

罪人たち
Sinners
監督:ライアン・クーグラー
2025年 アメリカ
ブルースと悪魔。対立と結合。ブッ飛んだ快楽的面白さ。『クロスロード』とか『ヘアスプレー』とか、エルヴィス・プレスリーの少年時代とかを思い浮かべながら、最終的にいちばん近いと思ったのが『デビルマン』だった。永井豪は偉大だ。


万事快調〈オール・グリーンズ〉
監督:児山隆
2026年 日本
最高に面白い、最高にけしからん、最高の女優チームが輝く、最高の映画だった!!! 南沙良・出口夏希・吉田美月喜に対する、安藤裕子の異様な闇オーラも凄かった。児山隆監督は長編2作目だけど、ショーン・ベイカーに通じる大きな才能を感じる。


ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ
監督:阪元裕吾
2024年 日本
わたくしの、そして髙石あかりの地元、宮崎でのオールロケで、知ってる景色が色々出てくる楽しさを差し引いたとしても、今作は映画・ドラマシリーズを通じてに限らず、阪元裕吾監督作としてベストだと思う。孤独で不器用なキャラクターで、激強になるまで鍛錬しまくった池松壮亮の存在が大きく、死なすには惜しいと思えるほど敵役として素晴らしかった!


君島大空合奏形態 夜会ツアー 劇場版 汀線のうた 2026.01.23. 東京ガーデンシアター
超絶プログレッシブなプレイを全開で決めながら、ダダ漏れるロマン!波打ち際のうたたちの美しさ! にしてもバンドが凄くて、最上階最後列からも動きが圧巻の石若駿ばっか観てたような。大劇場を掌握した合奏形態、素晴らしかった!!!
1. intro
2. 扉の夏
3. 除
4. No heavenly
5. 笑止
6. 散瞳
7. 都合
8. 鏡inter
9. ˖嵐₊˚ˑ༄
10. c r a z y
11. 19℃
12. 世界はここで回るよ
13. 遺構
14. 釘
15. 向こう髪
16. 新曲
17. WEYK
18. 記憶と引力
19. 火傷に雨
20. SUPER BLUE FEEDBACK
21. 遠視のコントラルト
22. Lover
encore
23. 光暈
24. 午後の反射光


蜘蛛女
Romeo Is Bleeding
監督:ピーター・メダック
1993年 イギリス・アメリカ
ゲイリー・オールドマン主演のノワール。怪演なのは翻弄するレナ・オリンの方で、刑事役のゲイリー・オールドマンがずっとダメで、メタメタのボロボロにされて、面白い。愛人役で出てたジュリエット・ルイスが、河合優実に見えてハッとしたけど、90年代のジュリエット・ルイスとは通じるものがあるのかもしれない。


見えざる手のある風景
Landscape with Invisible Hand
監督:コリー・フィンリー
2023年 アメリカ
2036年とかの近未来にエイリアンに高度なテクノロジーで経済的に支配された地球という設定のSF。近未来というより、ほぼ現代の風刺や暗喩に満ちた内容。エイリアンの造形と動き、支配層たる意識と言動・態度の可笑しさ。格差の下層に落ちた人間の皮肉と可笑しさ。めちゃめちゃ面白い!!!


GREAT3 2 nights, 30 years : GREAT3 2025.12.29. 渋谷CLUB QUATTRO
30周年記念興行。自分も含めて積年のファンにとって、極上のご褒美でもあり感情大爆発する狂熱のメニューだった。モリッシー登場のようなSE流れてキヨシが出てきたときの会場全体の興奮度!稀少なライブ活動で年々ピークを更新している凄さ!もう見事!感謝!感激!
1. Last Song
2. Bats on Fire -コウモリ炎上-
3. Golf
4. 玉突き
5. Summer's Gone
6. Night Rally
7. R.I.P
8. Caravan
9. 影(with 高桑圭)
10. G-Surf(with 高桑圭)
11. マイ・ウェイ
12. DISCOMAN
13. Ruby
14. 愛の関係
15. Little Jの嘆き
encore 1
16. 彼岸
17. Cruel World To Heaven(with 高桑圭)
18. 新曲
encore 2
19. METAL LUNCHBOX(with 高桑圭)


「深夜の音楽食堂」公開収録 DJ:松重豊、ゲスト:Kan Sano 2025.12.27. 横浜ランドマークタワー スカイガーデン
DJを務める松重さんの選曲が好きで毎週聴いているFMヨコハマ「深夜の音楽食堂」。公開収録のゲストは『劇映画 孤独のグルメ』で劇伴を務めたKan Sanoさん。生トークに始まり、生朗読に生演奏、加えて69階からの夜景を堪能。音楽が好きで、新しい音楽を先入観なく楽しむ姿勢は、とても刺激になる。


レッツ・ゲット・ロスト
Let’s Get Lost
監督:ブルース・ウェーバー
1988年 アメリカ
写真家ブルース・ウェーバーが監督したチェット・ベイカーの傑作ドキュメントを劇場で。無茶苦茶だった私生活のことも元妻とかから語られたりするも、スタイリッシュなモノクロ映像と途切れない音楽で、どうにも魅力が優ってしまう。年の割には皺々だけど、58歳で亡くなる晩年まであふれる人間としての可愛げ。演奏、歌唱する姿の至高さ。


瀬戸の内 / くるり
聴けば聴くほど年間ベストな楽曲の一つだと思う。ダニエレ・セーペのソプラノ・サックスでの客演は、エルビス・コステロ「Shipbuilding」におけるチェット・ベイカーのトランペットソロに匹敵するような素晴らしい演奏だと思う。
