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HAVE YOU FED THE FISH? / BADLY DRAWN BOY

ALBUM

HAVE YOU FED THE FISH? / BADLY DRAWN BOY

アメリカで製作された『ABOUT A BOY』のサントラの流れを加速させて、早々と新作を作り上げてしまったデーモンさん。恋を見ていた少年の心そのままに、洗練されて男になった雰囲気が漂う好盤。何とも優しい素敵な歌声の聖なる酔っ払いの生きた伝説は、まだまだ快進撃を続けそうな勢いだ。

三日月ロック / スピッツ

ALBUM

三日月ロック / スピッツ

夏には2枚のシングルがトップ10以内に同時にチャート・インを果たし、このアルバム最新作では堂々の1位獲得を達成したスピッツ。先日から始まったツアーでは中規模ホールでまわっているおかげで、全くチケットが取れそうにないのが大問題だ。潔く武道館とかやってくれたらいいのに。それにしても前作『隼』を相当好き好んで聴き込んだにも拘らず、この新作もさらに納得のどこを取ってもスピッツとしか言いようのない見事なアルバムだ。これだけ曲が良ければ、シングルいくつでも切れるよなぁ。日本語とカタカナレベルの横文字しか使ってない歌詞にとても魅力を感じます。

サウスパーク 無修正映画版

CINEMA

サウスパーク 無修正映画版

SOUTH PARK BIGGER,LONGER & UNCUT
監督:トレイ・パーカー
1999年 アメリカ

ビデオを借りたタイミングでTVブロスがサウスパーク特集をやっていたので、読むといろいろ詳しくなったのだけど、WOWOWで放送の日本語吹き替え版では田口トモロヲが声優やってるみたい。「プロジェクトX」然り、すっかり声も有名になっちゃいましたね。で、映画ですが、評判通り面白かったです。躊躇いや迷いといった思考を取っ払った、何もかも言いっぱなしのセリフ、やり捨てのアクションがギャグとしてサイコー!

NICK LOWE 2002.11.08. 渋谷クラブクアトロ

LIVE

NICK LOWE 2002.11.08. 渋谷クラブクアトロ

昨年予定されていた来日公演ではツアーバンドのドラマーがヴァン・モリソンのツアーに駆り出された都合で中止になっちゃったみたいだが、今回は完全ひとりぼっちの弾き語りライブ。開演前に細野晴臣とピーター・バラカンに遭遇してしまいましたが、ほぼ満員に会場を埋めたほとんどがそんな世代だったわけで(しかも圧倒的に男)、パブロックの空気は多分にあったと思われます。アコースティックギター一本のみというパフォーマンスでしたが、これがさすがとしか言いようのない職人的実力十分の巧さと美しさで、元ベーシストの片鱗もうかがわせる見事なプレイでした。懐かしの曲も披露してくれたけど、その辺はいまの激渋の味わいに加えてバンドで観てみたかったという思いが正直なところなので、次は是非バンドで来て欲しいものです。ほんとにこの人は並外れたポップ職人ですからね。愛と平和と相互理解の何が悪い? WHAT’S SO FUNNY ‘BOUT PEACE, LOVE AND UNDERSTANDING?というセリフって最高にカッコイイよなぁ。

LIVE

ホイホイ祭 2002.11.04. 武蔵大学大講堂

出演:渋さ知らズオーケストラ、DOUBLE FAMOUS、こだま和文 from DUB STATION、スマーフ男組
寒い。昼間ですら外に立ってるのがつらいような寒さの中、屋台で物売ったりしてる学生はどういう気分なのだろう。もう少し早い時期にやればいいのにな。もう、3つ目に出てきたDJのスマーフ男組がダメだったので外に出たらあまりに寒くて最後のこだま和文を観ずして帰ってしまいましたが、渋さ知らズオーケストラとDOUBLE FAMOUSでとても満足してたので潔く帰ることができました。まず渋さですが、相変わらず大所帯すぎてムチャクチャな感もありますが、ダンスホールキャバレーと前衛劇団を融合させたような構成員たちによってひたすらに狂騒を演出するという日本なりのロックオペラとでも言うようなインパクトは強烈でした。お祭りには申し分ないですね。会場の古い建物とのマッチングもよかったと思います。続いてのDOUBLE FAMOUSは、畠山美由紀が参加していないものの音楽とリズムだけで成せる最高に素晴らしいライブステージだったと思います。ラテン風味たっぷりの情熱的な旋律とダンスを煽る見事な鼓動を打ち鳴らされ、これは本当に楽しくて素敵で良かったです。

江頭2:50と副総裁&浅草キッド 2002.11.02. 法政大学工学部小金井校舎講堂

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江頭2:50と副総裁&浅草キッド 2002.11.02. 法政大学工学部小金井校舎講堂

いかにも学校らしい汚れた雰囲気の法政大学工学部へ潜入すると、応援団&チアリーダーのパフォーマンスに遭遇。気合の入ったオーバーアクションに見入ってしまい、守るべき日本文化のひとつとして立派だなぁと思いつつ楽しませてもらいました。またここの学祭はパンフレットが秀逸で、先日のムサビのような美大生には絶対表現できないタッチのイラスト広告が満載でした。爆笑ですよ。そんな見事なセンスに導かれてか、江頭2:50と浅草キッドという素晴らしいブッキングがここに実現したわけで、ライブもエガちゃんの全裸コントに決してひくことなく、最高に盛り上がりました! ボキャブラ天国からホサれたネタまでやっちゃってたけど(やったらマネージャーからギャラ半額と言われてたらしいが)、受けることこそ最大の喜びと言わんばかりのアヤシイ笑顔で絶好調でしたね。キッドも十分面白かったけど、この日は先に出てきてエガちゃんのテレビで言えないような話をするなどその後のネタ振りともいえる前座を見事に務め上げてくれました。今日のライブが500円だなんて、本当にありがたい!

THE BRILLIANT GREEN 2002.11.01. 中央大学 クレセントホール

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THE BRILLIANT GREEN 2002.11.01. 中央大学 クレセントホール

初めて入った中央大学はデカすぎて迷いそうになったけど、この日のライブは本当に良かった! バンドメンバーと客席がお互い楽しむぞ!っていう一体感で溢れていて、誰もが上機嫌でトミーは動き回っては手を振ってほんとニコニコしてました。曲は言うまでもないヒットパレードでデビュー曲から最新のまだタイトルのついてない曲まで惜しげもなく披露してくれたし、アンコールでは「こんなに盛り上がるなら、メガネを持ってくればよかった」と後悔しつつもTommy Februaryの振りを少しやってみせたり、リーダー奥田が独自の振りというやつを踊ってみせたり、あれこれ楽しませていただきました。サポートでキーボード弾いてたのがHAKASEだったのも個人的に嬉しかったです。あくまで自然体ながら、もはや他の追随を許さない正統派ギターバンドの地位と個性を十分に感じさせる素晴らしいライブでした。

SET LIST
1.I'M SO SORRY BABY 2.MISTER MOON 3.There will be love there -愛のある場所- 4.そのスピードで 5.Rainy days never stays 6.Bye Bye Mr.Mug 7.BYE! MY BOY! 8.CALL MY NAME (JAPANESE VERSION) 9.愛の♥愛の星 10.Hello Another Way -それぞれの場所- 11.Forever to me 〜終わりなき悲しみ〜
encore
12.YES 13.Flowers

LIVE

野坂昭如 with 桜井順 2002.10.27. 武蔵野美術大学 1号館103教室

この日のムサビの学祭ではみうらじゅんに続いて時間をずらして別会場で野坂昭如も観れるということでキョーレツ二本立てで臨んだわけですが、こちらもまたたっぷりと楽しませていただきました。「生キ残レ少年少女」と題されたこのイベントは歌と話(雑談)を交互にという構成で、ピアノに野坂氏の楽曲を手がける桜井順、加えてバックバンドとしてムサビのJAZZ研を従えて、「マリリン・モンロー・ノー・リターン」や「黒の舟唄」といった代表曲を披露。話のほうは年寄り特有の堅苦しいものではなく、作家として、またTVタックルなど茶の間で活躍しているスタイルそのままにとても魅力を感じるものでした。最後には同じくムサビにてライブを終えていた戸川昌子の乱入にあい、すっかりパワーを消耗してしまった様子も面白かったです。

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みうらじゅん 2002.10.27. 武蔵野美術大学 体育館アリーナ

水道橋博士をして「抱かれたい男」と言わしめたみうらじゅんの母校凱旋ライブということで気合なんて入れる様子もなく、登場時間をまわったところで「みうらさんはただいまトイレに行ってますので、もう少々お待ち下さい」といったアナウンスを流すという、みうら氏ならではの懐の大きさを見せ付けるのだった。大島渚時代の「カリフォルニアの青いバカ」などを軽く弾き語りしたあとは、お得意のスライドショーで最近の活動状況を次から次へと報告しては会場を笑いで満たす見事すぎるショット&トークに涙出まくりでありました。アタック25の最後の人名当ての人にもなってたなんて、それをこの場で流すマヌケっぷりもさることながら、爆笑しつつも偉大だなぁと思わずにはいられません。本当におもしろかった!

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コージー冨田 2002.10.14. せいせきフェスティバル特設ステージ

多摩川サイクリングがてら今年も行ってきましたせいせきフェスティバル。昨年度の高木ブーに続きまして、本年度はコージー冨田ものまねライブでございました。登場はいまや本家は歌わないウキウキウォッチングで代表的ともいえるタモリのものまねを披露。その後のものまねオンパレードはご想像の通りということで、その他大勢の観客同様に「似てるなー」って感心してしまいましたよ。千と千尋のカオナシのものまねがおもしろかったです。