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サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ

CINEMA

サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ

Sound of Metal
監督:ダリウス・マーダー
2019年 アメリカ

ハードコアバンドのドラマーがライブツアーの最中に聴力を失ってしまう話。視力はメガネやらレーシックやらで矯正が効いても、こと聴力に至ってはまだまだ技術に限界があり(ほぼ絶望する感覚が映画音響で表現されている)、生き方、考え方の変化を容赦無く突き付けられる。主演したリズ・アーメッドの好演は今年の各映画賞で軒並みノミネート&受賞と、物凄く評価が高い。監督デビューとなったダリウス・マーダーはデレク・シアンフランス監督の傑作『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命』の共同脚本を担当した一人。