

KURT VILE & THE VIOLATORS 2016.10.11. 恵比寿リキッドルーム
彼のバンドThe Violatorsをバックに従えての、念願の初来日公演。The War On Drugsの初期ギタリストでもあったわけですが、ウィルコやザ・バンドのような豊潤なアメリカンロックの調べに、ルー・リードのような声で、ルー・リードよりヘロヘロに歌うカートさん。めちゃめちゃ良かった!!! グレイトフルデッド風なTシャツも買ってしまった! 今回は朝霧JAMも絡めての来日実現でしたが、海外の旬なアーティストの単独公演が観れるのは本当に貴重な時代となってしまったように思える。
1. Dust Bunnies 2. I’m an Outlaw 3. Jesus Fever 4. That’s Life, tho (almost hate to say) 5. Goldtone 6. Girl Called Alex 7. Wild Imagination 8. Wakin on a Pretty Day 9. Stand Inside 10. Pretty Pimpin 11. KV Crimes 12. Freak Train
encore
13. Baby’s Arms 14. On Tour 15. Peeping Tomboy


MORRISSEY 2016.09.29. Bunkamuraオーチャードホール
この日のモリッシー、1曲目いきなりの脱衣に始まり、8月からの今回のツアーとはまるで違う曲順にドキドキしっぱなし! 結局スミスは「How soon is now?」1曲のみでしたが(肉は殺人もなし)、全身全霊で歌うモリに興奮の嵐!! とにかく元気で機嫌も良くてカッコ良くて、スーパーヒーローだった!! 本音を言えばスミスはもっとやって欲しかったけど、最初のモリッシーが好きなもの映像集の中に、ジョー・ダレッサンドロやアラン・ドロンの、後にスミスのジャケットとしてカットされた映画のシーンが流れたのにグッときたし、演奏中スクリーンに映されるピンナップのビジュアルセンスも素晴らしく、モリの美世界に浸れました。
でもって、昨夜発表された、今夜の横浜ベイホール公演のキャンセル! 今回はホールツアーでまわってて、スクリーン使っての演出するには奥行きも高さも全然足らない会場だけに、ステージサイズの問題が昨日の仕込みで発覚したということなのか。95年に東京ベイNKホールでやってて、そっちと混同させちゃってたのかわからないけど、これでもう日本でモリを招聘する会社がいなくなって、本当に最後の来日公演になってしまうのかもしれない。木曜に観に行って本当によかった。
1. Let Me Kiss You 2. Everyday Is Like Sunday 3. Irish Blood, English Heart 4. Istanbul 5. Jack The Ripper 6. Kiss Me A Lot 7. Kick The Bride Down The Aisle 8. First Of The Gang To Die 9. World Peace Is None of Your Business 10. I’m Throwing My Arms Around Paris 11. All The Lazy Dykes 12. It’s Hard To Walk Tall When You’re Small 13. Speedway 14. How Soon Is Now? 15. Oboe Concerto 16. How Could Anybody Possibly Know How I Feel? 17. The Bullfighter Dies 18. Ouija Board, Ouija Board
encore
19. Judy Is A Punk


PERFUME 2016.06.16. 幕張メッセ
幕張メッセでPerfume 6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」 。Perfumeの新作『COSMIC EXPLORER』は重低音が大人しめで、大衆的なポップさも含めてFMラジオで聴いてる感じに思えたのですが(幅広い層に向けた最適なチューニングだと思うし、仕事中に何度も繰り返し聴けるくらい、過去最高に聴きやすい!)、ライブは音も演出も大爆発なスーパーイリュージョンの世界でした。二重スクリーンでの映像使いはフライング・ロータスもやってたけど、それが全方位オクタゴンで炸裂するオープニングから凄過ぎて、今回も超えてきたし、圧倒的だったし、ファンであることを肯定してくれる特別な場でありました。ミラクルは起きている。
1. STORY 2. FLASH 3. Dream Fighter 4. Next Stage with you
medley
5. Relax in the City 6. 透明人間 7. Spending all my time 8. 不自然ガール 9. Twinkle Snow Powdery Snow 10. コンピューターシティ 11. イミテーションワールド 12. Sweet Refrain
13. TOKIMEKI LIGHTS 14. Baby Face 15. NIGHT FLIGHT 16. Navigate 17. Cosmic Explorer 18. Pick Me Up 19. Cling Cling 20. Miracle Worker
3569
P.T.A.のコーナー 21. ジェニーはご機嫌ななめ 22. ポリリズム 23. チョコレイト・ディスコ
24. Puppy love 25. STAR TRAIN


小沢健二 2016.05.26. Zepp Tokyo
小沢健二の魔法的ライブ。今回のツアーは7曲演奏された新曲に尽きる。とにかくポジティブ! 父親になって人生がリセットされたあとだからこその、新しい力と言葉がみなぎっているかのよう。また、演者のパフォーマンスに本気で感激した。たぶんこれからは長いブランクなしに音楽活動を続けてくれると思う。音楽家としてまたひとつ覚醒した姿が観れて、とても嬉しかった。
1. 昨日と今日 2. フクロウの声が聞こえる 3. シナモン(都市と家庭) 4. ホテルと嵐 5. 大人になれば 6. 涙は透明な血なのか?(サメが来ないうちに) 7. 1つの魔法(終わりのない愛しさを与え) 8. それはちょっと 9. ドアをノックするのは誰だ? 10. 流動体について 11. さよならなんて云えないよ 12. 強い気持ち・強い愛 13. 超越者たち 14. 天使たちのシーン 15. 飛行する君と僕のために 16. ラブリー 17. その時、愛
encore
18. シナモン(都市と家庭)~フクロウの声が聞こえる


JANET JACKSON 2015.11.22. さいたまスーパーアリーナ
最新作も最高だったジャネット。期待しまくって行ったけど、年間ベストライブ級にもんの凄かった! めちゃめちゃよかった!! まさにアンブレイカブル、私は壊れないという力強さを宣言した、ジャネット流のThis is itをパーフェクトに観せてくれたと思う。本当に素晴らしかった!!!
1. BURNITUP! 2. Nasty 3. Feedback 4. Miss You Much 5. Alright 6. You Want This 7. Control 8. What Have You Done For Me Lately 9. The Pleasure Principle 10. Escapade 11. When I Think Of You 12. All For You 13. All Nite (Don’t Stop) 14. Love Will Never Do (Without You) - DJ Set - 15. After You Fall 16. Again 17. Come Back To Me 18. Let’s Wait Awhile 19. I Get Lonely 20. Any Time, Any Place (Kendrick Lamar on Video) 21. No Sleeep 22. Got ‘Till It’s Gone 23. That’s The Way Love Goes 24. Together Again 25. The Best Things In Life Are Free 26. Throb 27. Night 28. Black Cat 29. If 30. Scream 31. Rhythm Nation
encore
32. Shoulda Known Better 33. Unbreakable


サカナクション 2015.10.27. 日本武道館
和太鼓バンドGOCOOのオープニングから暗転、和太鼓からテクノビートに変わり、巨大なステージカーテンが真ん中から開いていくという、画期的な幕開けに瞬間沸騰!! 子は宝となり、「これからも真面目に頑張る」とわざわざ口にする決意と自信のアリーナツアー最終日。大きな期待を込めて、邁進、牽引して欲しいと思う。出産後初ツアーとなる草刈さんがニコニコ演奏してて、もらい泣きしそうになりました。
1. ナイトフィッシングイズグッド (Iw_Remix) 2. アルクアラウンド 3. セントレイ 4. Klee 5. Aoi 6. 蓮の花 7. 壁 8. years 9. ネプトゥーヌス 10. さよならはエモーション 11. ネイティブダンサー 12. ホーリーダンス 13. 夜の踊り子 14. SAKANATRIBE 15. アイデンティティ 16. ルーキー 17. 新宝島
encore
18. グッドバイ (NEXT WORLD REMIX) 19. ミュージック 20. モノクロトウキョー 21. 白波トップウォーター


YUKI 2015.10.14. 国立代々木競技場 第一体育館
ジュディマリ時代から今までなかなかライブに縁がなかったけど、ようやく観れてよかったよ! オープニングを飾ったのはアンディ・スターマー最後の名曲かもしれない「プリズム」というわけで、最近のエレクトロなモードは抑えて、ストリングスやホーンセクションを加えた特別編成で、ソロキャリアの集大成を披露した今回のアリーナツアー。ポジティブ健在。昨年出したアルバム『FLY』がよかったけど、これはこれでだいぶ贅沢に楽しめました!!!
1. プリズム 2. ロックンロールスター 3. ふがいないや 4. JOY 5. 誘惑してくれ 6. 好きってなんだろう…涙 7. キスをしようよ 8. ハローグッバイ 9. tonight 10. 愛に生きて 11. COSMIC BOX 12. ドラマチック 13. STARMANN 14. Home Sweet Home 15. ハミングバード 16. ひみつ 17. 恋愛模様 18. Hello! 19. 星屑サンセット 20. ランデヴー 21. ワンダーライン 22. 泣いてる怪獣 23. 歓びの種 24. WAGON


久保田利伸 2015.10.03. 国立代々木競技場 第一体育館
Oh, What A Night!!! 会場前には等身大パネルがお出迎え。ツアー最終地のスペシャル感もあり、JBよろしく伝統のソウルレビュー、マントショーも織り交ぜつつ、ノリでユーミンの「卒業写真」を歌うシーンもあり、めっちゃ楽しかった! デビュー29年。中学のときに聴いてたことを思うと、自分のファンク好きな原点はこの人だったのかもしれない。それにしても抜群な歌声。DJも含めて鉄壁のバンドも素晴らしく、ハッピーなダンス空間となりました。
0. L.O.K(Introduction) 1. Cosmic Ride 2. GIVE YOUR MY LOVE 3. Da Slow Jam 4. To the Limit 5. Upside Down 6. Free Style 7. Missing 8. It’s A Shame (Ty Stephens) [Spinners] 9. Street Life (Nikki) [Crusaders featuring Randy Crawford] 10. I’m Every Woman (Yuri) [Chaka Khan] 11. Loving Power 12. Squeeze U 13. Between The Sheets [Isley Brothers] 14. 永遠の翼 15. 卒業写真 [荒井由実] (ワンコーラス) 16. 声にできない (ワンコーラス) 17. Indigo Waltz 18. Bring Me Up! 19. LA・LA・LA LOVE SONG 20. Oh, What A Night!
encore
21. LOVE RAIN ~恋の雨~ 22. Go Go Dance Party〜Oh, What A Night!


Perfume 2015.09.26. 日本武道館
Perfume結成15年、メジャーデビュー10周年のアニバーサリーライブ3:5:6:9。UFCのオクタゴンのようなセンターステージで、あらゆる演出も現場主義で観客を置き去りにすることなく、ガッツリと楽しめる素晴らしく画期的なライブでありました! 最初の武道館を思い出すようで、いまやプロ中のプロとしての余裕と自信が漲っている、王者の凱旋でもあったような。強いて言えば、中田ヤスタカからホームランが出なくなってるのが弱点かもしれないが、Perfumeは強い!!!
1. FAKE IT 2. NIGHT FLIGHT 3. コンピューターシティ 4. Pick Me Up 5. 未来のミュージアム 6. 1mm 7. シークレットシークレット 8. エレクトロ・ワールド 9. Twinkle Snow Powdery Snow 10. GAME 11. STORY 12. Party Maker 13. Dream Fighter 14. ワンルーム・ディスコ 15. チョコレイト・ディスコ 16. Puppy love
encore
17. STAR TRAIN


Mr.Children 2015.08.16. 東京ドーム
2007年の「HOME」スタジアムツアー以来、8年振りに観たミスチル。3時間半28曲。「and I love you」が超名曲であることを再認識するも、小林武史と離れ転換期を迎えた最新作に怪物級の曲がないこともみてとれるライブだと思ったし、だからこそツアータイトル「未完」であり、実直に反応を求めていたのだろう。
1. 未完 2. 擬態 3. ニシエヒガシエ 4. 光の射す方へ 5. CHILDREN’S WORLD 6. 運命 7. FIGHT CLUB 8. 斜陽 9. I Can Make It 10. 忘れ得ぬ人 11. and I love you 12. タガタメ 13. 蜘蛛の糸 14. REM 15. WALTZ 16. フェイク 17. ALIVE 18. 進化論 19. 終わりなき旅 20. 幻聴 21. 足音 ~Be Strong
encore
22. I wanna be there 23. overture 24. 蘇生 25. fantasy 26. Tomorrow never knows 27. innocent world 28. Starting Over
