

小沢健二 月と街のAidade 2026.05.14. SGCホール有明
何度も何度も過去に落とし前をつけようと、生々しく、痛々しく、面白おかしく、めくるめく葛藤と共にトライしてきたと思うけど、今回のツアー『月と街のAidade』はまさに決定版といえるのではないだろうか。舞台芸術の表現として、練りに練られた凄さ。魂の録音物に限らず、心のうちにしまった記憶や感情に至る、膨大なオザケンアーカイブを表出してみせた現在の小沢健二の強さに、心から感激した。


ひつじ探偵団
The Sheep Detectives
監督:カイル・バルダ
2026年 アメリカ・イギリス
推理モノのあるあるに即して真犯人を探し求めるのは、ヒュー・ジャックマンに愛された饒舌な羊たち。パッと見ドタバタしそうなところも、ショーンの領域には踏み込まない粋な逸品。


ダリ!!!!!!
Daaaaaalí!
監督:カンタン・デュピュー
2023年 フランス
カンタン・デュピューとダリのマッチング! ダリに取材する女性がひたすら翻弄され、ここぞとばかりシュールに振り切る! もしものコーナーの如く、5人の俳優がダリを演じ、夢と現実、そもそも現実全無視の世界。音楽はダフト・パンクのトーマ・バンガルテル。「本物の偽伝記映画」という評に、無茶苦茶で最高だったケン・ラッセル『超能力者 ユリ・ゲラー』を想起させる。


北里彰久 TOKYO M.A.P.S STUTS EDITION 2026.05.03. 六本木ヒルズアリーナ
シンプルに彼の声とガットギターの弾き語りの心地良さ。NOKKO「人魚」のカバーで歌の上手さが更に際立つ。終盤にイベントの冠アーティストSTUTS登場。9年前だと話していたけど、Alfred Beach Sandal + STUTS名義のミニアルバム『ABS+STUTS』は大名盤だと思う。
1. 子午線
2. オアシスのまばたき
3. 口笛吹き
4. Swallow
5. 人魚
6. Horizon
7. Daylight Avenue (with STUTS)
8. April Child (with STUTS)


ポール・マッカートニー:マン・オン・ザ・ラン
Man on the Run
監督:モーガン・ネビル
2025年 イギリス・アメリカ
ポール自身の語りを中心に綴られる、ビートルズ崩壊後のソロキャリアと生き様。日本での逮捕劇を事前のダメダメなリハーサルの様子も含めてしっかり語っているのが一番印象深かった。ジョンとの関係に関するポールの言葉とともにショーン・レノンの話が入っているのも重要なポイントだと思う。
![aespa 2026 aespa LIVE TOUR – SYNK : aeXIS LINE – in JAPAN [SPECIAL EDITION DOME TOUR] 2026.04.25. 東京ドーム](https://open-air.ot9000.com/wp/wp-content/uploads/2026/04/live02114.jpg)

aespa 2026 aespa LIVE TOUR – SYNK : aeXIS LINE – in JAPAN [SPECIAL EDITION DOME TOUR] 2026.04.25. 東京ドーム
世界がときめく磨き抜かれたトップアイドルたる御姿の神々しさ!4人とも楽しそうに輝きまくってて最高!ただ音は2年前の方が良かったような…。もっとパンチのある迫力の効いたサウンドでブチ上げて欲しかった。「ZOOM ZOOM」あたりから怒涛の終盤が衣装もパフォーマンスも最強だった!!!
1. Armageddon
2. ATTITUDE
3. Kill It
4. Drift
5. Dirty Work
6. GOOD STUFF (Karina solo)
7. Ketchup and Lemonade (Ningning solo)
8. BLUE (Winter solo, Japanese ver.)
9. Tornado (Giselle solo)
10. Serenade (Karina & Winter)
11. Lollipop (Giselle & Ningning)
12. In Halo
13. Count on Me
14. Hot Air Balloon
15. Bubble
16. ZOOM ZOOM
17. Rich Man
18. Next Level
19. Supernova
20. Whiplash
21. Girls
encore
22. Sun and Moon
23. Live My Life
24. To the Girls


Eddie Vedder An Evening With Eddie Vedder Japan Twenty-Twenty Six 2026.04.20. 東京ガーデンシアター
長年の夢だったエディ・ヴェダーを浴びた。ただ日本に来てなかっただけで、場数が違う。圧倒的ヴォーカリゼーション!圧倒的パッション!圧倒的サービス!1曲ごとに沸きまくる聴衆!客席練り歩き村田沙耶香の本を配るカラオケリサイタルコーナーまで、ある意味パールジャムより貴重なソロ公演。超絶最高だった!!!!!
1. Brain Damage (Pink Floyd cover)
2. Sometimes
3. Keep Me in Your Heart (Warren Zevon cover)
4. Elderly Woman Behind the Counter in a Small Town
5. You’ve Got to Hide Your Love Away (The Beatles cover)
6. Parting Ways
7. Wishlist
8. I Am Mine
9. No Ceiling
10. Far Behind
11. Rise
12. Better Man
13. Save It for Later (The Beat cover)
14. Immortality
15. Just Breathe
16. Corduroy
17. Song of Good Hope (Glen Hansard cover)
18. Long Way
19. Lukin
20. Porch
encore 1
21. I Won’t Back Down (Tom Petty cover)
22. Hard Sun (Indio cover)
encore 2
23. Forever Young (Bob Dylan cover)
24. Rockin’ in the Free World (Neil Young cover)


TAMTAM / Kan Sano TAKANAWA GATEWAY SPECIAL LIVE 2026.04.18. 高輪ゲートウェイ駅前 Gateway Park
屋外での環境でもめっちゃ気持ちよかったTAMTAM。最後にフィッシュマンズを歌ったKan Sano。ライブにしては小さくて細いスピーカーなのに驚くほど音が良くて、「Danley Sound Labs」という世界最高レベルのサウンドシステムが入っていたらしい。


マーティ・シュプリーム 世界をつかめ
Marty Supreme
監督:ジョシュ・サフディ
2025年 アメリカ
自信・自己評価・野心過剰で、責任からは逃げ続け、周囲を振り回し続けるティモシー・シャラメの役柄が、呆れながらも笑って飽きずに観れてしまう。なんというか観ていてパンプキンポテトフライの谷が頭の中でチラつく、そんな映画だった。泣いてんじゃねえよ、と思ったけど、最後の表情は真実だと思う。日本のシーンは上野公園の水上音楽堂だったみたい。映画で印象的に使われる「Change」「Everybody Wants To Rule The World」。TEARS FOR FEARSは2010年にシンガポールに行ったタイミングで観てるけど、また観たいと思った。


しあわせな選択
어쩔수가없다
No Other Choice
監督:パク・チャヌク
2025年 韓国
製紙工場をリストラされた男の物語で、新たなるパク・チャヌクの復讐劇かと思ったら、全然違った。監督とは『JSA』以来のイ・ビョンホンだけど、ずっと何がしたいんだか動機が途中まで分からず、シュールなことばかりで、観ていてだんだん麻痺してくる変な映画だった。
