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ボヘミアン・ラプソディ

CINEMA

ボヘミアン・ラプソディ

Bohemian Rhapsody
監督:ブライアン・シンガー
2018年 アメリカ

平日昼間でもお客さんいっぱいのTOHOシネマズ六本木ヒルズにて、まだ観てなかった『ボヘミアン・ラプソディ』を応援上映で鑑賞。監督はブライアン・シンガー(ただし撮影終盤に降板している)。製作にはブライアン・メイやロジャー・テイラーも入っており、まさにクイーンお墨付きの作品となっている。最後20分のライブエイド再現シーンは無条件でダダ泣き。映画がライブエイドで終わるがための改変には何の不満もなし。フレディがエイズで召される運命ながら、稀代のロックボーカリスト&パフォーマーとして圧倒的なカリスマを誇っていたこと、そしてクイーンというバンドの絆は存分に表現されていたと思う。俳優たちの本家への寄せ方も天晴お見事!
映画の構成はオアシスのドキュメント映画『オアシス:スーパーソニック』に似ていたようにも思う。無名時代の母体のバンドに天才的才能を持ったメンバーが加わることから始まり、ロックフィールド・スタジオが出てきて傑作を作ったり、ラストがバンドにとって歴史的なライブシーンという。どちらもUKが誇る超がつくメガバンドだったし。
今回初めて体験した応援上映は思ったより静かな印象。ただ、劇中流れる曲に英詞がついていっしょに口ずさめるので、よりエモーショナルな気持ちになれたように思えます。「伝説のチャンピオン」の「I Thank You All」のところで拍手したのは僕だけだったけど、最後は大きな拍手で終わって気持ちよかったです。