

NOW AND THEN / THE BEATLES
ビートルズの新曲でありフィナーレとなる「Now And Then」。ジョンのヴォーカルにジョージのギターも。凄い曲だ。前もって公開されたショートフィルムを観て、リンゴのドラムの上手さを改めて実感したし、曲のプロデュースにあたったポールとジャイルズ・マーティン(ジョージ・マーティンの息子)の執念に感服させられた。カップリングが「Love Me Do」で1962年にタイムトリップして、ここに壮大な輪廻が!


Winny
監督:松本優作
2023年 日本
P2PソフトWinnyを開発した金子勇が逮捕・起訴された事件と裁判の顛末が事細かに描かれている。京都府警にサイバー犯罪専門の部署があって凄いらしい、と当時噂で耳にしたものだけど、彼の不当逮捕による、わが国にとって失ったものの計り知れなさよ。残された我々はより良い社会、より良い未来が築けるのだろうか。とても力強く素晴らしい作品。


アフター・ヤン
After Yang
監督:コゴナダ
2022年 アメリカ
壊れた人型AIロボットの記憶を辿るSF。『ブレードランナー』のレプリカントと違って、ずっといい奴だったってだけな話でもある。とにかく静かな映像が続く中、不意にリリィ・シュシュ「GLIDE」(Mitskiがカバー)が流れて、どういう時代?と思うも、曲は強く印象に残った。


くるりのえいが
監督:佐渡岳利
2023年 日本
チミたちはどう生きるか。ドラム森信行を20年ぶりに再起用しての新作『感覚は道標』のメイキングと拾得でのライブシーンを眺めながら、色々と感慨に耽る幸福なドキュメントだった。


放課後アングラーライフ
監督:城定秀夫
2023年 日本
港町に転入した女子高生が学校で釣りに勧誘されてという『放課後ていぼう日誌』まんまの設定だけど、主人公が前の学校でいじめられていた傷を背負っている分、気持ちの部分で注意深く描かれていて、これはこれでとてもいい作品だった。


KOREA SPOTLIGHT 2023 SHOWCASE@JAPAN 2023.10.25. 渋谷Spotify O-EAST
韓国が国の機関を通して世界各地で行なっているショーケースで、一般からも招待で観ることができたので大喜びで応募して行くことに。
・NELL
背後のモニタの演出も加わって、代官山のときからスケール感たっぷり上げてきた。NELLは最初はRADIOHEADだったけど『OK COMPUTER』を作らずにCOLDPLAYになっていったような韓国のトップバンド。先月の単独公演に続いての来日で、日本でもっと認知が広がってほしい!
・Jeong Hongil
調べたら47歳で同い年。韓国歌謡風のヘビーロックだった。
・SOLE
韓国以外でパフォーマンスするの初めてだと言ってたけど、堂々としつつ愛嬌もたっぷり。
・GAHO
『梨泰院クラス』に彼の曲「Start Over」が起用されている。
・ADOY
ずっと観たかった本日いちばんのお目当て。無茶苦茶カッコいい!!! すでに世界を回っているだけに余裕も十分に感じられる素晴らしいステージだった。近い将来の来日公演が決定していることを願う。グッズもめちゃ欲しい。
NELL
1. One of Those Days
2. All This Fxxking Time
3. Full moon
4. Ocean of Light
5. White Dwarf
6. Parasite
ADOY
1. Antihero
2. I Just Can’t Forget Her
3. San Francisco
4. Wonder
5. Grace
6. Touch
7. Saint
8. Don’t Stop


KIRINJI exPoP!!!!! TAMATAMA FESTIVAL 2023 2023.10.22. パルテノン多摩前 特設野外ステージ
秋晴れの夕暮れ時。弾き語りだからこそ披露されるソロ名義の名曲「絶交」が聴けて嬉しい。12月のバンド編成ライブも楽しみ!
0. タンデム・ラナウェイ
1. ムラサキ⭐︎サンセット
2. 進水式
3. まぶしがりや
4. 愛のCoda
5. Runner’s High
6. 絶交
encore
7. Rainy Runway


アンダーグラウンド
Underground
監督:エミール・クストリッツァ
1995年 フランス・ドイツ・ハンガリー
大昔に観て以来だったので、新鮮に食らう。とてつもない傑作。かつてあった一つの国、ユーゴスラヴィア。映画のマジックと奇跡を目の当たりにする。奇しくも4Kリマスター版で再上映されるらしい。民族と土地と営みが権力に翻弄されるのは今も変わらないのか。


フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて
Fisherman’s Friends
監督:クリス・フォギン
2019年 イギリス
コーンウォールはイギリス南西の端っこ。そこで暮らす船乗りの唄が、偶然の旅行者だった音楽業界人の目に止まりデビューする物語。実際に彼らFisherman’s Friendsをマネージメントした人物がイアン・ブラウンという名前で、エンドクレジットで「え?」と思ったけど、ストーン・ローゼズのイアンとは別人だった。


君の誕生日
Birthday
監督:イ・ジョンオン
2019年 韓国
2014年のセウォル号沈没事故で息子を失った遺族の物語。こんなにもいたたまれない話はない。自我と家庭が崩壊する寸でで生き耐える姿に、親人生を生きる端くれとしても、なおさらそう思う。それでも寄り添うこと、共有し合うことが、日常を生きるギリギリの力になっていく。夫婦を演じたソル・ギョングとチョン・ドヨン、そして娘役のキム・ボミンが素晴らしかった。
