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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

CINEMA

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
総監督:庵野秀明
2009年 日本

ただただ圧巻の一言です。放心状態。何だかわからないけど、涙出ました。無意識に感動してたということなのか。昨年の『ダークナイト』に匹敵するくらい、力のこもった作品だと思う。どのような完結を迎えるのか楽しみです。新劇場版はテレビシリーズの再構築なので、テレビ版観てなくても楽しめますよ。

それでも恋するバルセロナ

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それでも恋するバルセロナ

VICKY CRISTINA BARCELONA
監督:ウディ・アレン
2008年 アメリカ・スペイン

映画のようにバルセロナに知り合いが住んではいませんが、そろそろ行きたいバルセロナ。ただただセクシーな浮かれたノリがよかったというか、ああモテたいと思ったものです。

レスラー

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レスラー

THE WRESTLER
監督:ダーレン・アロノフスキー
2008年 アメリカ

夜、プロレスラー三沢光晴が亡くなった。高校時代、全日本プロレスのテレビ中継で、ジャンボ鶴田VS三沢の三冠ヘビー級タイトルマッチに何度も熱狂した自分にとって、鶴田の急死とともに残念な知らせだった。映画は執拗にミッキー・ロークの背中を追い、ボロボロの姿を容赦なくとらえ、その最期を正面から受け止める、これもまた老人映画の傑作だった。

ミルク

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ミルク

MILK
監督:ガス・ヴァン・サント
2008年 アメリカ

題材自体が強烈なメッセージを持っているものだけに、ガス・ヴァン・サントもショーン・ペンもかなり力のこもった仕事っぷりで、見事な傑作でありました。写真が出てたけど、本人とそっくりなのが驚き。

レッドクリフ PART II -未来への最終決戦-

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レッドクリフ PART II -未来への最終決戦-

RED CLIFF II
監督:ジョン・ウー
2009年 アメリカ・中国・日本・台湾・韓国

パート1が壮大なイントロだったので、ようやく本編といった感じで楽しめました。硬派であり軟派であり、ジョン・ウーのやりすぎな演出もてんこ盛り。主要キャストを除いては、敵も味方もほぼ全滅の殺戮の嵐でありました。

グラン・トリノ

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グラン・トリノ

GRAN TORINO
監督:クリント・イーストウッド
2008年 アメリカ

前にビートたけしが、これからは老人映画が流行るだろうから老人映画を撮りたい、みたいな話をしてたと思うけど、イーストウッドほど老人映画の限界を拡げ続ける映画人はいないだろう。今年5月で79歳でありながら、今作もしっかりハードボイルドな男クリント・イーストウッドの世界を魅せつけてくれましたよ!! しびれますなぁ~。

スラムドッグ$ミリオネア

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スラムドッグ$ミリオネア

SLUMDOG MILLIONAIRE
監督:ダニー・ボイル
2008年 イギリス

今年のアカデミー作品賞作品ということですが、社会派として重々しく見せつけるでなく、痛快娯楽作としての完成度が素晴らしかったです。ダニー・ボイル版『シティ・オブ・ゴッド』と言えなくもないですが、ハラハラドキドキさせながら導かれるラストの猛烈なカタルシスの味は、デビュー作『シャロウ・グレイブ』以来かもしれない。おもしろかった!!

サーチャーズ 2.0

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サーチャーズ 2.0

SEARCHERS 2.0
監督:アレックス・コックス
2007年 アメリカ

まさしく低予算の正統派B級映画でございました。ロードムービーといっても単なる映画好きなオヤジたちの知恵比べでしかなかったという、相当なくだらなさが好きです。モニュメントバレーにはあの宿も含めて行きたいぞと思いました。

トロピック・サンダー 史上最低の作戦

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トロピック・サンダー 史上最低の作戦

TROPIC THUNDER
監督:ベン・スティラー
2008年 アメリカ

まさしくバカ映画の大傑作!! プラトーンに地獄の黙示録、ランボーあたりを下敷きにかませつつ、ハリウッド全体をネタにして笑わせてくれます。トム・クルーズの怪演もさることながら、何といってもロバート・ダウニーJr.の狂演がスバラシイです!! オーストラリア出身アカデミー主演男優賞5回受賞の演技派俳優役で、今回は黒人軍曹になりきるというムチャクチャな設定を完璧にやりきってます!

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生

THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
監督:デヴィッド・フィンチャー
2008年 アメリカ

『華麗なるギャツビー』のスコット・フィッツジェラルド原作みたいです。ギャツビーがロバート・レッドフォード主演で映画化されてましたが、ベンジャミン・バトンを演じるのがブラッド・ピットというのも数奇なつながりを感じさせます。映画は約3時間の長尺ながら、あまり長さを感じさせないものの、長さを感じない分、あっさりさっぱり終わったなぁという、終わってみて感動が薄い印象でありました。主人公の生まれ方こそかわいそうだったものの、若返りながらも割と普通に大往生した話だからかも。むしろ恋人のデイジーの人生がかわいそうに思える映画でありました。長生きしてればいいことあるということを如何に素直に受け入れられるか、いい人生を送りたいものです。