DAYS OF SPEED / PAUL WELLER
「ああ、ポールっ!」とシェイクスピア劇のように声高く叫んでしまいそうなほど、このアコースティック弾き語りライブアルバムは素敵だ。昨年、まさにこの形態で日本でもライブを行なったのに、丁度その頃僕自身が最悪の生活状況だったので見送ってしまったことが、とにかく悔やまれる。ソロになってからジャムやスタイル・カウンシル時代の曲を披露したのはこれが初めてだったはず。「ENGLISH ROSE」なんて名曲が解禁されてるなんて・・・。大きなため息が出ちゃうよなぁ。どの曲もすごく冴えてるし、ギター一本持ってひとりだけでライブツアーをやってしまうポール・ウェラーはやっぱり頼もしい。
posted on 2002/03/30