

ERIC CLAPTON 2003.11.30. 日本武道館
ギターの神様。スローハンド。もうライブ活動は引退すると言っての前回のツアーから2年で帰ってきたクラプトン。実を言うと、前回のツアーを観に行かなかったことは、物凄く後悔していたので、このあっさりしたライブ現場復帰はとても喜ばしいことだった。復帰への経緯はよく知らないが、親友ジョージ・ハリソンの追悼コンサートを開いたり、何かポジティブに思えるところがあったのかも知れない。ステージのクラプトンエリアには絨毯が敷かれ、白シャツにジーンズといういつもの普段着で登場したクラプトン。ライブは一度引退した余裕からか、随分とリラックスした雰囲気で、武道館を借りてやってるクラプトンのホームパーティーみたい。お気に入りのブルースを多めに披露したりして、のびのびと演奏を楽しんでいるよう。もちろん必殺の曲や神がかった運指も繰り広げられるわけで、こんなクラプトン冥利につきるパーティーはない。ボーカリストとしての実力も申し分なく、変わらぬキーで歌い切る「いとしのレイラ」は本気でシビれました。ていうか、どの曲もはっきり言って無茶苦茶カッコいい。「コカイン」なんて客みんなが一緒に「コカイン!!」って叫んでいるし、時代なんて関係ない。週末には普通にK-1グランプリ観戦に行ってるのだろうか。もう思う存分、演奏も何も日本で自由にやってください。できるならフェスティバルにこっそり出演して、若いオーディエンスの度肝を抜いて欲しいなぁ。
1.WHEN YOU'VE GOT A GOOD FRIEND 2.CROSSROADS 3.I SHOT THE SHERIFF 4.BELL BOTTOM BLUES 5.RECONSIDER BABY 6.CAN'T FIND MY WAY HOME 7.WHITE ROOM 8.I WANT A LITTLE GIRL 9.GOT MY MOJO WORKING 10.HOOCHIE COOCHIE MAN 11.CHANGE THE WORLD 12.BEFORE YOU ACCUSE ME 13.KIND HEARTED WOMAN 14.BADGE 15.RIVER OF TEARS 16.LAY DOWN SALLY 17.WONDERFUL TONIGHT 18.COCAINE 19.LAYLA
encore
20.SUNSHINE OF YOUR LOVE 21.SOMEWHERE OVER THE RAINBOW


NEIL YOUNG & CRAZY HORSE 2003.11.14. 日本武道館
最新作『グリーンデイル』は架空の街「グリーンデイル」を舞台にした物語を10篇の曲で構成された非常にコンセプチュアルなアルバムだ。単純に曲として書き上げるに止まらず、登場人物の緻密なキャラクター設定や街の概要など細部まで徹底されており、今回のツアーでは舞台セットと何十人ものキャストを動員しての、まさに『グリーンデイル』実演ショーをやってのけたのだった。英語がわからないので、歌詞は全然わからないし、曲間にニール・ヤング自身がいろいろ喋って説明してくれたりしてたけど、言葉はよくわからない。ただ、それでも思いっきり通じるものがあって、ラストの「BE THE RAIN」では震えるほど感動して涙が出た。『グリーンデイル』を全曲演奏することはわかってて観に行ったけど、こんな素晴らしいショーになろうとは! 90分に及ぶ本編が拍手喝采を浴びて終了した後は、代表曲を凝縮したアフターショーとなり、こちらも鬼凄いことに。RUST NEVER SLEEPSの文字をバックに始まった「HEY HEY, MY MY」から興奮の坩堝!! 「ROCK AND ROLL CAN NEVER DIE」に「ROCK AND ROLL IS HERE TO STAY」という言葉をニール・ヤング本人が発する重み。もうとんでもないなと感服。早くも願わずにはいられない再来日への思い。本当に素晴らしくて、今でも余韻に浸っている。
1st set "GREENDALE"
1.FALLING FROM ABOVE 2.DOUBLE E 3.DEVIL'S SIDEWALK 4.LEAVE THE DRIVING 5.CARMICHAEL 6.BANDIT 7.GRANDPA'S INTERVIEW 8.BRINGIN' DOWN DINNER 9.SUN GREEN 10.BE THE RAIN
encore 1
11.HEY HEY, MY MY (INTO THE BLACK) 12.ALL ALONG THE WATCH TOWER 13.POWDERFINGER 14.LOVE AND ONLY LOVE
encore 2
15.ROCKIN' IN THE FREE WORLD

小島麻由美 2003.11.01. 文教大学越谷キャンパスメインアリーナ
学祭行脚第2弾はこれまた遥か埼玉県は越谷へと行ってまいりました。片道2時間はかかったものの、小島麻由美のライブが1500円で観れてしまうとあれば即決ですよ。この日はHERMANN H. & THE PACEMAKERSとの2本立てだったため(ちなみに小島麻由美が先だったのでそっちは観てないです)、40分という濃縮セットでプレイ。ASA-CHANGを筆頭にいつものバックメンバーでしたが、今回はフルート&ラッパ組がいなかったので、その分余計に弾きまくっていたギター(塚本功)のカッコ良さが物凄く際立っていました。冒頭4曲は今年あたまにリリースされた『愛のポルターガイスト』まんまでしたが、このアルバムは本当に名作でしたね。
1.ポルターガイスト 2.眩暈 3.赤と青のブルース 4.黒い革のブルース 5.黒猫 6.真面目な青年 7.結婚相談所 8.パレード 9.ひまわり 10.恋の極楽特急


クレイジーケンバンド 2003.10.25. 日本大学湘南校舎体育館アリーナ
わざわざ藤沢まで出掛けて行ったのも、20000円もするディナーショーですら軒並み完売させてしまう勢いのクレイジーケンバンドを1800円のお手ごろ価格でありながら難なくチケットが取れてしまったからでありまして、こういったショービジネスと区別された昔ながらの学祭コンサートというのはとても素敵なことだと思います。一部、普通のライブ料金並のチケット代でもって話題取りだけで有名どころを呼んだりして、学生のプライドがあまり感じられず興味がないものもありますが、総じて学祭は小さくとも大いに一生懸命盛り上がって欲しいものであります。今回行ってきた日本大学の湘南校舎は生物資源学部のみの大学施設ということで、勝手に古くて高校並みのスケールだろうと想像していたのですが、なんともまあ恵比寿ガーデンプレイスのような嫌味に立派で新しくデカいとこでした。ライブ会場の体育館というのも観客スタンドがあるくらい大きくて後ろ半分は可動式の座席が出てたり、ほぇ〜、とか思ってしまいました。で、剣さんですが、初めて観た感想として、やはりカッコよかった!ということです。誰もに一言目には「カッコいい」と言わせてしまうカッコ良さが物凄くあります。オモシロ可笑しく真剣に楽しませるショーを実践せんとしたバンドのコンビネーションも素晴らしく、珍しく歌詞を飛ばしてしまった剣さんを見事にフォロー。イイネ!も余計に出てました。最後は客もいっしょにみんなでお金持ちになろう!と百万円コール〜一千万円コール〜一兆円コール。一兆円で剣さん転倒! 一兆円で多すぎるのもあんまり良くないということで、三億円くらいが丁度いいとして、三億円コールでお見事大団円。さすが。
1.美人 2.香港グランプリ 3.BRAND NEW HONDA 4.I LIKE SUSHI 5.ウォーカーヒルズ・ブーガルー 6.夜のヴィブラート(藤桜祭仕様) 7.肉体関係 8.長者町ブルース 9.ボサボサノヴァノヴァ 10.パパ泣かないで 11.イカ釣り船 12.けむり〜ざくろ 13.ヨコスカンショック 14.Let's Go! Crazy Ken Band〜タイガー&ドラゴン 15.あ、やるときゃやらなきゃだめなのよ。 16.GT
encore
18.老人と子供のポルカ 19.Surf Side 69 20.涙のイタリアン・ツイスト 21.葉山ツイスト 22.クリスマスなんて大嫌い!なんちゃって♥ 23.まっぴらロック〜ゲバゲバ90秒


岡村靖幸 2003.10.14. ZEPP TOKYO
何から書けばいいのだろう。もう本当に言葉にならないくらい感動したライブだった。散々言われてきたように、体型については申し分ないウエイトを有していたと思うが、はっきりしたのは、どんなに腹が突き出て顔が膨らんでも、岡村靖幸は岡村靖幸でしかあり得ないということだ。岡村ちゃんの歌は岡村ちゃんにしか歌えないのであって、靖幸ちゃんの言葉は靖幸ちゃんにしか発することはできないという、ライブを初めて体感して強烈に浴びせられた岡村靖幸という表現者としての凄まじき説得力。7年の時を経て再結集したバンドとともに、ステージの白いカーテンが開かれたときから全力で徹頭徹尾エンターテインメントなショーを展開したわけで、もはやリハビリなどではなく完全復活の手応えをこの日の岡村ちゃんは確信したのではないだろうか。アンコール最後、バンドメンバーのMCで「今日は凄くあっと言う間な気がする」と打ち明けていたことをバラされ、予定外の一曲を即興セッションという形でやり、舞台監督に自ら時間を確認してダメ出しされるまで続けた岡村ちゃん。ステージを去るとき、本心から出た感謝の言葉「ありがとうございました」の一言がどんなに嬉しかったことか。ともに歌い、踊り、涙を流して歓迎したこの日のお客さんも、本当に素晴らしかった。
1.いじわる 2.聖書 3.生徒会長 4.あの子僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう 5.Dog Days 6.カルアミルク 7.Vegetable 8.Super Girl 9.ターザンボーイ 10.Water Bed 11.(E)na
encore 1
12.come baby 13.Punch↑ 14.ステップ UP↑ 15.マシュマロ ハネムーン 16.セックス
encore 2
17.弾き語り即興〜はじめて〜だいすき〜友人のふり 18.イケナイコトカイ 19.マシュマロ ハネムーン 20.Co' mon 21.家庭教師 22.即興セッション〜愛の才能 23.Out of Blue


朝霧JAM 2003.09.27-28. 朝霧高原アリーナ
前日の報道で噴気を観測したことが明らかになった、いよいよやばいぞ富士山の麓、静岡県朝霧高原で開催された朝霧JAM。3回目の開催となる今年、某氏の呼び掛けにより初参加とあいなりまして、いろいろと紆余曲折があったみたいですが、5名が集結。全員素人参加なので、キャンプはせずに近くの温泉宿に宿泊というインドア志向プランにて、のんびり楽しんだ2日間でした。
■第1日:POLARIS、EGO-WRAPPIN’、東京スカパラダイスオーケストラ、THE SKATALITES、TELEVISION、JAMES HOLROYD、THE CHEMICAL BROTHERS
駐車場に車を止めて、1時間ほどバスを待ち、会場に到着したのが丁度2時のポラリス出演時間。ひとまず陣地のシートを敷いて、富士宮の焼きそばとビールを食す。焼きそばはソースより塩のほうが旨かった。天気も良く、ステージ後方に空が広がり、見事なロケーション。クラムボンの原田郁子がキーボードで参加したこの日のポラリスではあったが、結局一度もステージ前まで足を運ばず、ダラダラと聴き過ごしたのだった。朝霧JAMとは、そういうノリのものなのだ。音は十分聞こえるし、あとは勝手気ままに過ごせばいいだけ。この1ステージ+DJフィールドというスケールが、フジロックのようにあちこちステージを移動するのが正直得意でないウチらにとって、まさにベストな環境。そんなわけで差し入れのコッポラ印ワイン(旨い。某氏も絶賛してました)を飲んだりしながら、エゴラッピンも適当に過ごしたのでした。続くスカパラの途中でようやくステージ前へ。燃える30代は黒いスーツで熱く楽しませてくれました。フィッシュマンズ欣ちゃんのドラムは上半身が小刻みに揺れる様にグッときてしまう。「銀河と迷路」で歌唱も披露。とてもよかった。夕暮れ、会場入りしたときの快晴からすっかり変貌した暗い雲に覆われる。そして小さな雨。気温も低下。山の天気をナメてはいけない、というセリフが何度も飛び交う素人チーム。そんな状況下に始まったスカタライツで、不思議とみんな熟睡。ライブの音は子守唄なのか。途中寒くなったので、地元のものらしいなんとか鍋を食べる。旨い。去年のフジでも観たスカタライツ。意外と言ってはなんだが、物凄い盛り上がりだった。フリーダ〜ム!のカウントダウンも大受けでした。このスカの流れから出て来ざるを得ないテレビジョンはちょっと場違いだったか、狙ってたかのようにスカスカな状況は可哀相だったなぁ。応援に駆けつけたものの、途中でステージ前をあっさりと離れ、「マーキー・ムーン」が鳴っているときには既に屋台を物色してたわけですが、往年の曲が聴けたのは素直に嬉しかったです。本日の最後はDJタイム。ひとり最初につなぎで出てきて、ケミカルにバトンタッチ。ケミカルといってもDJなので、特に期待することはなく、その通りって感じ。持ち曲の元ネタを挟みはするのだが、それなら持ち曲かけろよと思ってしまうもの。やはりDJはテクノのタイプではなく、スクラッチバリバリのヒップホップDJの方が面白い。そんなこんなで10時半で切り上げて、一路、宿へと向かう。温泉に浸かって疲れを癒し、その後は小さく酒盛り。某氏からコブラが入った蛇酒を譲り受ける。ありがとう。
■第2日:陣馬の滝太鼓、DONAVON FRANKENREITER BAND、DOUBLE FAMOUS、曽我部恵一、JACK JOHNSON、TONY ALLEN
快晴。朝風呂から富士山という景色が素晴らしい。朝食後、宿の近くの観光名所らしい白糸の滝へ散歩。これが思ったより随分スケールのある滝で感動。やたらと清々しい気持ちになれました。そんなマイナスイオンに包まれた勢いで、10時の滝太鼓に間に合わせるべく会場へ出発。しかし、シャトルバスで事件が起こった。駐車場で三重駐車をした客が乗車していることが発覚し、挟まれた車が移動できないという。スタッフが車の移動を求めるも、なんかブツくさ言いながらバスを降りたカップルに、バス発車後ブーイング炸裂。そんなすったもんだのおかげで10時10分頃に到着してしまい、時既に遅し。滝太鼓のパフォーマンスは予想より遥かに短かったようで終わってしまっていたのだ。残念。しばらく間があいて、ドナボンなんたらバンド登場。ジミヘンのアメリカ国歌という派手派手しい登場曲ではあったものの、彼ら自体はアコースティックギター+ドラムというジャック・ジョンソンを彷彿とさせるタイプ。快晴の野外には丁度よかったかも。最後はボニー・ピンクがゲストで出てきて大盛り上がり。CD、Tシャツ購入者にサイン会やるよ〜!の呼びかけが功を奏し、ライブ終了後は売り場に長蛇の列が。プロモーションは大成功だったようだ。お次のダブル・フェイマスも演奏するには最高の時間帯だったのではないだろうか。富士山見えてるし、マッタリ目に気持ち良く聴かせてくれました。これまた最後にゲストが登場。アルバムで共演したエゴの中納良恵が元気いっぱい歌ってくれましたよ。ほとんど昼寝状態で過ごしてきたので、曽我部恵一をステージ前で観戦。ソロライブを観るのはこれが初めて。今回のメンツの中では唯一まっとうなギターロックだったわけで、なかなかに良かったです。「ありがとう」「気持ちいい」「最高」を連発してニッコニコの曽我部恵一。歌がやたら巧く聞こえました。本日の締めはジャック・ジョンソン。2枚のヒットアルバムまんまの歌世界を堪能。3人のバンド演奏も素晴らしく良かったです。プロサーファーとしての名声がありながら、このようにギターが弾けて歌も唄えるなんて、丘サーファーの代表のような我々チームからすれば敵であるわけで、中途半端な音楽であろうものならボロクソ言ってるところだけど、ジャック・ジョンソンの音楽はウチらを黙らせるだけの説得力はありますね。ジャックの勝ち。そんなところで、最後トニー・アレンは観ずにジャック・ジョンソンを聴きながら帰りのバスに乗り込んで、我々の朝霧JAMは終了した。帰り道、東名高速の渋滞30キロに萎えながらも、車に帽子を置き忘れながらも、無事に帰宅。お疲れ様でした〜。今回、初めてだったものの、MAX7999人の朝霧JAMはとても楽しかったです。抜群のロケーションと快適なゆるさが実に良かった。街おこしとして地元も一生懸命やりながら楽しんでる様子だったのも、印象深い。一回きりのワールドカップやオリンピックを呼ぶのより、こういう新しい形のイベントが地方で根付いていくことの方が、絶対に有益だろう。あとはやっぱり天気の良さ。野外イベントで雨だけは絶対に避けたいものです。


DEATH CAB FOR CUTIE 2003.09.24. 原宿アストロホール
デス・キャブ・フォー・キューティーの祝!初来日公演。と言っても、今回は新作のプロモーションが目的のスケジュールだったのだろう。たった一日のみのライブで、業界関係者らしきあんましどうでもよかった感じの人も多かったわけで、ショーケース的な意味合いも強いものだった。しかしながらチケットを即日完売させた熱きファンの気持ちはしっかりと彼らには伝わったはず。音源よりもアグレッシブな演奏で、たぶん普段よりも多めに曲が演奏されたのでは?と思うほど、新旧こだわらず、たくさんの曲を演奏してくれたのは本当にありがたかったです。
1.TITLE TRACK 2.THE NEW YEAR 3.I WAS A KALEIDOSCOPE 4.WE LAUGH INDOORS 5.WHY YOU'D WANT TO LIVE HERE 6.PHOTOBOOTH 7.PRESIDENT OF WHAT? 8.DEATH OF AN INTERIOR DECORATOR 9.FOR WHAT REASON 10.COMPANY CALLS 11.COMPANY CALLS EPILOGUE 12.EXPO '86 13.THE SOUND OF SETTLING 14.STYROFOAM PLATES 15.YOUR BRUISE 16.PICTURES IN AN EXHIBITION 17.A MOVIE SCRIPT ENDING 18.INFORMATION TRAVELS FASTER〜ALL IS FULL OF LOVE 19.BLACKING OUT THE FRICTION 20.PROVE MY HYPOTHESES
encore
21.A LACK OF COLOR 22.FAKE FROWNS


LOU REED 2003.09.20. 東京厚生年金会館
今年は新作『THE RAVEN』に2枚組ベスト盤『NYC MAN』と立て続けにリリースし、それに伴いワールドツアーを敢行と、老いてますます盛んなルー・リード、61歳。ついにその伝説の男のライブを観るということで、こっちはそれなりに緊張して待っていたのだが(しかも開演前は何の音楽もかかっていないという今までにない状況!)、登場して「SWEET JANE」(凄い。初っ端からヴェルベッツ!)のイントロを少し弾くやいなや、いきなり演奏をストップして一喝するのかと思いきや、「よく3コードで曲が書けますね、ってよく言われるけど、この曲はコードが4つなんだ」って喋った上、ギターで説明してみせて笑いをつかむという予想外な展開で幕が開けたのだった。今回はドラムレスの変則的なバンド編成で弾き語り的なムードを醸し出した、ルー・リードの歌の本質を味わえる、そんなマニアックなステージだったわけですが、後半「ALL TOMORROW’S PARTIES」の演奏中、いきなりカンフー道着のおっちゃんが出てきて太極拳の型をやり始めたときは突然過ぎて絶句してしまいました。なんとこの人、ルー・リードの太極拳の先生みたいで今回のツアーはいっしょに回っているみたい。ていうか、え?! ルー・リードが太極拳習ってるなんて!! いやー、大笑いでしたけど、そんなルー・リードがとても素敵だなぁと思えましたよ。かつては「HEROIN」という曲を書いた男も、今は今でめちゃくちゃカッコいいです。61歳と言っても、彼の音楽的感覚は一生衰えることはないだろうと、この日のライブで確信しました。本当に素晴らしかった。
1.SWEET JANE 2.SMALLTOWN 3.TELL IT TO YOUR HEART 4.MEN OF GOOD FORTUNE 5.HOW DO YOU THINK IT FEELS? 6.VANISHING ACT 7.ECSTASY 8.THE DAY JOHN KENNEDY DIED 9.STREET HASSLE 10.THE BED 11.REVIENS CHERIE 12.VENUS IN FURS 13.DIRTY BLVD. 14.SUNDAY MORNING 15.ALL TOMORROW'S PARTIES 16.CALL ON ME 17.THE RAVEN 18.SET THE TWILIGHT REELING
encore 1
19.CANDY SAYS 20.PERFECT DAY
encore 2
21.WALK ON THE WILD SIDE


サザンオールスターズ 2003.08.30. 横浜国際総合競技場
数こそ爆発的に売れたのは90年代以降と言えるかもしれないが、楽曲の素晴らしさを誇る黄金時代は一時活動休止となった85年の『KAMAKURA』までのものが思い入れもありすぎてやはり特別だったりする。僕がサザンを聴きまくっていたのはそれこそ15年ほど前の中学時代で、ちょうど「みんなのうた」で復活して盛りあがった頃だった。1978年6月25日「勝手にシンドバッド」でのデビューから25年というメモリアルな野外ライブツアー。新曲はシングルのみで、25年ぶっちぎってきた歴史を惜しげもなく披露するという、こんなファン冥利に尽きるライブはないのではないだろうか。開演前から一般客のオッサンが音頭を取ってウェーブが巻き起こる異常なテンションで、昨年同じ会場で行なわれたワールドカップ決勝戦や日本VSロシア戦に負けずとも劣らない熱気が凄い。超満員で60000人はいるのか? それだけで圧倒的だ。そして本当に聴いてしまったあの頃の名曲の数々。前半のメドレー状態で演奏された「当って砕けろ」から「わすれじのレイドバック」までというのは、ちょっと涙なしには観れませんでしたよ! 「朝方ムーンライト」や「素顔で踊らせて」とか聴けるとは思ってなかったし、明石家さんま+村上ショージがビデオで参加の「アミダばばあの唄」なんてのもビックリだし、一番まさか!だったのは「吉田拓郎の唄」。当時はアンチ吉田拓郎として「フォークソングのカス」と吐き捨てた歌だったのが、リスペクト吉田拓郎のものに修正された歌詞で歌われたというのは非常に感慨深かったなぁ。このときだけ歌詞がスクリーンに字幕で表示されてたし。後半は桑田佳祐はギターを持たず、ひたすら天賦のパフォーマンスをハチャメチャに繰り広げるという、ダンサーが登場したり火柱が上がったりの巨大野外ライブならではの仕掛けもたっぷりのお祭り状態。こんな形で25周年を祝える「勝手にシンドバッド」という曲は本当に大傑作! アンコール最後、先日亡くなったという前茅ヶ崎市長と長年映像を手掛けてきてくれたスタッフに追悼の意を表わして演奏した「YaYa」にまたも涙。約3時間のライブでこれだけ聴いても、まだまだやって欲しかった曲があるというのは、なんてったってサザンオールスターズなのだから仕方ないことなのかもしれない。横浜国際総合競技場へは距離的に近い小机は駅が小さすぎて混みまくりなので、新横浜を利用した方がいいですよ。
1.胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ 2.DJ・コービーの伝説 3.ふたりだけのパーティー〜Tiny Bubbles(type-A) 4.当って砕けろ 5.お願いD.J. 6.C調言葉に御用心 7.朝方ムーンライト 8.夜風のオン・ザ・ビーチ 9.素顔で踊らせて 10.タバコ・ロードにセクシーばあちゃん 11.女流詩人の哀歌 12.吉田拓郎の唄 13.アミダばばあの唄 14.夕陽に別れを告げて 15.私はピアノ 16.My Foreplay Music 17.涙のアベニュー 18.思い出のスター・ダスト 19.シャ・ラ・ラ 20.わすれじのレイド・バック 21.雨上がりにもう一度キスをして 22.太陽は罪な奴 23.overture/愛の言霊〜Spiritual Message〜 24.真夏の果実 25.涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜 26.イエローマン〜星の王子様〜 27.みんなのうた 28.ボディ・スペシャルII 29.マンピーのG★SPOT 30.勝手にシンドバッド
encore
31.希望の轍 32.HOTEL PACIFIC 33.いなせなロコモーション 34.Ya Ya (あの時代(とき)を忘れない)


SUMMER SONIC 2003 2003.08.02-03. 千葉マリンスタジアム&幕張メッセ
直前に長引いた梅雨が明け、慣れる間もなく灼熱の陽気が一気に照りつけた今年のサマーソニック。とにかく暑かったが、空調の効いたメッセ室内やスタジアムスタンド後方の日陰エリアといったエスケイプゾーンをうまく活用し、フジロックでもらった環境うちわを装備していたので、殺されるような危険は回避できたと思う。でもメッセからスタジアムまでの移動は何気にフジロック以上の距離があって、かなり過酷なものだったなぁ。メインステージもメッセでやるのって、ダメだろうか? 外がよいならGLAYが10万人集めた横の大駐車場ではダメか? 駐車場だと騒音の苦情が来るだろうけど。
■第1日
★Mew – indoor stage
新人バンドの中でも人気と評判が大きかった彼らだけに、暑かったということだけでなくこのインドアステージにはたくさんの人が集結。ラジオでかかりまくっていた唯一知ってる曲からスタートしたので、会場も大いに盛り上がる。ボーカルがあの高音男性ボーカルだけにドリーミーなのだが、メンバー全員が黒ずくめで、音もゴスな印象を受けた。コクトーツインズが黒ずくめでやってるような、性急じゃないプラシーボのような、どこか優雅なファンタジックな雰囲気がこのバンドはいいのかもしれない。最後の曲のコード進行の繰り返しと背景スクリーンの映像の絡みは素敵に思えたが、全体的に映像の方は室内に漏れた光で見えにくかっただけでなく、評判にするほど完成度は高くなかったと思う。
★Polysics – sonic/factory stage
今年新たに新設されたイベントホール内に設置された対面式ステージに移動。マイ・モーニング・ジャケットが始まる前には向かいのステージでポリシックスが演奏中だったのだが、これがとにかくやかましくて酷かった! ちょっと苦情の2、3件では済まされないレベルの騒音にしかなってなくて、何考えてエンジニアもあそこまでヴォリューム上げてやってるのか訳分からない。もう絶対にポリシックスのライブを観るのはイヤだと思った。
★My Morning Jacket – sonic stage
レコードでは枯れた歌モノとして素敵な印象らしいが、出てきたのはガツガツにロケンローな頭振り乱してアツ〜い演奏をするアメリカン・ガイズ! 軽く呆気に取られながらも構わずステージ上では激しく燃えた演奏を続けるガイズ達。ボーカルはニール・ヤング直系のものだったりするのだが、すっかりバンドもクレイジーホース状態でロッキンに刻み続けるのだった。スティックを天に突き上げたり、ドラムのアクションは特に面白かったなぁ。しまいには立ってたし。そんな感じでレコードとは違った印象なのかもしれないが、演奏は抜群に上手くて楽しかったです。
★Cheap Trick – outdoor stage
テクテクとスタジアムへ向かっていると既に「甘い罠」を演奏している音が! 後半から観戦となったチープ・トリックですが、しっかり下のグラウンドに降りて存分にベテランの味を楽しませていただきました。今にして思えばパワー・ポップの元祖といえる存在の彼ら。ヴェルヴェットのスーツを着ていたリック・ニールセンが観ているこっちも暑そうだったが、お約束らしいピックばら撒きはスタジアムのステージからもたっぷり披露。マイクスタンドにもびっちりピックが貼られていたのも笑ってしまった。極めつけの5ネックギターも最高! あれは目立てばOKな代物だけに、やっぱり弾きにくそうだったのが良かったなぁ。そんな「サレンダー」で暑さも忘れて盛り上がったチープ・トリックでした。わーお。
★The Jon Spencer Blues Explosion – outdoor stage
ジョンスペまでの間、一旦メッセに戻り休憩。お笑いステージで鉄拳やパペットマペットなどを観て過ごしたのだった。夕方となり外の暑さもだいぶ和らいだところで登場。サマーソニック初年度のトリを務めたものの、直前のジェームズ・ブラウンが唯我独尊持ち時間無視のフルセット演奏の煽りを食らい、演奏時間縮小を余儀なくされたわけだが、今日はほぼ定刻に始まった。ジョン・スペンサー、髪が幾分短くスッキリしてて、さらに男前な印象。ユダはそんなに変わってはいないが、比べてラッセルはさらに太ってないか? しかしまぁ、三人の演奏が始まるとグイグイ惹き込まれていくもので、本当にカッコいいなぁ〜と思いながら観ていましたよ。なんか今回抜群に冴えていたと思う。
★Devo – sonic stage
ラストは今回のサマーソニック最大のお目当て、D!E!V!O! 日本語ラップもここまで歌詞のレベルが低くていいものかと不安に思えたキック・ザ・カンクルーが終わると、DEVOの曲がインストでSEとして流れ、期待が徐々に高まっていく。ステージ前にはエナジードームをかぶったうらやましい人達もぽつぽつと確認。そして、いよいよ暗転するとスクリーンにオヤジ(ジェネラル・ボーイ)が映し出され、DEVOのいままでの映像コラージュが流れ出し、ついにメンバー登場で大興奮! メンバー全員が黄色いジャンプスーツにエナジードームをかぶったスタイルだ。年相応のオッサンと化し、マークとボブ2号はすっかり体が肥えていたりしたが、それでも無茶苦茶かっこいい!! DEVOによるDEVOたるステージパフォーマンスにひたすら感動の嵐が最大瞬間風速を記録しながら吹き荒れまくり。もはやたまのライブ出演でしか活動してないものの、よくぞ日本に来てくれたと感謝せずにはいられない。そりゃもう、ウィー・アー・ディーヴォ!と大喜びで叫ぶさ。とてつもなくたまらないライブ体験でした。
★Blur – outdoor stage
素晴らしかったDEVOの余韻に浸りながら、同時進行だったスタジアムのブラーを最後に一目確認しようと移動。アンコールだけながらスタンドから見届ける。わかっているけど、グレアムはいなかった。新曲が2曲続き、耳馴染みがないだけにそこは気にならず、相変わらずズシリと響くデイヴさんのドラムに感心したりしていたのだが、ラスト定番「THIS IS A LOW」を聴くに、やはりグレアムのプレイではないとわかってしまう分、ショックだった。ただデーモンもそのことはきっと重々承知だろうけど、決して表に出さずにステージを務め上げる姿勢は凄く立派だった。さすがはプロに徹したエンターテイナー。それでもやはりブラーとして観るなら、1997年の武道館公演が忘れられない者として、グレアムにはステージだけでも復帰して欲しいと夜空に打ち上がる花火に願わずにはいられなかった。嗚呼。
例年のサマーソニックであれば、ここでまた2時間以上かけて自宅まで日帰りとなるところだが、今年は某氏主催の夜の部開催ということで、広島からの参戦者を迎えて近くのホテルにて宴会宿泊とあいなりました。「黒真珠」なる産地沖縄以外では手に入りにくいという泡盛が非常に美味でありましたが、アルコール度数43度の威力も見事に発揮され、降霊ののち屈する者もしばしば。そうして楽しい夜は更けていったのでした。
■第2日
★The Polyphonic Spree – outdoor stage
9:05にセットされていた目覚ましよりも早く起床。2日目はチケットが完売してるとあってか、朝から続々と人が詰めかけてきている。昨日に引き続き猛烈な日差し。ポリフォニック・スプリーは日陰のスタジアム2階席から朝食のおむすびをほおばりながら観戦。総勢23名の白装束集団はここからでもかなり壮観で、一緒になって楽しまずにはいられない全身の思いを込めたパフォーマンスにすっかり虜になってしまいました。白装束で背中に日の丸という問題人物然とした格好でも、白い目で見るものは皆無の大歓声。これぞまさに幸せだと泣きたくなる音楽だと感銘を受けた次第です。
★Rooney – indoor stage
ブロンディまで特にスタジアムで観たいものがなかったので、とりあえずメッセに移動してそこでやってたルーニーを観る。なんか全然興味が持てなかったので、途中でトイレへと退出してしまった。ポリフォニック・スプリーの後だけに、かなりの薄味にしか見れなかった。
★Blondie – outdoor stage
再びスタジアムへ。太陽がいちばんギラギラしている時間帯ながら、今度はスタンディングエリア前方まで進んで、出番を待つ。ここまで頑張ってしまったのも、今日のお目当てブロンディのせい。氣志團もセカンドアルバムのジャケットでブロンディへの愛をまんま表現していたが、こんなクソ暑い時間にデボラ・ハリー(58歳!)がステージに立って歌っていると思うだけでも感動してしまうではないか! 確かに数年前に復活を果たしアルバムをリリースし、今回は新作が控えている状況ではあったものの、正直ここまで現役モードをアピールするとは思わなかった。いきなり初っ端新曲だったし、過去の曲も今のバンドの音としてリアレンジが施されていたりして、新旧ともども遜色なく、自信と貫禄に溢れた素晴らしいステージングに拍手喝采。「DREAMING」〜「HANGING ON THE TELEPHONE」の最初の盛り上がりで既にノックアウト状態でした。気が付けばポリフォニック・スプリーのメンバーらしき人物数名もセキュリティピットに降りてきて大喜びで楽しんでいる様子。まだまだ聴きたい曲がありすぎて、再来日の実現を願いたい!
★Stereophonics – outdoor stage
すっかり体力を消耗してメッセに戻る気力もなく、INTERPOLを諦め、スタジアム2階席で休憩。結局そのまま最後まで2階席で過ごしたのだが、これはこれでいいものだったと思う。グッド・シャーロットをかき氷食べながら眺めてたけど、こういうスタジアムで人の流れを管理するのは大変だなぁと思ったものです。確かにサマーソニックは今年も相変わらずフジロック以上の場内整理員がいながらもケチな導線で入退場が面倒だったり混雑が多発したりしてたけど、この施設だと仕方ないのかもしれないなぁ、なんて人の流れを見渡してると納得。あれだけの人数をスタンディングエリアに流し込むのって、絶対脅威だよな。いろいろボーっとしつつステレオフォニックスも眺めて見てましたが、なんか随分サポートメンバー多かったですね。女性コーラスまでいたし、どうなっちゃったの? 渋みや風格といったところが確かに本国イギリスでは大物バンドの域でもあるし強調されてきてるのだろうけど、3ピースで勢いのあった頃のほうがよかったなぁ。
★The Strokes – outdoor stage
アルバム一枚にしてロックスターの座を手に入れた近年最大の成功バンドではあれど、このストロークスに関しては全くの未聴という無関心を通してきてしまった。初めて彼らの楽曲をライブを通して味わったわけだが、若さと人気は認めるが、彼らがカッコいいとは大して思えなかったのが正直なところ。かなり単調だけどわざとなのか曲を短くしてキャンディポップと言っていいくらいキャッチーに聴かせることに成功しているとは思う。「マイウェイ」を布施明ヴァージョンでちょこっと歌ったところは面白かった。
★Radiohead – outdoor stage
スタジアム2階席もほとんど人で埋まった、満を持してのレディオヘッド。本年度のベストシングルと言っていいくらい素晴らしい「THERE THERE」のイントロがズンドコ鳴り出して、ついに開幕。もうサマーソニックというフェスの雰囲気を消して、明らかに別世界にいざなっていた無意識に真剣に向き合わずにはいられないステージは、まさに最高のエンターテインメントでもあった。「アツイデスネ〜」なんて日本語を普通のトーンで話し掛けたり、決してロックスターを気取らないものの、ロックスターとしてのオーラが半端じゃないトム・ヨークの存在感がなんとも不思議で興味深い。ジョン・グリーンウッドも比類ないレベルのギターヒーローとしてとにかく弾きまくって欲しいのに、本人はそこまでギターにこだわるつもりはないらしく、ギターをぶらさげながらでも鍵盤やつまみをいじってばかりだったりする。しかしながら、なんとなくだが彼のエゴがギターに向かわなかったのはレディオヘッドにとって大きかったのではないかという思いもする。アンコールの「CREEP」はまさかという思いと異様なフラッシュバック感覚でヒクヒク泣いてしまったわけで、自分のレディオヘッドに対する思いも無意識に巨大化していたんだなぁと思い知ったのでした。
放心状態で見上げた打ち上げ花火が2日間のサマーソニックの終わりを告げる。帰り道が辛いのは昨夜近場に泊まったせいなのか? 暑かったせいもあるけど、明らかにフジロックより疲れてしまったサマーソニック。多摩方面まで帰る電車賃、労力、時間を考えると、2日間行く場合はもう日帰りできないなぁとつくづく実感してしまいましたね。来年もラインナップ次第ですが、期待しておこうと思います。今年はとにかくDEVOに尽きる。ありがとう。できればまたカム・バック! ところで、レディオヘッドのウラでちょっと気になってた21世紀ドアーズはどうだったんだろう?
Mew set list
1.AM I WRY? NO 2.156 3.BEHIND THE DRAPES 4.SYMMETRY 5.SHE CAME HOME FOR CHRISTMAS 6.SHE SPIDER 7.SNOW BRIGADE 8.COMFORTING SOUNDS
Cheap Trick set list
1.HELLO THERE 2.BIG EYES 3.TOO MUCH 4.I WANT YOU TO WANT ME 5.BEST FRIEND 6.CLOCK STRIKES TEN 7.MY OBSESSION 8.DREAM POLICE 9.AIN'T THAT A SHAME 10.SURRENDER 11.SCENT OF A WOMAN
Devo set list
1.THAT'S GOOD 2.GIRL U WANT 3.WHIP IT 4.(I CAN'T GET NO) SATISFACTION 5.MONGOLOID 6.UNCONTROLLABRE URGE 7.BLOCKHEAD 8.JOCKO HOMO 9.SMART PATROL/MR.DNA 10.GUT FEELING/SLAP YOUR MAMMY 11.GATES OF STEEL
encore
12.FREEDOM OF CHOICE 13.COME BACK JONEE
Blur set list
1.AMBULANCE 2.BEETLEBUM 3.GENE BY GENE 4.FOR TOMORROW 5.GOOD SONG 6.MOROCCAN PEOPLES REVOLUTIONARY BOWLS CLUB 7.TENDER 8.CARAVAN 9.OUT OF TIME 10.CRAZY BEAT 11.SONG 2 12.TRIMM TRAB 13.BATTERY IN YOUR LEG 14.THE UNIVERSAL
encore
15.ON THE WAY TO THE CLUB 16.WE'VE GOT A FILE ON YOU 17.THIS IS A LOW
Blondie set list
1.DIAMOND BRIDGE 2.DREAMING 3.HANGING ON THE TELEPHONE 4.CALL ME 5.END TO END 6.MARIA 7.TIDE IS HIGH 8.GOOD BOYS 9.RAPTURE 10.GOLDEN ROD 11.ONE WAY OR ANOTHER
Stereophonics set list
1.HIGH AS THE CEILING 2.MADAME HELGA 3.NOTHING PRECIOUS AT ALL 4.BARTENDER AND THE THIEF 5.SINCE I TOLD YOU IT'S OVER 6.MAYBE TOMORROW 7.MR. WRITER 8.LOCAL BOY IN THE PHOTOGRAPH 9.CLIMBLING THE WALLS 10.I'M ALRIGHT 11.HAVE A NICE DAY 12.HELP ME
The Strokes set list
1.NYC COPS 2.HARD TO EXPLAIN 3.新曲(1) 4.THE MODERN AGE 5.SOMEDAY 6.新曲(2) 7.SOMA 8.BARELY LEGAL 9.新曲(3) 10.LAST NITE 11.TAKE IT OR LEAVE IT
Radiohead set list
1.THERE THERE 2.2+2=5 3.MORNING BELL 4.EXIT MUSIC 5.NATIONAL ANTHEM 6.BACKDRIFTS 7.SIT DOWN, STAND UP 8.NO SURPRISES 9.BONES 10.KID A 11.GO TO SLEEP 12.JUST 13.PUNCH UP AT A WEDDING 14.PARANOID ANDROID 15.IDIOTEQUE 16.EVERYTHING IN IT'S RIGHT PLACE
encore
17.PYRAMID SONG 18.WOLF AT THE DOOR 19.KARMA POLICE 20.CREEP
