ベンジャミン・バトン 数奇な人生
CINEMA

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

監督:デヴィッド・フィンチャー
THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON [ 2008年 アメリカ ]
『華麗なるギャツビー』のスコット・フィッツジェラルド原作みたいです。ギャツビーがロバート・レッドフォード主演で映画化されてましたが、ベンジャミン・バトンを演じるのがブラッド・ピットというのも数奇なつながりを感じさせます。映画は約3時間の長尺ながら、あまり長さを感じさせないものの、長さを感じない分、あっさりさっぱり終わったなぁという、終わってみて感動が薄い印象でありました。主人公の生まれ方こそかわいそうだったものの、若返りながらも割と普通に大往生した話だからかも。むしろ恋人のデイジーの人生がかわいそうに思える映画でありました。長生きしてればいいことあるということを如何に素直に受け入れられるか、いい人生を送りたいものです。

posted on 2009/02/15
007 慰めの報酬
CINEMA

007 慰めの報酬

監督:マーク・フォースター
007 QUANTUM OF SOLACE [ 2008年 アメリカ・イギリス ]
前作『カジノ・ロワイヤル』のまんま続編です。ダニエル・クレイグが引き継いだ新しいボンドシリーズは本当にカッコいい! カット刻みまくりでスローに早回しと魅せまくるアクションシーンの編集技は素晴らしすぎますね。とにかくカッコよかった!!!

posted on 2009/02/13
MY MORNING JACKET [ 2009.02.04. 渋谷DUO MUSIC EXCHANGE ]
LIVE

MY MORNING JACKET [ 2009.02.04. 渋谷DUO MUSIC EXCHANGE ]

行こうかどうか、行けるかどうかという塩梅でしたが、行けそうだったので当日券で行ってきました。当日券が500円高いのはなぜなのか、いまだに解せませんが。さらにドリンク代500円。さらにロッカーがなくてクローク500円。ひとりでクロークというのと終わって外で並ぶのもアホらしいので、荷物や上着はマークシティのロッカーに預けましたが、いろいろむしり取られながらも観てきましたよ。観るのはいつかのニューオータナーサマーソニック以来のマイモージャ。あれからメンバーチェンジがあったりしつつも、あれよあれよとアメリカ本国では人気とライブバンドとしての絶大な支持を得て、去年の大晦日はマジソンスクエアガーデンでやってるほどなだけに、今回観に行って本当に大正解でした。よかったー!!! ロケンローな感じと聴かせる感じとのバランスがとれた、正統派アメリカンロックバンドとして脂がのった最高のステージでありました。いろいろ疲れる日々が続いているだけに、なんか気分がスッキリできてよかったです。もっと日本でも人気あっていいと思うけど、1000人も満たない小さなハコでよく来日してくれたなぁ。

set list
1. Evil Urges 2. Touch Me I'm Going to Scream (Part 1) 3. Off The Record 4. The Way That He Sings 5. I'm Amazed 6. It Beats 4 U 7. Sec Walkin' 8. Golden 9. War Begun 10. Thank You Too 11. Mahgeetah 12. Lay Low 13. Gideon 14. Librarian 15. Dondante 16. Smokin' From Shootin' 17. Touch Me I'm Going to Scream (Part 2) 18. Cobra (Intro) / Run Thru
encore
19. Bermuda Highway 20. Knot Comes Loose 21. Wordless Chorus 22. Highly Suspicious 23. Anytime 24. One Big Holiday
posted on 2009/02/05
DAVID BYRNE [ 2009.01.27. 渋谷AX ]
LIVE

DAVID BYRNE [ 2009.01.27. 渋谷AX ]

最新作が久方ぶりにブライアン・イーノとのコラボ作だったことで、今回のツアータイトルが「Songs of David Byrne and Brian Eno Tour」という、イーノはツアーに帯同していませんが、トーキング・ヘッズ時代にイーノと組んだ3作品『More Songs About Buildings and Food』『Fear of Music』『Remain in Light』からもふんだんにやってくれると評判だったので期待しまくりで行ってきましたよ。結果、予想をはるかに超える、とんでもなく素晴らしく刺激的なショーに出会えて、心底感激してしまいました。バンドメンバー、コーラス、ダンサーと総勢11名が白い衣装に身を包み、曲ごとに振り付けやダンスをダンサーだけでなく、コーラス隊やバンドも巻き込みながら、もちろんバーン自身も加わって魅せる魅せる。DEVOやSPARKSともまた違った、デビッド・バーンらしいユーモアと洗練が見事に発揮されておりました。惜しみなく披露されるトーキング・ヘッズの曲も、こうして観ると鮮度が失われることなく感動も倍増ですよ。最後にはイーノとは関係ない「Burning Down the House」までやってくれたし、トーキング・ヘッズ再結成とかどうでもよく思えるくらい、最高に楽しかった!!!!

set list
1. Strange Overtones 2. I Zimbra 3. One Fine Day 4. Help Me Somebody 5. Houses in Motion 6. My Big Nurse 7. My Big Hands (Fall Through the Cracks) 8. Heaven 9. Born Under Punches 10. Poor Boy 11. Crosseyed and Painless 12. Life is Long 13. Once in a Lifetime 14. Life During Wartime 15. I Feel My Stuff
encore 1
16. Take Me to the River 17. The Great Curve
encore 2
18. Air 19. Burning Down the House
encore 3
20. Everything That Happens
posted on 2009/01/29
シェイン – THE POGUES: 堕ちた天使の詩
CINEMA

シェイン – THE POGUES: 堕ちた天使の詩

監督:サラ・シェアー
IF I SHOULD FALL FROM GRACE: THE SHANE MACGOWAN STORY [ 2001年 アイルランド ]
アイリッシュパンクの誇り、シェイン・マガウアンのドキュメント映画。酒とタバコとクスリに溺れ、精神の病を抱えながらも、魂をゆさぶる言葉と音楽をつむぐ才能に恵まれた男の生き様。歯が何本も抜けてて、鳥居みゆきより自然に目を見開き、ダース・ベイダーの呼吸音のように笑うシェインは、痛々しくもおもしろくて魅力的でありましたが、何といってもポーグスの音楽ですよ。劇中ニック・ケイヴが天才だと絶賛する歌詞が流れる曲の映像とともに字幕で対訳が出るのがよかったです。

posted on 2009/01/28
CHIMERA MUSIC SHOW  [ 2009.01.21. 恵比寿リキッドルーム ]
LIVE

CHIMERA MUSIC SHOW  [ 2009.01.21. 恵比寿リキッドルーム ]

ショーン・レノンが本田ゆかと始めたレーベル「Chimera Music」のアーティストを集めてのお披露目ライブショーということで、ダラダラと前座がやってるだろうと思って、開演から30分くらい遅刻して行ったら、すでにショーンくんも舞台に立って、なつかしのファーストの曲とかやってるではありませんか。ショーンくんと本田ゆかにスペシャルバックバンドとして、コーネリアスグループの4名がステージに陣取って、歌い手がところどころ入れ替わって進行する内容みたく、最初から来とけばよかったです。最後には母ちゃんオノヨーコが胸元ざっくりとした衣装でもって登場。伝説の恐怖声を一生分聴いた気がします。この日出演したシャーロットという美女が現在のショーンくんの恋人だそうで、本田ゆかの立場がちょっとせつなく勝手に思ってしまいました。

posted on 2009/01/25
メタリカ 真実の瞬間
CINEMA

メタリカ 真実の瞬間

監督:ジョー・バーリンジャー、ブルース・シノフスキー
METALLICA: SOME KIND OF MONSTER [ 2004年 アメリカ ]
2003年のアルバム『セイント・アンガー』の製作過程を追ったドキュメント。メタリカファンでなくとも、すべてのバンドマン、すべての音楽ファン必見の傑作です!! 世界的な怪物バンドでありながら、音楽作品を生み出す人間メタリカの苦悩と葛藤と覚悟と私生活をえぐる、本音・本質を捉えたリアルすぎる映像。魂がひしひしと伝わってきますよ。

posted on 2009/01/21
グラストンベリー
CINEMA

グラストンベリー

監督:ジュリアン・テンプル
GLASTONBURY [ 2005年 イギリス ]
イギリス最大のロックフェスティバルのドキュメント。主催者マイケル・イーヴィスのインタビューはいいにしても、どうでもいい客の話と映像がほとんどで、頭に来るくらいつまらなかったです。観なきゃよかった・・・。いつかはグラストンベリーと思っている人も、これ観たら行く気失せるかもね。

posted on 2009/01/20
ONCE ダブリンの街角で
CINEMA

ONCE ダブリンの街角で

監督:ジョン・カーニー
ONCE [ 2008年 アイルランド ]
主人公ふたりの職業が掃除機の修理屋と花の売り子という、なんとも地味で渋い超低予算なホームビデオ画質の映画ではありましたが、音楽を通してちょっとだけポジティブに、ちょっとだけ無理をして、ちょっとずつチャレンジしながら生きていくところに、じんわりと感動でありました。この映画のまんまでの来日公演が先週だったのが悔やまれます・・・。

posted on 2009/01/19
ラースと、その彼女
CINEMA

ラースと、その彼女

監督:クレイグ・ギレスピー
LARS AND THE REAL GIRL [ 2007年 アメリカ ]
ダッチワイフとの恋人関係を描いたラブコメのようで、恋愛睡眠のススメより重い症状の、切なくてシリアスな感動作でありました。ビアンカはいい芝居してたけど、人付き合いは大事ですね。

posted on 2008/12/31

PAGE TOP