

くるり Quruli Voyage くるりと弦楽四重奏 2025.03.01. LINE CUBE SHIBUYA 渋谷公会堂
至高至福。弦楽四重奏を加えたツアーは、世界各地に出向いて作曲・録音した曲たちで構成された、くるりの弦楽音楽世界旅行という、とてつもなく期待させるものであったけども、そんな想像を遥かに超える素晴らしいライブだった! 2007年『ワルツを踊れ』のふれあいコンサートで、これ以上ないと大感激したときのような、気持ちが溢れてくる。佐藤さんの物販替え歌もめちゃウマで素晴らしかった!
1. ハイリゲンシュタッド
2. Santa Lucia
3. ブルー・ラヴァー・ブルー
4. アナーキー・イン・ザ・ムジーク
5. さよなら春の日
6. アマデウス
7. GUILTY
8. Remember me
9. 京都の大学生
10. Time
11. スロウダンス
12. 恋人の時計
13. everybody feels the same
14. taurus
15. 飴色の部屋
16. Camel
17. 心の中の悪魔
18. La Palummella
19. Liberty & Gravity
20. ブレーメン
21. ジュビリー
encore
22. 瀬戸の内
23. ふたつの世界
24. 奇跡


New Order 2025.02.27. 有明アリーナ
前座の電気グルーヴにとっては夢のマッチアップ。卓球も瀧もめちゃめちゃ嬉しそうだった! ニューオーダーはバーニーが完璧に歌えた曲がひとつもなくても全部盛り上がった! おじいちゃんのカラオケみたいな感じも受け入れる! 「Vanishing Point」やったの、めちゃめちゃ嬉しかったよ!
電気グルーヴ
1. 人間大統領
2. Shangri-La
3. モノノケダンス
4. DISCO UNION
5. Fallin’ Down
6. Shameful
7. Fake It!
8. N.O.
9. Flashback Disco (is Back!)
New Order
1. Transmission
2. Crystal
3. Ceremony
4. Age of Consent
5. Isolation
6. Krafty (Japanese ver.)
7. Your Silent Face
8. State of the Nation
9. Be a Rebel
10. Sub-Culture
11. Bizarre Love Triangle
12. Vanishing Point
13. Plastic
14. True Faith
15. Blue Monday
16. Temptation
encore
17. Atmosphere
18. Love Will Tear Us Apart


ザ・ルーム・ネクスト・ドア
The Room Next Door
監督:ペドロ・アルモドバル
2024年 スペイン
アルモドバルの若かりし頃からすれば、信じられないくらいの品の良さ! ティルダ・スウィントン&ジュリアン・ムーア、両者際立つ洗練された会話劇の見事さ。癌からの回復が叶わないことを悟り、人生の最期を自らの意志で締める。尊厳死を望むという、これもまた人間の業を見つめた素晴らしい作品だった。


真夜中のパリでヒャッハー!
Babysitting
監督:ニコラ・ブナム、フィリップ・ラショー
2014年 フランス
フランスのコメディスター、フィリップ・ラショーの原点ともいえる2014年の監督デビュー作。ほぼほぼフランス版ハングオーバーで、めちゃめちゃ面白い! とにかく編集のテンポがよく、気付いたらイカれた展開に突入していて、常軌を超えてもキャラ達を不快には描かず、無駄に長いと思うところが一切ない、全編85分のキレの良さ!


SPARK! / 好芻
昨年夏の「途切れないで」に続く新曲。MVは前回のと同じタイミングで収録してるように見える。アヒト・イナザワ&中尾憲太郎を加えたバンド形態でのライブが観てみたい。


Broken Rage
監督:北野武
2024年 日本
たけし版『PERFECT DAYS』とも思えた、どこかわざとらしい前半。そんな老いた殺し屋のルーティーンを前振り扱いにして繰り返す、たけし版『ポプテピピック』という不気味な仕上がり。


映画 からかい上手の高木さん
監督:今泉力哉
2024年 日本
映画に先駆けて放送されたドラマ版が十分に素晴らしかった今泉力哉監督による実写版プロジェクト。中学生だった高木さんと西片が、10年経ち永野芽郁と高橋文哉になっての、すてきな両想い。おでこ全開で高木さんを演じ切る永野芽郁が眩しい!最後の教室でのふたりには、長年見守ってきた他人として、素直にグッと胸にきて、ものすごく良かった!!


blur:To The End
Blur: To the End
監督:トビー・L
2024年 イギリス
『blur:To The End』と『blur:Live At Wembley Stadium』を、全席スピーカー内蔵で振動も起こるシートという、みなとみらいの映画館で、それぞれ別料金だけど連続で! とにかくファン冥利に尽きる作品だった。ずっとファンでいるなんて、どうかしてるけど、幸せなことなんだとも思う。正論では幸せにならない。それでもやるかやらないかという関係性。特別視されるウェンブリー・スタジアム。旨味 umami って英語になってるんだという発見。『くるりのえいが』との近さ。


安藤裕子 アコースティックツアー『アナタ色ノ街 vol.2』番外編 ~ A HAPPY NEW YEAR Mr.HOLLOW 〜 2025.01.28. 三越劇場
12月に観た佐賀公演があまりに素晴らしく、この東京公演が楽器が変わる番外編ツアーファイナルということ、加えて格式ある会場にも惹かれ、期待を膨らませて観に行ってきた。最終的には5人がステージに集う特別な一夜となり、豊潤な音色と圧倒的な声にうっとり。やはりとんでもなく凄い。アコースティックツアー『アナタ色ノ街 vol.3』もまたいつかどこかの街で。新しいスタンプがあるといいなぁ。
1. A HAPPY NEW YEAR
2. All the little things
3. スキスギてズキズキ
4. お誕生日の夜に
5. のうぜんかつら
6. 私は雨の日の夕暮れみたいだ
7. 夜の怪物
8. Last Eye
9. 飛翔
10. Guardian of Paradise
11. 海原の月
encore
12. STEP OUT
13. 問うてる


オルフェ
Orphee
監督:ジャン・コクトー
1950年 フランス
1950年の芸術家ジャン・コクトーによる監督作。The Smiths「This Charming Man」のジャケットのシーンが出てハッとする。このカットを抜き取るモリッシーのセンス! さらに鏡の中に入ったりの展開を見進めていくと、床の模様がツインピークス!! なんというタイミングだろう。まさしく芸術は永遠なのだなぁと強く感じた。
