

GHOST STORIES / COLDPLAY
かつてなく音響に力点をおいた意欲的に抑えた作品。かといって飽きるものではない42分代の収録時間。とてもよいと思います! イーノは参加していない。


HENDRA / BEN WATT
『North Marine Drive』以来の31年ぶりソロアルバム。素晴らしい。今年の夏はBen Wattだけ観れれば僕は幸せです。単独公演を切実に望む。


BLANK PROJECT / NENEH CHERRY
何とソロとしては18年ぶりの新作。Four Tetのプロデュースも冴えに冴えて、抜群にカッコ良いです!!


HOTEL VALENTINE / CIBO MATTO
2000年以前の彼方から15年ぶりの新作。古びずに、きらびやかにアップデートされた、アメリカ仕込みの姉御お二方の実力発揮であります。


MORNING PHASE / BECK
かつての『Sea Change』をより深くしたかのような、クラシカルでメロウでゆっくりたゆたうフォークミュージックでありました。


YEEZUS / KANYE WEST
気合いと自信と才能みなぎる、いろいろ詰め込みまくった全10曲40分。頭3曲はDaft Punkが共同プロデュースやってます。


THAT’S WHY GOD MADE THE RADIO / THE BEACH BOYS
50周年という偉大なタイミングで、みんな大体70歳の現存メンバーによる再結成を実現させたビーチボーイズ23年ぶりの新作『That’s Why God Made the Radio』です!! 決してタルく感じない年相応にゆったりとした間合いの美。衰え知らずのコーラスワーク。極上トロける一級品ですよ。これこそ奇跡の一枚。本当に素晴らしい!! 8月の来日が千葉マリンという音の良さを保証できない会場であることが、本当に理解できないよ・・・。


STRANGELAND / KEANE
開き直っているかのようなメロディラインとスケール感。堂々と唄い上げる熱情型のヴォーカル。キラーズかと何度も聴き間違えます。お見事!


OUT OF THE GAME / RUFUS WAINWRIGHT
とてもよいです! 前作が母の死を弔う作品だったのに対して、今作はまさかの娘誕生(レナード・コーエンの娘さんが母親として出産したらしい!)の喜びに彩られたシティ・ポップス〜ブルー・アイド・ソウルな感じもありつつのキラキラした名盤であります。


OLD IDEAS / LEONARD COHEN
ますますもって歌うというより語りのコーエン口説き節が際立ってます!! 現在77歳、8年ぶり12作目の新作です。ライブ観たいなぁ。
