CHIMERA MUSIC SHOW [ 2009.01.21. 恵比寿リキッドルーム ]
ショーン・レノンが本田ゆかと始めたレーベル「Chimera Music」のアーティストを集めてのお披露目ライブショーということで、ダラダラと前座がやってるだろうと思って、開演から30分くらい遅刻して行ったら、すでにショーンくんも舞台に立って、なつかしのファーストの曲とかやってるではありませんか。ショーンくんと本田ゆかにスペシャルバックバンドとして、コーネリアスグループの4名がステージに陣取って、歌い手がところどころ入れ替わって進行する内容みたく、最初から来とけばよかったです。最後には母ちゃんオノヨーコが胸元ざっくりとした衣装でもって登場。伝説の恐怖声を一生分聴いた気がします。この日出演したシャーロットという美女が現在のショーンくんの恋人だそうで、本田ゆかの立場がちょっとせつなく勝手に思ってしまいました。
グラストンベリー
監督:ジュリアン・テンプル
GLASTONBURY
2005年 イギリス
イギリス最大のロックフェスティバルのドキュメント。主催者マイケル・イーヴィスのインタビューはいいにしても、どうでもいい客の話と映像がほとんどで、頭に来るくらいつまらなかったです。観なきゃよかった・・・。いつかはグラストンベリーと思っている人も、これ観たら行く気失せるかもね。
ONCE ダブリンの街角で
監督:ジョン・カーニー
ONCE
2008年 アイルランド
主人公ふたりの職業が掃除機の修理屋と花の売り子という、なんとも地味で渋い超低予算なホームビデオ画質の映画ではありましたが、音楽を通してちょっとだけポジティブに、ちょっとだけ無理をして、ちょっとずつチャレンジしながら生きていくところに、じんわりと感動でありました。この映画のまんまでの来日公演が先週だったのが悔やまれます・・・。
ラースと、その彼女
監督:クレイグ・ギレスピー
LARS AND THE REAL GIRL
2007年 アメリカ
ダッチワイフとの恋人関係を描いたラブコメのようで、恋愛睡眠のススメより重い症状の、切なくてシリアスな感動作でありました。ビアンカはいい芝居してたけど、人付き合いは大事ですね。
ウォーリー
監督:アンドリュー・スタントン
WALL-E
2008年 アメリカ
子供向けというより手塚治虫漫画のような深いテーマで、アニメーションとストーリーの完成度はさすがピクサー。ほとんどセリフなしのサイレント映画のようでしたが、ほろりほろりと泣かされてしまいました。エンディングテーマがピーター・ガブリエルだし。
TAHITI 80 [ 2008.12.14. 渋谷クラブクアトロ ]
感動のルーファス・ウェインライトから始まった2008年シーズンのライブ締めにふさわしい、ゴキゲンほんわか胸キュン素敵なしあわせライブでありました。いまいちばん彼らのようなバンドが観たかった!という、タイミングもちょうどよかったのかも知れません。もし来年、タヒチでタヒチ80を観る企画ツアーがあったら、ふたつ返事で申し込んでたような、それだけ清々しい気持ちになれましたよ。ライブ後の会合も楽しかったです。
1. One Parachute 2. 24 X 7boy 3. Matter Of Time 4. Yellow Butterfly 5. Dream On 6. Tune In 7. Whistle 8. Antonelli 9. Big Day 10. A Love From Outer Space 11. 1,000 Times 12. Come Around 13. Unpredictable 14. Soul Deep 15. All Around 16. Brazil 17. Changes
encore 1
18. Mr. Davies 19. Be My Baby 20. All Around Christmas 21. Roundabout
encore 2
22. Heartbeat
安室奈美恵 [ 2008.12.07. さいたまスーパーアリーナ ]
2時間半、ずっと踊りっぱなしで、ポップスターのトップ・オブ・ザ・トップとして存分に魅了する、貫禄のエンターテインメントショーでした。想像を超えるまでのインパクトはなかったけど、安室ちゃん、カッコよかったー! 400レベルの席だったので、願わくば、もっと音が良く聴こえる席で観たかった。
1. Do Me More 2. Violet Sauce 3. ALARM 4. SO CRAZY 5. NEW LOOK 6. Hello 7. GIRL TALK 8. shine more 9. Full Moon 10. Luvotomy 11. Put 'Em Up 12. It's all about you 13. Wishing On The Same Star 14. ROCK STEADY 15. FUNKY TOWN 16. No 17. Say the word 18. White Light 19. Hide & Seek 20. Queen of Hip-Pop 21. Sexy Girl 22. WANT ME, WANT ME 23. Top Secret 24. BLACK DIAMOND 25. WHAT A FEELING
encore
26. WoWa 27. CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK 28. Baby Don't Cry
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
THERE WILL BE BLOOD
2007年 アメリカ
PTA初の時代劇でありましたが、今までの作品と遜色ない、今回も力のある映画をみせつけてくれました。油田掘り当てたオイル成金の話ということで、かつての名作『ジャイアンツ』が思い浮かんできますが、作風は思いっきりスタンリー・キューブリックで、ゾクゾクしながら楽しめました。えげつなさ全開ですよ。おもしろい!
椎名林檎 [ 2008.11.30. さいたまスーパーアリーナ ]
デビュー10周年を記念しての一大イベントだけに、大掛かりなステージセットと、大掛かりなオーケストラ編成を組んでの豪華仕様で、なんとも贅沢な椎名林檎ショーとしては堪能できました。「すべりだい」が聴けたのも嬉しい驚きでした。しかしながらライブとしての爽快感はなかったのが正直なところ残念というか、椎名林檎(生)林檎博と謳っておきながら、生の部分が感じきれなかったように思えます。ステージ前に組まれたオーケストラピットがプレミアム席の人達にとって相当気の毒だったような、全体的に漂う距離感が孤高と褒めても開きすぎてて、10周年のタイミングより、ワンシーズン前の『平成風俗』レコ初でこれなら納得なんですけどね。「ギャンブル」と「この世の限り」がいちばん今回の編成でしっくりしてたしなぁ。まあでも10周年、えらいもんです。フジテレビの深夜番組「フライヤーTV」がかつて好きでよく見てて、スーパーミルクちゃんとか流行ったものですが(あんじ元気か~)、その番組で「歌舞伎町の女王」を歌ってるのを見たのが、僕にとって最初でした。その後の先攻エクスタシーは渋谷クアトロまで行ったけど、結局チケットが手に入らずホント残念だったなぁ。それから10年いろいろ身にまとってきての今日、これから10年、30代の椎名林檎には、こういうコマ劇場みたいなのはもういいので、美空ひばり方面ではなく、いろいろそぎ落としたより生身の椎名林檎へと向かっていくことに期待したいです。10周年おめでとうございます。
1. ハツコイ娼婦 2. シドと白昼夢 3. ここでキスして。 4. 本能 5. ギャンブル
(history movie 1) 林檎の筋
6. ギブス 7. 闇に降る雨 8. すべりだい 9. 浴室 10. 錯乱 11. 罪と罰 12. 歌舞伎町の女王 13. ブラックアウト
(history movie 2) 林檎の芯
14. 茎~STEM~ 15. この世の限り 16. 玉葱のハッピーソング(the onion song) 17. 夢のあと 18. 積木遊び 19. 御祭騒ぎ 20. カリソメ乙女
encore 1
21. 正しい街 22. 幸福論(悦楽編)
encore 2
23. みかんのかわ 24. 余興(仮)
電気グルーヴ [ 2008.11.22. 渋谷AX ]
土曜日! 渋谷AX! 電気グルーヴ!!!!! モテたくて、3時間ライブですよー!!!ということで、圧巻、最高、狂喜乱舞の生生生生電気グルーヴ。問答無用で楽しすぎたー! 封印されてると思ってた初期3枚からの曲がこんなに聴けるとは、32にしてファンクラブに入ったのも間違いではなかったなと、すなわちこれでいいのだと実感できました。「ビーチだよ!電気GROOVE」のとき、瀧ずっと笑ってたなぁ。前回のツアーツアーから8年、いのちのバンドとして戻ってきてくれたことに感謝感激。コインロッカーの奇跡も含めて感動的な一夜となりました。
1. ズーディザイア 2. モノノケダンス 3. ア.キ.メ.フ.ラ.イ. 4. 半分人間だもの 5. どんだけ the ジャイアント 6. さんぷんまるのうた 7. 少年ヤング 8. Shangri-La 9. MUD EBIS 10. Bingo! 11. Acid House All Night Long 12. The Words 13. Fake It! 14. ガリガリ君 15. マイアミ天国 16. ニセモノフーリガン 17. Area Arena 18. 湘南アシッド 19. FLASHBACK DISCO 20. Nothing's Gonna Change 21. キラーポマト 22. スコーピオン 23. B.B.E. 24. VOLCANIC DRUMBEATS 25. かっこいいジャンパー 26. レアクティオーン 27. スネークフィンガー 28. N.O. 29. モテたくて・・・ 30. CATV 31. 誰だ!
encore
32. 地蔵 33. ビーチだよ!電気GROOVE 34. Cafe de 鬼(顔と科学)