

象は静かに座っている
An Elephant Sitting Still
監督:フー・ボー
2018年 中国
中国の石家荘市・井陘は炭鉱の街らしい。その映画の舞台と、向かおうとする満州里、途中の瀋陽を地図で調べる。サントラのジャケットがまさに満州里の地図で、それも見事。満州里はロシアとの国境の街で、地理的な果てしなさに、この現実からとにかく遠いものを願う彼らの思いを感じる。公開を待たずに命を絶ってしまった監督が完成させた、3時間54分あっての映画だった。傑作。


白いトリュフの宿る森
The Truffle Hunters
監督:マイケル・ドウェック、グレゴリー・カーショウ
2020年 イタリア・アメリカ・ギリシャ
イタリアのトリュフハンターを追ったドキュメント作品。ほぼほぼが高齢老人のハンターたち。希少で高価であるがゆえのビジネス的な闇も深くなり、縄張りを狙って犬が毒殺されるとか、トリュフの向こう側の話を知る。ルカ・グァダニーノが製作総指揮のひとりとして関わっている。


くるり 『愛の太陽EP』発売記念ホールツアー2023 2023.08.03. 昭和女子大学 人見記念講堂
ホールツアーファイナルまで待ってしまったけど、必殺のくるり、めちゃめちゃ素晴らしかった!!!「奇跡」での松本大樹のギタープレイが凄まじくスーパーだったと、今日のハイライトとして記しておきます。先週から続いた、スパークス、佐野元春、くるり、ホールライブ3連発が全部素晴らしく堪能。2000人規模のコンサートホールの音の良さも全身でギンギンに味わえました。
1. 真夏日
2. LV45
3. ワールズエンド・スーパーノヴァ
4. 琥珀色の街、上海蟹の朝
5. 赤い電車
6. THANK YOU MY GIRL
7. Morning Paper
8. GUILTY
9. ハイウェイ
10. 7月の夜
11. 八月は僕の名前
12. 愛の太陽
13. つらいことばかり
14. スラヴ
15. In Your Life
16. California coconuts
17. ばらの花
18. 虹
19. ロックンロール
20. Liberty&Gravity
21. 奇跡
encore
22. 東京
23. Tokyo OP


佐野元春 & THE COYOTE BAND 今、何処TOUR 2023 2023.07.29. ロームシアター京都 メインホール
とにかくご機嫌で絶好調なもんだから、輪をかけて最高だった!!なんていい曲ばかりなんだ!!!!!フジロックのカウンターとして選択した京都での『今、何処TOUR』は文字通り魂がブチ上がる素晴らしいライブだった。
1. さよならメランコリア
2. 銀の月
3. クロエ
4. 植民地の夜
5. 斜陽
6. 冬の雑踏
7. エンタテイメント!
8. 新天地
9. 愛が分母
10. ポーラスタア
11. La Vita a Bella
12. 純恋 (すみれ)
13. 詩人の恋
14. エデンの海
15. 君の宙
16. 水のように
17. 大人のくせに
18. 明日の誓い
19. 優しい闇
encore 2
20. 境界線
encore
21. 約束の橋
22. アンジェリーナ
23. Sweet16


SPARKS 2023 World Tour 2023.07.25. LINE CUBE SHIBUYA 渋谷公会堂
最高。50年を超えるキャリアにして、今が絶頂期なのではないか。今年出した26枚目のアルバムを引っさげて大盛況のワールドツアーで、ここ渋公も完売となった。ミック・ジャガー級に元気だし、凄いよ!めちゃめちゃ楽しかった!!!またいつか、ボン・ボヤージュ、お元気で!
1. So May We Start
2. The Girl Is Crying in Her Latte
3. Angst in My Pants
4. Beaver O’Lindy
5. When I’m With You
6. Nothing Is as Good as They Say It Is
7. It Doesn’t Have to Be That Way
8. Balls
9. Shopping Mall of Love
10. The Toughest Girl in Town
11. Escalator
12. We Go Dancing
13. Bon Voyage
14. Music That You Can Dance To
15. When Do I Get to Sing “My Way”
16. The Number One Song in Heaven
17. This Town Ain’t Big Enough for Both of Us
18. Gee, That Was Fun
encore
19. My Baby’s Taking Me Home
20. All That


スタートアップ!
Start-Up
監督:チェ・ジョンヨル
2019年 韓国
話は雑ではあるけれども、マ・ドンソクをおかっぱにしたアイデアの勝利。


マイ・ブロークン・マリコ
監督:タナダユキ
2022年 日本
どっちも壊れてるけど、やっぱ死なれるのは辛いと、当たり前のことを思う。永野芽郁の生命力が遺憾なく発揮されてて、すごくよかった。


安藤裕子 -20th anniversary- 我々色ノ街 2023.07.09. LINE CUBE SHIBUYA 渋谷公会堂
20周年の御開帳。とてもカッコ良かった。カッコ良くなってた。何度も何度もウルウルしてしまった。祝福喝采の記念ライブだった。
1. 輝かしき日々
2. TEXAS
3. ドラマチックレコード
4. All the little things
5. UtU
6. さみしがり屋の言葉達
7. Tommy
8. The Still Steel Down
9. 勘違い
10. 箱庭
11. のうぜんかつら(リプライズ)
12. 忘れものの森
13. summer
14. 唄い前夜
15. 隣人に光が差すとき
16. 歩く
17. The moon and the sun
18. 金魚鉢
19. 僕を打つ雨
20. 衝撃
21. 問うてる
encore
22. サリー
23. 聖者の行進


Ryuichi Sakamoto: CODA
監督:スティーブン・ノムラ・シブル
2017年 アメリカ・日本
ガン治療が始まったあたりからの坂本龍一を追いつつ、当時進行中の作品作りとともに、とりわけ映画音楽家として過去のエピソードも語られる。この映画も含めて、本当にたくさんのものを遺してくれた。芸術は長く、人生は短し。追悼は続く。


線は、僕を描く
監督:小泉徳宏
2022年 日本
爽快なくらい江口洋介の映画だった。
