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毒舌弁護人 正義への戦い

CINEMA

毒舌弁護人 正義への戦い

A Guilty Conscience
監督:ジャック・ン
2023年 香港

タイトルに原題から引用した「毒舌」とあるけど、毒舌の印象は薄く、あくまでオーソドックスなわかりやすい法廷劇として楽しめる。香港では返還後もイギリス領時代から変わらず、法廷ではかつらを着用しているようだ。なお今作は香港で香港映画としての歴代興行収入を塗り替える大ヒットを記録し、今年の香港電影金像獎の作品賞を受賞している(作品賞のプレゼンターは是枝裕和)。

THE WITCH 魔女 増殖

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THE WITCH 魔女 増殖

The Witch: Part 2 – The Other One
監督:パク・フンジョン
2022年 韓国

原題サブタイトルが「The Other One」ということで、前作でセンセーショナルだったキム・ダミがほとんど出ないものの、今作は今作で超人バトルに振り切ってて面白かった。主人公が超人というか超超人で無敵なので、次作はどうバランス取るのかアイデアに期待したい。

パスト ライブス 再会

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パスト ライブス 再会

Past Lives
監督:セリーヌ・ソン
2023年 アメリカ・韓国

12歳、24歳、36歳。ソウル、スカイプ、ニューヨーク。3つの時代と遠く離れた距離・異なる国、それでも導かれる縁と運命。劇伴はGrizzly Bearの2人。たまらないラスト。とにかく品がよく、至高の作品だった。

カセットテープ・ダイアリーズ

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カセットテープ・ダイアリーズ

Blinded by the Light
監督:グリンダ・チャーダ
2019年 イギリス

実にいい映画だった。ブルース・スプリングスティーンの音楽・歌詞・魂とは如何なるものなのか、その入門としても実にいい映画だと思う。主人公のモデルとなった人物は150回以上ボスのライブを観ているらしい。僕は一度も観たことがない。1998年に上京してからずっと待ち望んでいるけど、全く来日する気配がない。本当にとても悔しい。

THE KILLER 暗殺者

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THE KILLER 暗殺者

The Killer
監督:チェ・ジェフン
2022年 韓国

事務所が潰れて解散状態の公園少女、エン(イ・ソヨン)の映画デビュー作。ジョン・ウィックとか、イコライザーとか、リーアム・ニーソンのもろもろのとかと同じように、主人公に特別なピンチがあるでもなく、敵方が死体の山となっていく痛快作として楽しめる。

ある女優の不在

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ある女優の不在

3 Faces
監督:ジャファル・パナヒ
2018年 イラン

イラン本国から自由を奪われながらも活動を続けるジャファル・パナヒ監督作。冒頭スマホ動画の導入から、山岳地帯への移動、ペルシャ語とトルコ語、人探しの先の展開からラストの遠景まで、まあ見事に巧いし、映画としてめちゃめちゃ面白い。

落下の解剖学

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落下の解剖学

Anatomie D’une Chute
監督:ジュスティーヌ・トリエ
2023年 フランス

夫の方が死んでいるとはいえ、ザンドラ・ヒュラーをメリル・ストリープと思えば、ほぼほぼ『クレイマー、クレイマー』のような映画だった。裁判の関心より、傷付くばかりの子供がただただ可哀想で仕方なかった。

オッペンハイマー

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オッペンハイマー

Oppenheimer
監督:クリストファー・ノーラン
2023年 アメリカ

3時間途切れることなく畳みかけてくる分、昔の映画のようにインターミッションでいったん整理して小休止したいと思えるほど、濃密で重厚な映画だった。彼が後悔した瞬間のことを、全世界はどんな気持ちで観たのだろうか。核兵器、赤狩り、政治判断。恐怖と危機感を切実に訴えてくる。

ちひろさん

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ちひろさん

監督:今泉力哉
2023年 日本

逞しくて、賢くて、優しく見える人も、本当は壊れる手前で踏ん張って生きているのかもしれない。そうした想像を持つこと。有村架純の素晴らしさが、また一段と際立っていた。

瞳をとじて

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瞳をとじて

Cerrar Los Ojos
監督:ビクトル・エリセ
2023年 スペイン

時は熟し、時は来た。ビクトル・エリセ監督の新作を劇場で味わうという、神秘的な映画体験にただただ没入。アナ・トレントの存在と、彼女の瞳が改めて刻まれる。かつて映画監督だった男はエリセの分身か。大学時代にビクトル・エリセを知った映画好きの端くれとして、望外の喜びを感じる最新かつ不滅の一本。