

ザ・スイッチ
Freaky
監督:クリストファー・ランドン
2020年 アメリカ
殺人鬼ヴィンス・ヴォーンと入れ替わってしまうブロンド高校生女子キャスリン・ニュートンが福原遥だった。監督は『ハッピー・デス・デイ』のクリストファー・ランドン。


グッバイ・シングル
Familyhood
監督:キム・テゴン
2016年 韓国
わがまま女優と中学生妊婦の共同生活。誰も殴らず、それを見守るマ・ドンソク。コメディとしての無理くりな展開も、終わってみれば超感動!『JUNO』を少し思い出した。


シラノ
Cyrano
監督:ジョー・ライト
2021年 イギリス・アメリカ
「シラノ・ド・ベルジュラック」の映画としては、ジェラール・ドパルデューの(1990年版)が好きだけど、今回のはエリカ・シュミットによるミュージカル戯曲(2018)を元にした映画化。音楽は舞台版と同じく、すっかり売れっ子となったThe Nationalのデスナー兄弟で、ナショナル感たっぷりだった。


チャンシルさんには福が多いね
Lucky Chan-Sil
監督:キム・チョヒ
2019年 韓国
『ジプシーのとき』を観て映画業界入りを決意し、小津安二郎が最も敬愛する映画監督(タイトルバックが小津オマージュ)だという彼女が、映画プロデューサーの仕事を失い、人生を見つめ直す物語。ブエノスアイレスな自称レスリー・チャンの幽霊がいい奴。大家さんがオスカー女優ユン・ヨジョン。初監督となるキム・チョヒはホン・サンス作品のプロデューサーをやってた人らしい。


ハケンアニメ!
監督:吉野耕平
2022年 日本
スタッフロールで辻村深月の小説が原作であることを知る。映画での劇中アニメのプロットも書いたらしい。アニメ制作が舞台の作品に興味を持ったなら、是非とも水島努監督の超傑作アニメ『SHIROBAKO』も観てほしいと思う。


BLUE GIANT
監督:立川譲
2023年 日本
漫画原作にはない音。その音楽制作とピアノを担当した上原ひろみ、サックス馬場智章、ドラム石若駿。物語も映像も声優も素晴らしかったが、何と言ってもこのスーパースペシャルな3人の演奏をスクリーンで浴びる至上の映画体験に、描かれるライブの観衆同様、滂沱の涙を流すのだった。


FLEE フリー
Flee
監督:ヨナス・ポヘール・ラスムセン
2021年 デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フランス
アフガニスタン内戦でロシア・モスクワに脱出し、難民として西側への亡命を果たした青年の、生存するために秘密にしてきた壮絶な半生のドキュメント。秘匿性の観点からアニメで描かれる事実の重さ。難民ボートを客船から見つめる無感情な人々は、映画を観る我々の写し鏡なのかもしれない。


X エックス
X
監督:タイ・ウェスト
2022年 アメリカ
『悪魔のいけにえ』シチュエーションに始まり、老人vs若者の生存バトルの見せ方が、あるあるたっぷりで面白い。自らの老いと失ったものを自覚しながら、若さを徹底的に敵視する末路の恐怖。ミア・ゴスの二役がハマって、過去とその後の続編加えた3部作になるらしい。


神々の山嶺
Le Sommet Des Dieux
監督:パトリック・インバート
2021年 フランス・ルクセンブルク
同原作を元に日本で実写映画化されたものもあるけど、こちらはフランスで製作されたアニメ版。圧倒的に素晴らしかった。これまでのエベレスト映画、山岳映画、登山映画において、最高峰の傑作だと思う。東野幸治の「アドベンチャー魂」に出てきた冒険家の方達の顔も浮かんできた。


おらおらでひとりいぐも
監督:沖田修一
2020年 日本
郊外に暮らす独居老人の物語。死にはしないけど、半分くらい彼女の走馬灯を見てるかのように思えた。ゴキブリをしばくシーンが画角も含めて良かった。
