

宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました
6/45
監督:パク・ギュテ
2022年 韓国
タイトルは『愛の不時着』をモジっているのだろう。かつての名作『JSA』の極限の緊張感を全力でコメディに振り切ったような痛快作。38度線がこういう笑い話になるような南北友好の未来は訪れるのだろうか。


GREAT3 マイ・ウェイ 2025.05.18. Veats Shibuya
いつしか始まった後先未定な単発的ライブ活動がこうして続き、「Ruby」と「嫉妬」に挟まれて、長年の愛くるしい夢だった「Sad Dancer」ここで聴けたよ!嬉しさとチェット・ベイカーの余韻で、Tシャツを買って帰るMY WAY。
1. DISCOMAN
2. Colors
3. Sabbath
4. Chop the Meat
5. エデン特急
6. Ruby
7. Sad Dancer
8. 嫉妬
9. Bats on Fire -コウモリ炎上-
10. ONO
11. モナリザ
12. METAL LUNCHBOX
13. 穴と月
14. マイ・ウェイ
15. Soul Glow
encore
16. Night Rally
17. レイディ
18. Little Jの嘆き


XG 1st WORLD TOUR “The first HOWL” FINAL Landing at TOKYO DOME 2025.05.14. 東京ドーム
アフリカ以外の大陸をまわったワールドツアーのファイナル。ツアーの集大成というより、メニューを一新して臨んだ東京ドームの初舞台。凄まじい歓声で力を添え続ける超満のオーディエンス。メンバー全員が感極まりつつも、新たなスタート地点という強い気持ちが頼もしく見えた。
1. HESONOO & X-GENE
2. SHINOBI
3. HOWLING
4. GRL GVNG
5. UNDEFEATED
6. TGIF
7. IYKYK
8. Tippy Toes
9. SOMETHING AIN’T RIGHT
10. IN THE RAIN
11. XG MOVE #1
12. SHOW YOU CAN
13. [XG TAPE #1] Chill Bill
14. [XG VOX #1] Peaches
15. SHOOTING STAR
16. WOKE UP
17. PUPPET SHOW
18. IS THIS LOVE
encore
19. NEW DANCE
20. MILLION PLACES
21. WINTER WITHOUT YOU
22. MASCARA
23. LEFT RIGHT


イ・スマン:キング・オブ・K-POP
Lee Soo Man: The King of K-Pop
監督:ティン・プー
2025年 アメリカ
SMエンターテインメントを創設し、K-POPを巨大事業へと世界的に発展させたイ・スマン。歌手時代からSMを去ってA2Oを始めた2025年現在まで、彼自身の語りを中心に綴られるドキュメント。キャスティング・トレーニング・プロデュース・マーケティングのシステムを確立させ、自分はエンジニアでもあると認識しているところが非常に興味深かった。時代と技術、そして先の未来への自信。


リトル・ウィング
Little Wing
監督:ディーン・イズラエライト
2024年 アメリカ
中学生女子が鳩レースに目覚めるという、観る理由としては十分すぎるではないか! 物語としては、部活とかではなく、窃盗犯罪やっちゃって、だいぶ無茶気味だったけど、後半の鳩と積極的になってからはとても良かったと思う。土鳩と違い、レース鳩が想像以上に高額な価値があることや、鳩レースの深い世界を少しだけ知ることができる。主演のブルックリン・プリンスは『フロリダ・プロジェクト』の子役で、『コカイン・ベア』にも出てた。


ライド・オン
Ride On
監督:ラリー・ヤン
2023年 中国
なんと初主演から50年の記念作品。ジャッキー・チェンの近作としては、ここ15年くらいのベストかもしれない。手応えとしてはリメイク版『ベスト・キッド』以来か。今作では生身のアクションで名を馳せた今は老いしスタントマン役を演じ、現在できうる最大限のアクションを披露している。加えてかつてのジャッキー作品のスタントシーンも差し込まれ、ジャッキーを観てきた僕らには、改めてジャッキー凄い!と思うに十分な作品だった。


ぼくのお日さま
監督:奥山大史
2024年 日本
主題歌となっているハンバート ハンバートの「ぼくのお日さま」が素晴らしい。奥山大史監督はこの曲にインスピレーションを受けて、今作の制作にあたったらしい。監督からの手紙を受け、主題歌とタイトルの使用を快諾し、佐藤良成が劇伴を担当するに至った。また監督は幼少期にスケートを習っていたという。前後のキャリアにおける米津玄師との関係。アニメ『メダリスト』主題歌「BOW AND ARROW」のMV(監督は林響太郎)での羽生結弦に迫る撮影を担当している。


ラブリーサマーちゃん Tour For Walking (Out Of The Woods) 2025.04.26. 渋谷CLUB QUATTRO
山田尚子監督と組んだ「Garden of Remembrance」を聴く悦びに満たされる。爆発するギター、飲みすぎたウォーター、マヨネーズのカバー、バラ撒かれるフェイクマネー。チケット完売めでたいし、もっと自信を与えたい。ライブはOK、ハチャメチャに楽しかった!
1. 普請中
2. 心ない人
3. AH!
4. (Song For Walking) In My Mind
5. PART-TIME ROBOT
6. OK, Shady Lane
7. ミレニアム
8. 海を見に行こう
9. ベッドルームの夢
10. わたしのうた
11. 歌詞のない日常
12. Garden of Remembrance
13. Mayonaise (org. The Smashing Pumpkins)
トイレ〜バンド紹介
14. あなたは煙草 私はシャボン
15. I Told You A Lie
16. The Great Time Killer
17. ヒーローズをうたって
18. (Song For Walking) Out Of The Woods
encore
19. GIMME MONEY
20. LSC2000
21. 青い瞬きの途中で


違国日記
監督:瀬田なつき
2024年 日本
両親を交通事故で失った少女が、温泉宿ではなく、新垣結衣に引き取られる物語。出だし、めちゃめちゃ暗くて重いのだったらどうしようと思ったけど、このキャストで『異端の鳥』のようになるはずもなく、甘々で安心して観れた。主演ふたりの関係性がとても良くて、日常モノとしてずっと観ていたくなる。劇中歌の担当は橋本絵莉子。


青春ジャック 止められるか、俺たちを2
監督:井上淳一
2024年 日本
1作目『止められるか、俺たちを』から10年後が舞台となる、1983年2月に若松孝二監督が立ち上げた名古屋の映画館シネマスコーレを中心に描いた続編。井浦新のマスターレベルに到達した若松孝二芝居が最高! 1作目とは独立した物語としても観れて、比べて申し訳ないが、こっちのが断然面白かった!
