

PINBACK / THE ALBUM LEAF 2008.02.28. 恵比寿リキッドルーム
アルバムリーフとのダブル・ヘッドライン・ツアーとのことでしたが、お目当てだったのにピンバック、短かった。アルバムリーフ、長かった。ピンバック、めちゃめちゃよかった。ピンバック、もっと聴きたかった。野郎ふたりの掛け合いボーカル。マイナーコードのアルペジオ。ベースのメロディアスなコードストローク。ノドをつぶさない熱いシャウト。スピッツにもバービーボーイズにも鳴らせない、オリジナルの世界というかコスモを感じる音楽でした。次こそは単独で! もっと長めで!
PINBACK set list
1. Bouquet 2. Torch 3. Non Photo-Blue 4. Penelope 5. Good To Sea 6. Loro 7. Fortress 8. Walters 9. Devil You Know 10. Tripoli 11. Off By 50 12. From Nothing To Nowhere 13. AFK
THE ALBUM LEAF set list
1. Into The Sea 2. Always For You 3. Shine 4. Writings On The Wall 5. Fear of Flying 6. San Simeon 7. Outer Banks 8. Red-Eye 9. Another Day 10. See In You 11. Wherever I Go
encore
12. Twentytwofourteen 13. Brennivin 14. Broken Arrow


THE POLICE 2008.02.14. 東京ドーム
東京ドームで念願のポリス。なんと27年ぶりの来日公演を観てきました。めちゃめちゃかっこよかったー! 本当に3人だけのロックバンドとして最高のカッコ良さを、バスドラムのポリスのロゴも含めて、惜しげもなく披露してくれましたよ。もともと抜群に上手かったわけですが、解散から24年でこのバンドマジックは凄まじいものがありました。スチュワート・コープランド(55歳)とアンディ・サマーズ(65歳)にくらべて、スティング(56歳)だけが異様に若かったなぁ。顔つき髪型ハイトーンボイスが小田和正に近いものを感じます。「De Do Do Do, De Da Da Da」が「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」じゃなかったのが、ちょっと残念でしたが、あの日本語歌詞は伝説のままでいいのかも。後ろの客が喜びすぎて、ずっと「フォー!!フォー!!」カラオケに来てるような合いの手入れて叫んでたのが、うるさかったりおかしかったり。
1. Message In A Bottle 2. Synchronicity II 3. Walking On The Moon 4. Voices Inside My Head~When The World Is Running Down, You Make The Best Of What's Still Around 5. Don't Stand So Close To Me 6. Driven To Tears 7. Hole In My Life 8. Every Little Thing She Does Is Magic 9. Wrapped Around Your Finger 10. De Do Do Do, De Da Da Da 11. Invisible Sun 12. Walking In Your Footsteps 13. Can't Stand Losing You~Regatta De Blanc~Can't Stand Losing You 14. Roxanne
encore 1
15. King Of Pain 16. So Lonely 17. Every Breath You Take
encore 2
18. Next To You


ROGER JOSEPH MANNING JR. 2008.02.09. 渋谷O-EAST
ローランドのイベントで営業ライブにやってきてくれたロジャー・マニングを渋谷O-EASTで観てきました。タダだからといって、遠慮するのも失礼かと思い、並べられたパイプ椅子の最前列ど真ん中に座って拝んできました。キーボードの台を思った以上に前に設置してくれたので、ものすごく近くてローアングルからきれいな歯並びまで見えてしまいました。ジェリーフィッシュの2曲がやっぱり嬉しくてたまらなかったです。残るはアンディの復活だけなんだけど、いつまで待てばよいのやら。
1. The Land Of Pure Imagination 2. The Quickening 3. Too Late For Us Now 4. Farewell To The King (Linus Of Hollywood) 5. Love Is Never Half Ass Good 6. That Is Why 7. Lucky (Fantastic Black) 8. Down-n-front 9. The King Is Half-undressed


ARCADE FIRE 2008.02.11. 新木場スタジオコースト
アーケードファイアーのワールドツアーファイナル公演を観てきました。数年前のサマーソニックで大大大感動したこともあって、たとえ東京で同じ日にレディオヘッドがライブやってたとしても迷わずアーケードファイアを選ぶべし、ということで単独公演に行かない理由などつけられるはずもなく行ってきたわけですが、本当に今回ももんのすごく素晴らしかったーーー!! 期待を裏切らない今シーズン最高のライブバンドとしての実力を圧倒的に見せつけてくれましたよ。弾き語りカバー曲で聴いたことあるけど思い出せなくて悔やまれたのはマグネティックフィールズでした。レアすぎる! 今度はフジロックのトリとかで観たいです。今ならフェスティバルで伝説を残せるバンドだと思う。
1. Black Mirror 2. Keep The Car Running 3. Neighborhood #2 (Laika) 4. No Cars Go 5. Haiti 6. Black Wave/Bad Vibration 7. Neon Bible~All The Umbrellas In London 8. Ocean Of Noise 9. Neighborhood #1 (Tunnels)~Wave Of Mutilation 10. The Well And The Lighthouse 11. Headlights Look Diamonds 12. Antichrist Television Blues 13. Neighborhood #3 (Power Out) 14. Rebellion (Lies)
encore
15. Intervention 16. Wake Up


曽我部恵一ランデヴーバンド 2008.01.30. 九段会館
サニーデイ・サービスの『SunnyDayService』から10年ということで、最初はそのアルバム全曲を弾き語りだったのですが、不思議と感慨がわかないまま終了。「PINK MOON」はよかったけど。風邪なのかツアー最後の影響なのか昔とキーが変わってしまったのか、声がどうにもあがりきらず、なにかちょっと歌いにくそうではありました。で、ソロが終わった流れでそのままランデヴー・バンドのメンバーが登場して演奏スタート。ドラムのないアコースティック中心の編成で、曲もメロウでスロウなもので固まっているせいか、何度か目を閉じて聴く体勢になってしまいましたが、アンコールの「24時のブルース」は嬉しく聴けました。『SunnyDayService』からもう10年なのか・・・。
第1部 弾き語りソロ
1. baby blue 2. 朝 3. NOW 4. 枯れ葉 5. 虹の午後に 6. Wild Grass Picture 7. PINK MOON 8. 星を見たかい? 9. 雨 10. そして風は吹く 11. 旅の手帖 12. bye bye blackbird
第2部 曽我部恵一ランデヴーバンド
13. 女たち 14. our house 15. 雨の日の子供たちのための組曲 16. 太陽のある風景 17. 砂漠 18. 街の灯り 19. ふたりの恋はおわったよ 20. 長い髪の女の子 21. ドリームボート 22. テレフォン・ラブ 23. 遠い光
encore 1
24. LOVE SONG 25. 大人になんかならないで
encore 2
26. 東京 2006 冬 27. 24時のブルース


RUFUS WAINWRIGHT 2008.01.23. 東京国際フォーラムホールC
震えるほどの素晴らしすぎるステージを観てしまいました! とてつもなくチャーミングでプロフェッショナルでロマンティックでエンターテインメントだったルーファスランドとでもいうような、ファンタスティックで素敵なシーンがてんこもり。歌声、演奏、仕草、おしゃべり、衣装、アクセサリー、着替え、踊り、ルーファスの音楽的才能と女形ゲイとしての生き様が、見事に融合した2時間半でございました。ブラボー!! 今回10年ぶりだったみたいけど、頼むから近いうちにまた来て欲しい! これは観なきゃダメだ!
1. Release The Stars 2. Going To A Town 3. Sanssouci 4. Rules And Regulations 5. Matinee Idol 6. The Art Teacher 7. Tiergarten 8. Leaving For Paris No. 2 9. Between My Legs (休憩) 10. The Consort 11. Do I Disappoint You 12. A Foggy Day 13. If Love Were All 14. Beautiful Child 15. Not Ready To Love 16. Slideshow 17. Macushlah 18. 14th Street
encore
19. I Don't Know What It Is 20. Poses 21. Get Happy 22. Gay Messiah


くるり 2007.12.11. パシフィコ横浜
パシフィコ横浜にてくるりのふれあいコンサート ファイナルを観てまいりました。ウイーンから弦楽隊16名+指揮者を加えたスペシャルな布陣で、後にも先にも今回のファイナル二日間でしかありえないスペシャルな内容の、スペシャルなライブでありました。気持ち良すぎて寝そうになったりもしましたが、泣きそうになるほど感動で満たされましたよ。「家出娘」がついに聴けたし、「東京」「ばらの花」「ワンダーフォーゲル」がなかったのもよかった。貴重で豪華で素晴らしいライブに立ち会えたことを幸福に思う。
1. ハイリゲンシュタッド 2. ブレーメン 3. GUILTY 4. 恋人の時計 5. スラヴ 6. コンチネンタル 7. 春風 8. さよなら春の日
(15分休憩)
9. グッドモーニング 10. 惑星づくり 11. ARMY 12. アマデウス 13. 家出娘 14. アナーキー・イン・ザ・ムジーク 15. 飴色の部屋 16. WORLD'S END SUPERNOVA 17. ジュビリー
encore
18. ハローグッバイ 19. 言葉はさんかく こころは四角 20. ブレーメン


ELTON JOHN 2007.11.20. 日本武道館
いやー長かった! 終わったら10時前。完全にソロのピアノ弾き語りとあって、ロックコンサートというよりクラシカルなリサイタルの如き重々しさとユルさが、変な疲れや眠気を誘ってきたりもしましたが、還暦とは思えないタフな歌と演奏には感服せずにはいられません。でもやっぱりバンドで聴きたい曲はバンドで観たかったなぁ。声は出てたけど、彼独特の高いキーでの裏声を全く使わなかったことと、そのせいか「Goodbye Yellow Brick Road」をやってくれなかったのが心残りです。それ以外の選曲はほぼ申し分なかったかも。ヨージ・ヤマモトに捧げると言って始まった今日のライブ、一列前の席に山本耀司本人がおられました。


THE SHINS 2007.11.13. 渋谷クラブクアトロ
CAKEのときを思い出すくらい欧米人たくさんいました。今年のフジロックでも観たばかりなのですが、やはりというか、さすがというか、かなりよかった! バンドの巧さもさることながら、よほど腕のいいエンジニアがスタッフにいるのか、もともとクアトロは音がいい方だけど、昨日のライブはさらに際立ってすんごい音がよかったです。途中で客に入り口でプレゼントされた風船が場内を舞ったはいいのですが、昨日ほど風船が邪魔に思えたライブはないかも。それだけいい曲ばかりで演奏だけで聞き飽きない素晴らしいバンドだと、改めて思い直しました。
1. Sleeping Lessons 2. Turn On Me 3. Gone For Good 4. Girl Sailor 5. New Slang 6. Sea Legs 7. When I Goose-Step 8. Mine's Not A High Horse 9. Girl Inform Me 10. Know Your Onion 11. Kissing The Lipless 12. Phantom Limb 13. A Comet Appears 14. Saint Simon 15. So Says I 16. Australia
encore
17. Caring Is Creepy 18. Girl On The Wing 19. One By One All Day


東京事変 2007.11.11. ZEPP TOKYO
ついに初の林檎詣でですよ。割と開演間近に入ったけど何とか一番前の右PA前で観れたので、右のお立ち台まで来たときなんか恐れ多くもすごく近くてやばかったです。昨日のファーギーと並んでも負けないくらい、セックスシンボルとして、ロックのシンガーとして、すさまじいオーラと美しさを放っておられました。そんな艶姿が拝めたのでそれで十分といえば十分なのですが、東京事変のファンかと問われると、そうとは言い切れないわけで、東京事変と椎名林檎の違いは単純にキラーチューンの数の差だと思う。どっちの形態でやろうがファンとしては過去もひと通り総括したものが観れれば、こんなに喜ばしいことはないわけで、昨日ファーギーがソロでありながらブラックアイドピースのメドレーをやってくれたけど、そういうのがあればいいなと思う。『娯楽』は東京事変の中でいちばんいいアルバムだと思います。
1. 復讐 2. 酒と下戸 3. 歌舞伎 4. OSCA 5. ランプ 6. ミラーボール 7. 金魚の箱 8. 群青日和 9. ピノキオ 10. 某都民 11. 月極姫 12. メトロ 13. 鞄の中身 14. 丸の内サディスティック 15. 閃光少女 16. 私生活 17. 修羅場 18. 黒猫道 19. キラーチューン
encore 1
20. 体 21. SSAW
encore 2
22. 透明人間
