ベスト・キッド
監督:ハラルド・ズワルト
THE KARATE KID
2010年 アメリカ
言わずと知れた名作のリメイクですが、ジョン・G・アビルドセン監督のラルフ・マッチオ&故ノリユキ・パット・モリタ時代同様、原題こそ「THE KARATE KID」のままながら、ジャッキーが師範役である今作は空手ではなくカンフーの物語になっています。主人公はウィル・スミスの息子らしいですが、やっぱりどうにもジャッキー・チェンが老いの芝居で素晴らしい!!!!! 師匠としての貫禄と説得力が十二分に味わえます。
ヒックとドラゴン
監督:ディーン・デュボア、クリス・サンダース
HOW TO TRAIN YOUR DRAGON
2010年 アメリカ
パッと見ガキ向けの映画にしかみえないかもしれないけど、これがズバリ大傑作のおもしろさ!!! これほどワクワクな映画体験を楽しむには、劇場で見ないと後悔すると思いますよ。
インセプション
監督:クリストファー・ノーラン
INCEPTION
2010年 アメリカ
夢か真か様々な解釈も可能な頭をフル回転させながらの、刺激たっぷりな映画体験ができて素晴らしかったです!! ディカプリオはディカプリオだったし、最後のひっぱりは相当なものでしたが、未来世紀ブラジルかと思うほどの傑作だと思います。
特攻野郎Aチーム THE MOVIE
監督:ジョー・カーナハン
THE A-TEAM [ 2010年 アメリカ ]
とにかくノリがよくて、ド派手なドンパチもてんこ盛りでおもしろかった!! PRIDEのリングでもおなじみだったクイントン・ランペイジ・ジャクソンがミスターTの後釜でやっておるのですが、彼に限らず役者がキャラにばっちりハマってました。TV時代のテーマ曲も使われてて、ちょっと嬉しかったです。
ゾンビランド
監督:ルーベン・フライシャー
ZOMBIELAND
2009年 アメリカ
どこ行っても前売り券品切れになるくらいヒットしてて驚きですが、手抜きな安っぽさはなく、力いっぱい緻密なB級魂炸裂でおもしろかった!!!! BM最高!!
トイ・ストーリー3
監督:リー・アンクリッチ
TOY STORY 3
2010年 アメリカ
飛び出さない2Dで、トム・ハンクスじゃない吹き替えでしたが、ドキドキのワクワクのノリノリであたたかい、今回も素晴らしい作品でした!!
オーケストラ!
監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
LE CONCERT
2009年 フランス
いわゆるスポ根のような三流以下の才能が努力して事を成し遂げるではなく、才能あるものが才能を発揮してくれることに猛烈な感動があるという物語の構造で、とてもおもしろく、とても素晴らしかった!!! 音楽の力は偉大ですね。
息もできない
監督:ヤン・イクチュン
BREATHLESS
2008年 韓国
予告を見て観たいと思ってた韓国映画の大傑作! 韓国映画の底力というか、まだまだハングリーな姿勢に好感持てます。素晴らしかった!!
第9地区
監督:ニール・ブロムカンプ
DISTRICT 9
2009年 アメリカ
アバターより斬新で、ハート・ロッカーより重くない大傑作! 監督のニール・ブロンカンプはヨハネスブルグ出身みたいですね。
ハート・ロッカー
監督:キャスリン・ビグロー
THE HURT LOCKER
2008年 アメリカ
上映時間の2時間11分のあいだ、緊張の極限状態が続きすぎて、観ている方もめまいがしそうなほどだったので、映画が終わったときはホッとしました。ここで打ちのめされたように感じる重さや精神的な消耗の分だけ、自分は恵まれた環境にいることを思い知らされる、立派な作品だったと思います。