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恋は光

CINEMA

恋は光

監督:小林啓一
2022年 日本

いわゆるハーレム展開の作品は男性主人公のことが大体嫌いになるけど、今作の彼は観るの止めるほどではなかったので、良かったんだと思う。かつてのドラマとかを思うと、西野七瀬がこんなにも魅力的な女優に大成長してて、素晴らしかった。

海辺の映画館 キネマの玉手箱

CINEMA

海辺の映画館 キネマの玉手箱

監督:大林宣彦
2019年 日本

監督キャリアの終盤『この空の花 長岡花火物語』以降、反戦色を強め、ゴダールとは異質の前衛というか奇抜さで突っ切る大林宣彦。遺作となった今作はその終盤路線でやり切った怒涛の集大成となった。高橋幸宏が冒頭から登場し、最後にドラムを叩いている。

人数の町

CINEMA

人数の町

監督:荒木伸二
2020年 日本

囚人が首輪つけられて爆発する映画なんだったっけなぁ(『ウェドロック』)、ということを思いながら観てた。

劇場版 からかい上手の高木さん

CINEMA

劇場版 からかい上手の高木さん

監督:赤城博昭
2022年 日本

アニメが2期、3期と進み、もはやとっくに1000%相思相愛のノロケでしかない分、脇の女子3人組の青春模様にグッときた。高橋李依は今期『トモちゃんは女の子!』のトモちゃん役やってるけど、高木さんのカケラも無い声で芝居してるの凄い。

レッスル!

CINEMA

レッスル!

Love+Sling
監督:キム・デウン
2018年 韓国

妻を亡くした元レスリング選手が息子を代表選手にするべく奮闘する父と息子のスポ根ファミリードラマと思ったら、息子が恋心を寄せる隣に住む幼馴染の娘とのロマンスも始まりそうなところで、その娘が好きなのは父親の方というまさかの方向に展開して、めっちゃオモロかった!

ツユクサ

CINEMA

ツユクサ

監督:平山秀幸
2022年 日本

ベンガルのラジオ体操第一太極拳が最高だった。

ユンヒへ

CINEMA

ユンヒへ

Moonlit Winter
監督:イム・デヒョン
2019年 韓国

過去に引き裂かれた二人の女性。韓国地方都市と北海道小樽、その後それぞれの人生を歩み20年以上経過したある日、出されることのなかった手紙が投函される。雪景色の小樽が今の季節と相まって映画に引き込まれていく。素晴らしかった。

ハニーランド 永遠の谷

CINEMA

ハニーランド 永遠の谷

Honeyland
監督:リューボ・ステファノフ、タマラ・コテフスカ
2019年 北マケドニア

世界中で賞賛された北マケドニアで暮らす自然養蜂家のドキュメンタリー作品。電気も水道もない土地で謙虚に慎ましく生きる主人公の姿は、まさしく北マケドニアの「北の国から」だった。途中登場する隣人家族もまた「北の国から」だった。

家族を想うとき

CINEMA

家族を想うとき

Sorry We Missed You
監督:ケン・ローチ
2019年 イギリス・フランス・ベルギー

ケン・ローチが引退撤回までして描いたのが、『わたしは、ダニエル・ブレイク』に続く、この絶望しかないホームドラマという。凄かった。『ノマドランド』にも近いテーマながら、『ノマドランド』は大自然での生活だったりまだ一定の距離感覚で観れたけど、『家族を想うとき』は都市生活者の行き詰まりだけに、ずっしり食らってしまう。

ポゼッサー

CINEMA

ポゼッサー

Possessor
監督:ブランドン・クローネンバーグ
2020年 カナダ・イギリス

別人の脳をジャックして暗殺する工作員の話。まともがわからない世界を描き切っている。監督ブランドン・クローネンバーグは、ご存知デビッド・クローネンバーグの息子。