

特攻野郎Aチーム THE MOVIE
THE A-TEAM
監督:ジョー・カーナハン
2010年 アメリカ
とにかくノリがよくて、ド派手なドンパチもてんこ盛りでおもしろかった!! PRIDEのリングでもおなじみだったクイントン・ランペイジ・ジャクソンがミスターTの後釜でやっておるのですが、彼に限らず役者がキャラにばっちりハマってました。TV時代のテーマ曲も使われてて、ちょっと嬉しかったです。


ゾンビランド
ZOMBIELAND
監督:ルーベン・フライシャー
2009年 アメリカ
どこ行っても前売り券品切れになるくらいヒットしてて驚きですが、手抜きな安っぽさはなく、力いっぱい緻密なB級魂炸裂でおもしろかった!!!! BM最高!!


トイ・ストーリー3
TOY STORY 3
監督:リー・アンクリッチ
2010年 アメリカ
飛び出さない2Dで、トム・ハンクスじゃない吹き替えでしたが、ドキドキのワクワクのノリノリであたたかい、今回も素晴らしい作品でした!!


オーケストラ!
LE CONCERT
監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
2009年 フランス
いわゆるスポ根のような三流以下の才能が努力して事を成し遂げるではなく、才能あるものが才能を発揮してくれることに猛烈な感動があるという物語の構造で、とてもおもしろく、とても素晴らしかった!!! 音楽の力は偉大ですね。


息もできない
BREATHLESS
監督:ヤン・イクチュン
2008年 韓国
予告を見て観たいと思ってた韓国映画の大傑作! 韓国映画の底力というか、まだまだハングリーな姿勢に好感持てます。素晴らしかった!!


第9地区
DISTRICT 9
監督:ニール・ブロムカンプ
2009年 アメリカ
アバターより斬新で、ハート・ロッカーより重くない大傑作! 監督のニール・ブロンカンプはヨハネスブルグ出身みたいですね。


ハート・ロッカー
THE HURT LOCKER
監督:キャスリン・ビグロー
2008年 アメリカ
上映時間の2時間11分のあいだ、緊張の極限状態が続きすぎて、観ている方もめまいがしそうなほどだったので、映画が終わったときはホッとしました。ここで打ちのめされたように感じる重さや精神的な消耗の分だけ、自分は恵まれた環境にいることを思い知らされる、立派な作品だったと思います。


ルドandクルシ
RUDO Y CURSI
監督:カルロス・キュアロン
2008年 メキシコ
今作の監督が脚本を書いた傑作『天国の口、終りの楽園。』と同じく、ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが主演という、ラテン系の名コンビ復活で楽しい映画でした! チープトリックのゆるいコピーもあり、サッカーの試合の興奮もあり、ノリが良くておもしろかったです。メキシコ行きたい! 新丸子にあったおいしいメキシコ料理屋にもまた行きたいなぁ。


アバター
AVATAR
監督:ジェームズ・キャメロン
2009年 アメリカ
900席以上ある有楽町日劇も完売満席。初めてのデジタル3Dということで、3Dメガネ問題についにブチあたったわけですが、3Dメガネの上に自分のメガネをかける手法を今回採用させていただきました。映画に関しては、アバターとリンクするのは『マトリックス』のようだし、どっかの惑星で怪物相手に戦争するのは『スターシップ・トゥルーパーズ』のようだし、現地人が命を懸けて自然を守ろうとするのは『風の谷のナウシカ』のようだし、物語のアイデアに感銘を受けることは特にない映画だったと思います。しかし、3Dの映像体験アトラクションとして、ここまでのものを作ったのは素晴らしいです。すべては3Dのために、人間にない身体能力を持った異星人を主人公にして、とにかく走ったり飛んだり戦ったりと縦横無尽に動かしまくる。『アバター』は3D。それだけの印象で十分な映画だと思います。


かいじゅうたちのいるところ
WHERE THE WILD THINGS ARE
監督:スパイク・ジョーンズ
2009年 アメリカ
あのチビッコにしては、ヨットの操縦できすぎな気がしましたが、カレンOによる音楽にしろ、ジム・ヘンソンの会社によるかいじゅうパペットにしろ、純粋に、純真に訴える気持ちのこもった映画だったと思います。スパイク・ジョーンズ版の『大人は判ってくれない』というか「田舎に泊まろう!」というか「ウルルン」みたいなものなんだけど、むしろみたいなものだっただけに、ボロボロ泣いてしまいました。
