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MINAMATA

CINEMA

MINAMATA

Minamata
監督:アンドリュー・レビタス
2020年 アメリカ

社会で習う水俣病。1971年に依頼を受け水俣を訪れ、現地で暮らし、世界に発信した写真家ユージン・スミス。彼を演じ製作も兼ねた、ジョニー・デップの代表作といえる素晴らしさ。真田広之をはじめ日本の俳優陣も誇りを持って演じている。

コレクティブ 国家の嘘

CINEMA

コレクティブ 国家の嘘

Colectiv
監督:アレクサンダー・ナナウ
2019年 ルーマニア・ルクセンブルク・ドイツ

ルーマニアのライブハウス火災事件を発端に明るみになる、政治・企業・病院による腐敗・汚職・不正・癒着の実態。韓国の加湿器殺菌剤事件を描いた『空気殺人 TOXIC』にも通じる、利権の犠牲となる人命の軽さ。

恋の潜伏捜査

CINEMA

恋の潜伏捜査

She’s on Duty
監督:パク・フンジョン
2005年 韓国

刑事が女子高生に扮して高校に潜入するアクション・コメディ。キム・ソナが元スケバンという設定で、コテコテなノリも含めてめちゃめちゃ面白い。若かりしコン・ユのカッコ良さよ。ハ・ジョンウも若い!

マンディブル 2⼈の男と巨⼤なハエ

CINEMA

マンディブル 2⼈の男と巨⼤なハエ

Mandibules
監督:カンタン・デュピュー
2020年 フランス

盗んだベンツのトランクに巨大なハエがいて、そのハエを調教して金儲けしようとする話。わけわからない状況も、大声を張り上げるでもなく受け入れていくおかしさ。ハエも妙に大人しくて不思議と愛らしい。映画監督松本人志に作って欲しかったような秀逸なコント劇で、めちゃめちゃ面白かった!

ヘルムート・ニュートンと12人の女たち

CINEMA

ヘルムート・ニュートンと12人の女たち

Helmut Newton – The Bad and the Beautiful
監督:ゲロ・フォン・べーム
2020年 ドイツ

ファッション写真家ヘルムート・ニュートンのドキュメント。1920年ベルリン生まれのユダヤ人という出自。最初に仕えた女性写真家イーヴァ、ナチス時代を代表する映像芸術家レニ・リーフェンシュタール、妻となる女優で写真家ジューン・ブラウン。女性から学び、刺激を受けてきたことの大きさを知る。「敵が多いほど光栄」と写真家としてブレない精神力とユーモア、死よりも生を見続けた生き様に感銘を受ける。

マッドマックス:フュリオサ

CINEMA

マッドマックス:フュリオサ

Furiosa: A Mad Max Saga
監督:ジョージ・ミラー
2024年 アメリカ

フュリオサの前日譚となる今作。子供時代まで遡っている分、前作のシンプルさには流石に敵わないけども、カッコ良さ満載。巨大マシンが急斜面を駆け上る興奮!復讐譚として描かれていく展開に第一作への回帰にもみえてグッときた。

ギミー・デンジャー

CINEMA

ギミー・デンジャー

Gimme Danger
監督:ジム・ジャームッシュ
2016年 アメリカ

ジム・ジャームッシュによるストゥージズのドキュメント。イギー・ポップが古代エジプトのファラオの映画が好きで、理由が「ファラオはシャツを着ない」という。ワオ!と思った。

悪は存在しない

CINEMA

悪は存在しない

監督:濱口竜介
2023年 日本

『ハッピーアワー』にも通じる意味深なタイトル。善と悪。自然と開発。上流と下流。人間と動物。理屈はシンプルでも、究極で成り立っている現代の複雑で脆いバランス。『北の国から』のスピンオフを濱口竜介が撮ったかのような、人間ドラマとしても抜群に面白い作品だった。

苦い涙

CINEMA

苦い涙

Peter von Kant
監督:フランソワ・オゾン
2022年 フランス

1972年のライナー・ベルナー・ファスビンダー監督作をフランソワ・オゾンがリメイク。主人公がペトラからピーターに性別と職業が置き換わり、女性同士の愛憎劇がそのまま男性同士となるのはオゾンらしい。オリジナルと見比べて物語やセリフもほぼほぼ変わらないけれども、オゾン版の嫉妬の爆発っぷりが凄まじくて爆笑。面白かった!

鉄道運転士の花束

CINEMA

鉄道運転士の花束

Dnevnik Masinovodje
監督:ミロシュ・ラドビッチ
2016年 セルビア・クロアチア

鉄道運転士にとって、人を轢いて一人前という、映画でのなかなかブラックな物言いだけど、実際の人身事故のニュースやアナウンスの多さを思うと、殺意なき無実の事故からメンタル克服してこそ務まる仕事なのかもと思わされる。セルビアのゆるいユーモアたっぷりの映画から、改めて鉄道運転士・関係者にリスペクト。