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ダイ・ハード4.0

CINEMA

ダイ・ハード4.0

DIE HARD 4.0 / LIVE FREE OR DIE HARD
監督:レン・ワイズマン
2007年 アメリカ

運が悪いのか良いのかで区別したら、明らかに運が良すぎる超人ジョン・マクレーン刑事が久々の登場。今回も最早ギャグでしかない死ななさで盛り上げてくれます。マクレーンを一生懸命やっつけようと痛めつけても敵が死んでしまう儚さは、吉田戦車のいじめてくんを思い出させます。戦闘機に撃墜されても死なないなんて爽快だなぁ!

ボビー

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ボビー

BOBBY
監督:エミリオ・エステベス
2006年 アメリカ

ロバート・F・ケネディ上院議員が暗殺された舞台となった、ロサンゼルスのアンバサダー・ホテルでの一日を描いた群像劇。父親マーティン・シーンや元恋人デミ・ムーアのみならず、出演者がとんでもなく豪華ですが、そんな俳優陣まかせではなく、今は亡きロバート・アルトマンが乗り移ったかのような出来映えでした。

世界最速のインディアン

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世界最速のインディアン

THE WORLD’S FASTEST INDIAN
監督:ロジャー・ドナルドソン
2005年 ニュージーランド・アメリカ

愛する二輪マシン「インディアン」でもって世界最速記録に挑んだおじいさんの物語。かつて『ライトスタッフ』という音速に挑んだ男を描いた傑作がありましたが、これもまさに男のロマンとおじいさんならでは愛嬌がたっぷり詰まった胸熱くなる傑作! 男たるものチャレンジ&ユーモア精神を失ってはいかんなと。

悪魔とダニエル・ジョンストン

CINEMA

悪魔とダニエル・ジョンストン

THE DEVIL AND DANIEL JOHNSTON
監督:ジェフ・フォイヤージーグ
2005年 アメリカ

素晴らしいです。ここまでボロボロに生きながら、飛行機が落ちても死なない彼の生命力は驚異的。彼の音楽に興味がなくても必見の音楽ドキュメンタリー。

ポリス インサイド・アウト

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ポリス インサイド・アウト

EVERYONE STARES: THE POLICE INSIDE OUT
監督:スチュワート・コープランド
2006年 アメリカ

メンバー本人が撮ってた映像をメンバー本人が映画にしたものだけに、あまりポリスの音楽性を掘り下げたりとか、思わず熱くなるような出来のいいライブ映像があるだとか、そういうのではなくて、単純にホームビデオを懐かしんで若かったあの頃を思い出してる、そんな塩梅なので音楽ドキュメンタリーとしては物足りないかも。まあでもポリスは本当にカッコいいよ。1977年から86年。この時代だからトーキング・ヘッズと同じくらいカッコいいバンドです。来日が楽しみだー。

デート・ウィズ・ドリュー

CINEMA

デート・ウィズ・ドリュー

MY DATE WITH DREW
監督:ブライアン・ハーズリンガー、ジョン・ガン、ブレット・ウィン
2004年 アメリカ

ドリュー・バリモアの大ファンである一般人ブライアン・ハーズリンガーが、ドリューとデートすることを妄想ではなく現実に実現させるべく取り組んだ、魂のドキュメンタリー。ドリューに近づこうとする過程で、エリック・ロバーツやコリー・フェルドマンやナレーターや有名無名関係あるなし多数の人が、協力的に出てきてしまうあたりが好感持てますね。

悪い女

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悪い女

BIRDCAGE INN
監督:キム・ギドク
1998年 韓国

娼婦を住み込みで雇っている民宿を舞台にした家族ドラマ。立場は違えど負い目を背負って生きる者同士の関係性が非常に見応えあり。これもまた傑作でありました。ギドク作品に『悪い男』というのもあるけど、それとは特に関係なしです(どちらも娼婦の話ですが)。

スネーク・フライト

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スネーク・フライト

SNAKES ON A PLANE
監督:デヴィッド・R・エリス
2006年 アメリカ

サミュエル・L.ジャクソン主演の飛行機が毒蛇に襲われるB級パニック映画。全米初登場No.1って、この映画に当てはまるとは思わなかったけど、お色気のあとにはすぐ殺されたりとベタベタなところも含めて、めちゃめちゃおもしろかった~!

ブラック・ダリア

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ブラック・ダリア

THE BLACK DAHLIA
監督:ブライアン・デ・パルマ
2006年 アメリカ

ショッキングな事件を扱った題材だけに、デ・パルマならではのやりすぎ感がもっとあるのかと思ったけど、意外とまともに落ち着いたハードボイルドサスペンス作品でありました。スカーレット・ヨハンソンの腰に「BD」の傷跡メイクをさせただけでも、よしとするべきか。

リトル・ストライカー

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リトル・ストライカー

THERE’S ONLY ONE JIMMY GRIMBLE
監督:ジョン・ヘイ
2000年 イギリス・フランス

ロバート・カーライルが出てるということで、すっごい地味な映画でしたが、意外と楽しめました。マンチェスターを舞台にした、シティサポーターの少年の話でしたが、ユナイテッドサポのガキ大将にいじめられるという悲劇は、マンチェに限らずひとつの街に複数のクラブがあれば、一生涯通して現実に敵味方の関係で、いろいろあるんだろうなぁ。シティの話なのにオアシスの曲はいっこも流れずでした。