ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン!-
監督:エドガー・ライト
HOT FUZZ [ 2007年 イギリス ]
友情・努力・勝利に加え、溢れんばかりのアイディアとユーモアとリスペクトでもって刻まれた、今すぐ映画館に走るべきイギリス訛りのポリスアクション超傑作!!!! 必然性のないカット割りや重低音・効果音ばかりかと思いきや、イギリス映画ってとこがミソだけど、現代に『わらの犬』や『ハートブルー』を甦らせる、圧倒的なガン・アクションのカタルシスへといざなう巧さに敬礼ですよ。本当におもしろい!! 数年前に同じ監督&主演コンビで作られた『ショーン・オブ・ザ・デッド』も必見です。
ザ・シンプソンズ MOVIE
監督:デヴィッド・シルヴァーマン
THE SIMPSONS MOVIE [ 2007年 アメリカ ]
公開時の日本語吹き替え声優をわざわざ芸能人使ってしまった騒動で、シンプソンズファンから総スカンをくらったいわく付きの一本。DVDには日本語吹き替えオリジナル声優で観れたのはいいけど、ゲスト出演のグリーンデイが日本語吹き替えだとこれまた違和感あったりして。面白かったけど、やっぱり映画は長い。
インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
監督:スティーヴン・スピルバーグ
INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL [ 2008年 アメリカ ]
たっぷりブランクあいての第4作。最初に原子爆弾くらっても死なないインディアナ・ジョーンズだけに、その後のダイ・ハードな大冒険も安心して楽しめます。宇宙人が出てきて結婚式で終わるという、スピルバーグとルーカスらしいザッツ・エンターテインメントな作品でありました。
JUNO
監督:ジェイソン・ライトマン
JUNO [ 2007年 アメリカ・カナダ ]
JUONとは正反対のハッピーないい映画でした。JUON観てないけど。未成年の妊娠の物語ながら、金八のような昭和な展開になることなく、本当はもっと重くて悩めるテーマをさらりとふわりといい話として、劇中の選曲も含めて上手くまとめてました。JUNOがいいキャラでみんなから守られてて、むしろ養子にする側の夫婦の物語が結構重くて、そっちもおもしろかったです。ジェイソン・ライトマン監督の父親アイヴァン・ライトマンが『ジュニア』というシュワちゃんが妊娠するヘンな映画撮ってましたね。
WEEZER (RED ALBUM) / WEEZER
やたら転調する曲があったり、レッチリみたいな曲があったり、リヴァース以外の声が今まで以上に聴こえてきたりするアルバムではありますが、ウィーザーみたいな曲が入ってるのがやはりいちばん嬉しいですね。日本盤ボーナストラックに入る日本の曲のカバーがなんなのか気になりますが、インターナショナル盤ボーナストラックのザ・バンド「ウェイト」のカバーは、入れないほうがいいくらいダメな仕上がりでした。
小田和正 [ 2008.05.21. 横浜アリーナ ]
初めてだし念願でもあっただけに号泣する準備をしすぎたのか、不思議と冷静に観てしまって、クライマックスはやって来ず。ただ日本の宝というべきあの声の美しさは何度でも聴きたいと思ったし、軽妙なボヤキトークが楽しくて、還暦を迎えてもファンが離れないのも納得。この日の年齢層、手拍子のリズムもあやしいくらい、チープ・トリックのときよりはるか上をいってました。今度はシンプルなステージで観たいです。横浜が地元とあってか最後に弾き語りでの「my home town」を歌って去ったのが、粋で感動しました。
1. こころ 2. 正義は勝つ 3. 愛を止めないで 4. 伝えたいことがあるんだ 5. Re 6. 僕らの街で 7. いつか どこかで 8. たしかなこと 9. 僕の贈りもの 10. 地球は狭くなりました 11. 倖せなんて 12. 愛の唄 13. さよなら 14. 言葉にできない 15. 今日も どこかで ~御当地紀行VTR~ 16. NEXTのテーマ~僕らがいた~ 17. もっと近くに 18. ラブ・ストーリーは突然に 19. キラキラ 20. そのままの君が好き 21. 時に愛は 22. 風のようにうたが流れていた 23. 東京の空 24. ダイジョウブ
encore 1
25. またたく星に願いを 26. YES-NO 27. 君住む街へ
encore 2
28. 今日も どこかで 29. my home town
ホリデイ
監督:ナンシー・マイヤーズ
THE HOLIDAY [ 2006年 アメリカ ]
とっても素敵なラブストーリーでした。皮肉でもなんでもなく、素直にそう褒めたい良作。主演男優のふたり、ジュード・ロウとジャック・ブラックの好感度は、かなり上がったのではないかと思う。
明日、君がいない
監督:ミュラリ・K・タルリ
2:37 [ 2006年 オーストラリア ]
シリアスな話でも学園モノだから割と気を抜いて観てたら、映画が進めば進むほどスーパー重い内容でずっしりですよ。見せ方はうまいんだろうけど、最終的に話が最初から進んでないのは、観ていてただ重りを足されただけのようでイヤかも。
ノー・カントリー
監督:イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
NO COUNTRY FOR OLD MEN [ 2007年 アメリカ ]
コーエン兄弟作品久々の傑作でありました。主演男優賞ハビエル・バルデムのおかげで、ゾクゾクっとする恐怖と緊張感にがっつりシビれまくりでした。しかしながらこのてのスリラーは、現代は情報戦だけに、時代設定が過去にせざるを得ないのでしょうかね。アメリカンニューシネマがみんな好きなのかなという気がしないでもない。
CHEAP TRICK [ 2008.04.24. 日本武道館 ]
オーライ!トーキョー! アーユーレディー! 昨日は日本武道館にてチープ・トリックを熱烈観戦。あの伝説の『at BUDOKAN』から30年! そのステージの再現を祝うスペシャルでプレミアムなライブに立ち会えて、むちゃくちゃしあわせでした。開演前のPVなどの映像集の中には『初体験リッジモンドハイ』のワンシーンもあったりしながら、待つこと20分。レコードと同じ掛け声とともに幕が開けたステージは、30年前と同じ曲目で完全再現されたものではなかったけど、7割はその曲目をフォローしてたと思うし、ロビンは衣装真っ白だし、30年前には生まれてなかったヒット曲も盛り込まれて、まさにat 武道館アゲインにふさわしい、最高のライブだったと思う。再結成ではなく、バンドを続けてきたことの偉大さにも大きな拍手を! 続けることって大事だな。
1. Hello There 2. Come On, Come On 3. Big Eyes 4. California Man 5. If You Want My Love 6. Best Friend 7. Downed 8. I Want You To Want Me 9. I Know What I Want 10. Voices 11. High Roller 12. The Flame 13. That 70's Song 14. Surrender
encore
15. Dream Police 16. Auf Wiedersehen 17. Clock Strikes Ten 18. Good Night