやはり独特の存在感があり、やっと聴けた生の歌声には十分堪能することができたと思う。しかし、セットの約半分は占めていたヴァ−ヴの曲において感じられるのは、ニック・マッケヴの決定的な不在であった。ヴァーヴというバンドは、リチャードの狂気という面がどうしても前面に見えてしまうが、ニックのギター・グルーヴなしにはあれほどのカオスは生まれないわけで、結局は仲違いに終わってしまったものの、ニックとリチャードの緊張関係が相当な相乗効果を発揮していたことは間違いない事実なのだ。今日のステージでは明らかにソロ作からの曲のほうが良かったのに、「A SONG FOR THE LOVERS」を演奏せず、やりすぎなまでヴァーヴの曲を演るっていうのは、まだバンドに未練があるとしか思えない。リチャードが再度ニックを迎えいれて、ヴァーヴが再結成されることがあってもおかしくはないだろう。『A NORTHERN SOUL』のタイミングでヴァーヴは一度観たかったな。

set list
1.BRAVE NEW WORLD 2.SPACE AND TIME 3.I GET MY BEAT 4.SONNET 5.C'MON PEOPLE 6.MONEY TO BURN 7.ON A BEACH 8.LUCKY MAN 9.YOU ON MY MIND IN MY SLEEP 10.THE DRUGS DON'T WORK 11.NEW YORK
encore
12.HISTORY 13.BITTER SWEET SYMPHONY
posted on 2000/10/22

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