

ローマ法王の休日
Habemus Papam
監督:ナンニ・モレッティ
2011年 イタリア・フランス
『教皇選挙』のヒットで日本でも話題となったコンクラーべ。ナンニ・モレッティ監督が描くのは、そんな教皇選挙で選出された予想外の人物がローマ法王という地位のプレッシャーに耐えられず『ローマの休日』さながら逃げ出すという物語。法王役のミシェル・ピコリが適度にキレたり、かつての夢だった役者の世界に近づいたりブレブレな小市民なのが面白い。


SUMMER SONIC 2026 2026.08.14-16. ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
3日通ったSUMMER SONIC 2026。開催前日の千葉県集中豪雨が期間中に起きなくて本当に良かったし、ギリギリ運が良かったのだと思う。サマソニも首の皮一枚で続いている。第1回の富士急に2日通ったことも思い出したけど、25年続いている意義はあまりに大きい。AEGとの初タッグとなる来年が楽しみ!
■DAY1/23.0km
・HANRORO
念願のHANRORO!!!韓国ではスターなだけに、オープニングアクトの器では当然ない、美しく眩しいオーラを放ちまくってカッコ良かった!!!
・FLORENCE ROAD
・EMNW
・WISP
・AUDREY NUNA
・BABYMONSTER
晴天をもたらす高気圧ガールだったBABYMONSTER!激アツ!!!
・indigo la End
・HOLLY HUMBERSTONE
・BUMP OF CHICKEN
持ち時間を10分ちょっと余らせて終わったバンプ
・FKA TWIGS
素晴らしかった!!!!! 究極レベルの物凄い完成度!!!!! ステージを彩った全員に惹き込まれて、ジェニーの開始時刻が過ぎても最後まで見届けた!スーパー!
・JENNIE
ジェニーはご機嫌上機嫌でDay1の最高な締めだった!
■DAY2/18.5km
・紫今
・のん & the tears of knight
ウエノコウジと古市コータローがいる、のんのステージ
・BE:FIRST
・羊文学
・ELMIENE
・HUMBE
・SUEDE
サカナの前で大盛況だったsuede。ブレットの若々しさは異常!楽曲もジャケットビジュアルも色褪せず歓喜!
・Cornelius
・電気グルーヴ
・Ado
・DAVID BYRNE
いつかの渋谷AX以来、わたくしのライフタイムで2度目のDAVID BYRNE!いま現在ここまで歓迎されるのは『アメリカン・ユートピア』がファッション/流行としても相当伝わりやすかったからだろう。しっかり進化したショーを観て、健康でいることもパンクなのかもと思った。
■DAY3/18.2km
・Chilli Beans.
・SEKOU
・名誉伝説
・AKMU
めっちゃ良かった!!!願わくばもっと前、というか熱いファンの近くで観たかった。Paradise of Rumorsやらなかったなぁ。でもめっちゃ良かったし、ちょっと泣いた!
・BINI
フィリピンの星となるBINI
・HALCALI
・LE SSERAFIM
巨大スクリーンが映えまくるLE SSERAFIM
・REAL McCOY
・L’Arc-en-Ciel
Let’s just live in the nowの如く、目の前にできたサークルモッシュの渦に入って、楽しくて元気になったラルク
・JAMIROQUAI
2026年にハルカリ、リアルマッコイ、ジャミロクワイが並ぶ、懐い夏!日本の夏!


化け猫あんずちゃん
監督:久野遥子、山下敦弘
2024年 日本・フランス
ひとり残され田舎暮らしでの人やモノノ怪たちとの交流。母の墓参りで東京からの地獄旅行。少女と化け猫のひと夏の成長&冒険譚として、お盆休みに観るにふさわしい最高に楽しい作品だった。音楽が鈴木慶一だったけど、『ヤニねこ』の音楽やってるのも、題材が猫だからだったりして。


耳に残るは君の歌声
The Man Who Cried
監督:サリー・ポッター
2000年 イギリス・フランス
いまの感想として、この作品のクリスティーナ・リッチは髙石あかりみたいだなと思った。2000年の作品なので、彼女が20歳のころ。あとケイト・ブランシェットの大女優感というか一瞬で目を惹くオーラの凄さ。このふたりの女優は見応えがあった。ジョニー・デップは脇に徹しつつ、クリスティーナ・リッチとは『ラスベガスをやっつけろ』『スリーピー・ホロウ』に続いての共演を果たしている。


ゴンドラ
Gondola
監督:ファイト・ヘルマー
2023年 ドイツ・ジョージア
田舎村のロープウェイというシチュエーションのみ! アイデアのセンスと可愛さ! ユーモアたっぷりで、面白くて素敵な映画を観ている気持ちになる素晴らしさ。セリフがないのも粋だし、他の映画でも感じるけど、ジョージアという国が映画のロケーションとして抜群に良い。この作品を作るに至るに、コロナ禍でのスケジュールだったことが影響しての結果らしくて、それも見事だなと思う。


FUJI ROCK FESTIVAL ’26 2026.07.24-26. 新潟県湯沢町苗場スキー場
フジロック2026、ベストアクトはHYUKOH。加えて藤井風とXG。彼らはフジロックの評価・認知・鮮度のレベルを上げたと思う。藤井風とXGの時間被りについては分からんでもないが、正直かなり罪深かったと思う。KIRARAが深夜枠で断念したことが心残りだったけど、3日間堪能できました!
■DAY1/16.8km
・LOYLE CARNER
・TESTSET
・TURNSTILE
・井上園子
・ARLO PARKS
・HYUKOH
・The xx
■DAY2/16.3km
・QUADECA
・Trueno
・cero
・BASEMENT JAXX
・Fujii Kaze
・XG
・KHRUANGBIN
・ずっと真夜中でいいのに。(スパイシーズ状態)
■DAY3/14.7km
・GRAPEVINE
・KNEECAP
・Noridogam
・KIKI
・平沢進+会人
・MASSIVE ATTACK
・MITSKI


接続 ザ・コンタクト
접속
The Contact
監督:チャン・ユニョン
1997年 韓国
すれ違いのメロドラマでパソコン通信が出てきて、懐かしの『ユー・ガット・メール』や『(ハル)』が思い浮かぶ。The Velvet Underground「Pale Blue Eyes」使いとしては、トラン・アン・ユン『夏至』より早いのか。この作品が映画初出演となるヒロイン、チョン・ドヨンがめちゃめちゃ良かった。


ブラックベリー
BlackBerry
監督:マット・ジョンソン
2023年 カナダ
ELASTICAが流れる1996年に物語が始まる、スマートフォンの祖と言われるBlackBerryの隆盛と凋落。勝つも負けるもビジネスの獰猛さよ! iPhoneの登場で敗北し、シェアを完全に失うところで映画が終わるも、BlackBerryは携帯端末から撤退した現在、自動車に搭載されるOS等の新事業で再注目されつつあるらしい。


ザ・モーメント
The Moment
監督:エイダン・ザミリ
2026年 アメリカ
御存知Charli xcxが本人を演じるフェイクドキュメンタリー。bratツアーを招聘できなかった日本でこれだけ観るのは酷な気もする、イジワルーなbratサマーの終わり。ショービジネスの世界にまかり通る、売れてる著名人の声や態度の大きさ、しつこさに毒され、名前負けしていく様子の滑稽さ。ダサい方が現実になっていくことをフェイクとして観れるうちはいいけど、しっかり審美眼を磨いていかないと。


シラート
Sirāt
監督:オリベル・ラシェ
2025年 スペイン・フランス
仲野太賀がモロッコをバックパッカー旅する番組があって、あの砂漠のずっと先がこの映画だったりするのかなとか思ってたら、絶句。壮観なサウンドシステム。ワクワクドキドキ大冒険に導かれるまま迎える大自然と人工物の狂った世界。仲野太賀はこの映画を観たのだろうか。
