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アルゴ
監督:ベン・アフレック
ARGO
2012年 アメリカ
ものすごい話のものすごいスパイ映画でした!! 『コンドル』や『カンバセーション 盗聴』のような、かつての社会派サスペンスを観てるような感覚で見入ってしまう、素晴らしい作品でした。
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最強のふたり
監督:オリヴィエ・ナカシュ、エリック・トレダノ
INTOUCHABLES
2011年 フランス
『セント・オブ・ウーマン』や『八日目』といった名作に並ぶ、エスプリの効いた素晴らしい逸品でありました。マセラッティ運転したい。
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レッド・ツェッペリン/祭典の日(奇跡のライブ)
監督:ディック・カラザース
CELEBRATION DAY
2012年 イギリス
2007年に行われた一夜限りの再結成ライブを映画館でのプレミア上映。超絶鬼凄かった!!!!! 世界史に残るような破格のスケールで、ただただ圧倒されまくりでした!!! 全ての演奏を4人きり! みんな凄い! ボンゾ2世も問題なく素晴らしかった!
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山下達郎 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012
2012年 日本
超絶悶絶カッコ良かった!!! 重要文化財として後世に継承すべき95分。ボーカリストとしてのみならず、リズムギターの鬼たるギタープレイヤーとしての山下達郎も十二分に堪能できる、素晴らしい作品でありました。
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宇宙人ポール
監督:グレッグ・モットーラ
PAUL
2011年 イギリス・アメリカ
キャストも選曲もグッときて、めちゃめちゃ面白かった!!! SFハッピーということで、最高のクリスマスムービーかも。エリア51やロズウェル、デビルスタワーと、こんな旅がしてみたい!!
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バーレスク
監督:スティーヴ・アンティン
BURLESQUE
2010年 アメリカ
最高!!! アギレラのスターオーラに負けることなく、シェール(64)の存在感衰えず、カッコよかった!! 役どころは『プラダを着た悪魔』のメリル・ストリープと似たもんだけど、やっぱシェールの魅力が自然に出まくってて素晴らしかったです。ひとりでのリハーサルのシーンはこの映画のハイライトだったと思います!
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トロン:レガシー
監督:ジョセフ・コシンスキー
TRON: LEGACY
2010年 アメリカ
音楽にダフトパンクを起用したのは見事だし、3Dの題材としては楽しめたけど、前のトロンの方がロマンがあった気がする。ジェフ・ブリッジスがめちゃめちゃ強くなってた。
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アイルトン・セナ 音速の彼方へ
監督:アジフ・カパディア
SENNA
2010年 イギリス
今年のF1はおもしろい! 過去10年で最高におもしろいシーズンかもしれない。5人のドライバー、3チームによるチャンピオン争い、ミハイル・シューマッハの復活以上に、日本人として素晴らしく誇りに思える走りと結果を見せ付ける小林可夢偉の存在と、88年中学の頃から見てきた自分としては、今年から給油が禁止となったルール変更がものすごく大きい。熱狂的に観てた中学~高校時代のF1も給油がなく、シンプルでわかりやすかったのだ。で、そんな当時のF1界で絶対的な存在だったのがアイルトン・セナだった。セナは神の領域を侵したと思えるほど速くて完璧だった。ポールポジションから順位を譲ることなく優勝することが多すぎて、当時の僕はそんなセナのレースが好きではなく、マンセルがいちばん好きなドライバーだった。映画はセナがたどってきた孤高なレース人生を当時の映像でのみ描いている。セナのレーサーとしての才能と人柄を再度目の当たりにすると、再度でなくF1を知らなくてこの映画でセナを知ったとしても、最後の94年サンマリノGPでのクラッシュシーンは言葉を失い、とてつもない悲しみを感じると思う。
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瞳の奥の秘密
監督:ファン・ホセ・カンパネラ
EL SECRETO DE SUS OJOS
2009年 アルゼンチン
日比谷のTOHOシネマズ シャンテにて。アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアルゼンチンが舞台の映画ですが、評判どおり素晴らしい作品でした。ミステリー、サスペンス、そして恋愛と、25年の奥行きで結ばれる傑作。お客さんも多かったです。
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ミックマック
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
MICMACS À TIRE-LARIGOT
2009年 フランス
『デリカテッセン』、『ロスト・チルドレン』は別格としても、今作も見事な凝った映像で楽しませてくれる、現代の社会派要素もありつつのファンタジックコメディ。のほほんと見せつつも、やってることは相当ハードバイルドで、おもしろかった!!