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THE WHO [ 2008.11.17. 日本武道館 ]

LIVE

THE WHO [ 2008.11.17. 日本武道館 ]

4年前のロック・オデッセイ以来のザ・フー。そのときはライブ自体はいたく感激したものの、初来日のタイミングとして、なかなか微妙なイベントだったのが残念だったわけですが、こうして再び日本でフーが観れることに感謝です。それにしても観客の8割が女子だったスピッツの翌日だけに、見渡す限りおっさんだらけという異様な客層が凄い! そんな男達の熱い声援に正面から応える64歳ロジャー・ダルトリーと63歳ピート・タウンゼント。伝説に甘んじることなく、フーであり続けるべくステージに立つメンバーと、フーでしかないロックのパワーに感動いたしました。

set list
1. I Can't Explain 2. The Seeker 3. Anyway Anyhow Anywhere 4. Fragments 5. Who Are You 6. Behind Blue Eyes 7. Relay 8. Sister Disco 9. Baba O'Riley 10. Eminence Front 11. 5:15 12. Love Reign O'er Me 13. Won't Get Fooled Again 14. My Generation 15. Naked Eye
encore
16. Pinball Wizard 17. Amazing Journey 18. Sparks 19. See Me Feel Me 20. Tea and Theatre
スピッツ [ 2008.11.16. ZEPP TOKYO ]

LIVE

スピッツ [ 2008.11.16. ZEPP TOKYO ]

知ってるけど曲名を忘れた曲がいくつかあって、新作の曲か昔の曲かもしばらく判別つかないというのは、それだけ今の曲が充実してるという証拠なのだろう。『さざなみCD』は2000年代のスピッツを代表する『ハヤブサ』以上の傑作だと思う。この日は途中のおしゃべりで民謡「花笠音頭」の一節を歌うなど、リラックスして観客とのいい距離感と好調な演奏を保ち続けた、21年モノの深みと鮮度が色濃く出てるすごくいいライブでした。今度のさいたまスーパーアリーナがひとつ大きなきっかけになるのかわからないけど、4年に一回くらいは小田和正のように、デカイ会場で3時間くらいのライブがあればいいのになぁ。

set list
1. たまご 2. Na・de・Na・deボーイ 3. メモリーズ・カスタム 4. 不思議 5. 点と点 6. ルキンフォー 7. チェリー 8. 桃 9. 砂漠の花 10. みそか 11. 若葉 12. 死神の岬へ 13. ネズミの進化 14. スピカ 15. エスカルゴ 16. 8823 17. 渚 18. 俺のすべて 19. 僕のギター
encore
20. 群青 21. ヒバリのこころ 22. 漣
CAROLE KING [ 2008.11.10. 渋谷Bunkamura オーチャードホール ]

LIVE

CAROLE KING [ 2008.11.10. 渋谷Bunkamura オーチャードホール ]

昨年、ファーギーとメアリー・J・ブライジとともにやってきたときは、その音楽性、世代の違いが、ステージ以上に客席に表れていただけに、今回の単独公演はとても意義深いものだったように思えます。チケットが16800円という2万円でおつりがくる贅沢な感じが、ステージ以上に客席に表れていたように思えます。職業作曲家時代の曲も含みつつ、途中、休憩をはさんで約2時間。66歳にして元気ハツラツ、ナチュラルウーマンっぷりが、とても素敵な偉人キャロル・キングでございました。名曲はいつ聴いても名曲ですね。

set list
1. Beatiful 2. Welcome to My Living Room 3. Been to Canaan 4. Up on the Roof 5. When You Lead, I Will Follow 6. Home Again 7. Nothing Bout Love Makes Sense (lead vocal by Gary Burr) 8. Love's Been a Little Bit Hard on Me(lead vocal by Gary Burr) 9. Smackwater Jack 10. medley (Take Good Care of My Baby / It Might As Well Rain Until September / I'm Into Something Good / Go Away Little Girl / Hey Girl / One Fine Day / Will You Love Me Tomorrow)
休憩
11. Love Makes The World 12. Sweet Seasons 13. It's Too Late 14. Chains 15. (You Makes Me Feel Like a)Natural Woman 16. Plesant Valley Sunday 17. Being at War with Each Other 18. I Feel the Earth Move
encore
19. So Far Away 20. You've Got a Friend 21. The Loco-motion
PERFUME [ 2008.11.06. 日本武道館 ]

LIVE

PERFUME [ 2008.11.06. 日本武道館 ]

おそらく今年の数ある武道館ライブの中で、もっとも貴重で象徴的なショーとなりそうな最高のタイミングということで、会社でしっかり『Complete Best』と『GAME』を聴いて行ってきましたよ。そんな満員札止めの武道館全体が期待度9000%のプレッシャーの中、本当に素晴らしいショーを見せつけてくれたと思います。いやー、楽しかった!!! テクノサウンドとムダ話と、古川日出男の『サウンドトラック』じゃないけども目を奪われる圧倒的なダンス。音源だけではそこまでハマれなかったものの、ダンスという肉体的表現でもってパフュームが完成するのを目の当たりにすると、ダンスを完全に実践するためのロボット声だったのか!と勝手に納得してしまいました。電気グルーヴが持ち合わせてない華というものが彼女たちにはありまくりですね。中田ヤスタカの音楽がクローズアップされますが、あみーゴを再生させた中田ヤスタカは偉いと思うけど、やっぱりパフュームがここまで極めたのはダンスあってのものですよ。終演後、2階席から退場するとき偶然にも掟ポルシェさんを見かけましたが、とてもいい笑顔をしてました。

set list
1. コンピューターシティ 2. edge 3. エレクトロ・ワールド 4. plastic smile 5. love the world 6. マカロニ 7. Baby cruising Love 8. Take me Take me 9. Butterfly(PV) 10. GAME 11. シークレットシークレット 12. パーフェクトスター・パーフェクトスタイル 13. セラミックガール 14. ジェニーはご機嫌ななめ 15. チョコレイト・ディスコ 16. ポリリズム 17. Puppy love
encore
18. Dream Fighter 19. Perfume 20. wonder2
レッドクリフ Part I

CINEMA

レッドクリフ Part I

監督:ジョン・ウー
RED CLIFF PART I
2008年 アメリカ・中国・日本・台湾・韓国

パート2を観ないとどうにもという感じですが、わざわざ分けずにもう少し短くできなかったのでしょうかね。金城武なにもやってないし。ハトはファンサービスというか、もはやギャグですか?

僕らのミライへ逆回転

CINEMA

僕らのミライへ逆回転

監督:ミシェル・ゴンドリー
BE KIND REWIND
2008年 アメリカ

ミシェル・ゴンドリー版ニュー・シネマ・パラダイスとでもいうような、純粋すぎるラストシーンに涙があふれる素敵な映画でした。ジャック・ブラックが何者なのか最後までよくわからなかったけど。ミア・ファローがおばちゃんというかおばちゃまというかおばあちゃんでした。

SIGUR RÓS [ 2008.10.26. 東京国際フォーラム ホールA ]

LIVE

SIGUR RÓS [ 2008.10.26. 東京国際フォーラム ホールA ]

新作ジャケットのように普段は全裸ではないと思うけど、歌担当のヨンシーが風邪で調子が悪かったみたいです。それでも、さすがに絶好調ではなかったと思うけど、気になるほどでもないくらい歌えててよかったです。むしろサポートミュージシャンがいなかったことの方が気になったかな。最初は寝ながら聴いてましたが、さすがに素敵なライブでありました。ライブだとドラムがシュパシュパと際立ちますね。

set list
1. Heysatan 2. All Alright 3. Glosoli 4. Ny Batteri 5. Fljotavik 6. Vid Spilum Endalaust 7. Hoppipolla 8. Med Blodnasir 9. Inni Mer Syngur Vitleysingur 10. Saglopur 11. Festival 12. Gobbledigook
encore
13. Svefn G Englar 14. Popplagid
RADIOHEAD [ 2008.10.08. 東京国際フォーラム ホールA ]

LIVE

RADIOHEAD [ 2008.10.08. 東京国際フォーラム ホールA ]

ワールドツアー最終日というとKID Aのツアーのときも、最終日の横浜アリーナを見届けたなぁ。今回はステージで乾杯とかオマケにもう一曲とかはなかったけど、レディオヘッドたるライブを見せ付けてくれたと思います。とりわけ新しいアルバムの曲が素晴らしかった。90年代のバンドじゃなく、2000年代のバンドなんだなと、今更ながら実感しました。

set list
1. 15 Step 2. Airbag 3. Just 4. All I Need 5. Kid A 6. Reckoner 7. Talk Show Host 8. In Limbo 9. Arpeggi 10. The Gloaming 11. Wolf At The Door 12. Faust Arp 13. Bullet Proof..I Wish I Was 14. Jigsaw Falling Into Place 15. Optimistic 16. Nude 17. Bodysnatchers
encore 1
18. You & Whose Army? 19. Videotape 20. Paranoid Android 21. Dollars + Cents 22. Everything In Its Right Place
encore 2
23. Cymbal Rush 24. There There 25. Blow Out
ダークナイト

CINEMA

ダークナイト

監督:クリストファー・ノーラン
THE DARK KNIGHT
2008年 アメリカ・イギリス

ダークナイトはDARK KNIGHTのノーラン監督版バットマン第2作。前作が素晴らしくて新生バットマンに惚れ込んだものですが、ジョーカーの登場を匂わせて終わったビギンズの続きを受けて、やってくれましたよ!! ものすごい傑作です!! ヒース・レジャーによるジョーカーだけの映画かと思いきや、トゥーフェイスにまで展開していく物語のボリューム。映像のみならず心理面でもわしづかみにしていく、映画のスケールの度合いが凄まじいレベルにあるだけに、もんのすごくおもしろかったです。話は相当重くてダークだけど、もんのすごく楽しかったです。ヒース・レジャー追悼、ジョーカー・フォーエバー。

SUPER BUTTER DOG [ 2008.09.13. 日比谷野外音楽堂 ]

LIVE

SUPER BUTTER DOG [ 2008.09.13. 日比谷野外音楽堂 ]

気持ちよく晴れた東京の空の下、日比谷野外音楽堂にてスーパー・バター・ドッグ解散ライブに行ってきました。開演前には「さよなら銀河鉄道999」「グッバイ・イエロー・ブリックロード」「また逢う日まで」「さよなら」などさよならグッバイにちなんだ曲を流していたけど、解散というイベントがネガティブでもポジティブでもなく、パロディに近いスタンスで楽しいものとしてやってしまおうという、スーパー・バター・ドッグらしさに満ち溢れた、素晴らしくて素敵すぎるライブだったと思います。サヨナラCOLOR路線に興味がない僕にとって、ファンク8割、バラード2割の3時間半は圧倒的に楽しかった!! メンバー、スタッフ、ファンの全員がすべてを出し切ったからこその感動に、最後は満たされました。笑いあり涙あり。終演後は「じゃあね」と「さよなら人類」。スーパー・バター・ドッグも14年だったのか。4頭身に見える池ちゃんはおもしろいね。

set list
1. 犬にくわえさせろ 2. 真夜中のスーパー・フリーク 3. .ゆっくりまわっていくようだ 4. FUNKY労働者 5. YO! 兄弟 6. O.K. 7. 日々Go Go 8. This Y’all,That Y’all 9. 外出中 10. コード 11. 5秒前の午後 12. FUNKYウーロン茶 13. コミュニケーション・ブレイクダンス 14. 五十音 15. マッケンLO 16. セ・ツ・ナ
encore 1
17. メロディーの毛布にくるまって 18. 終電まぎわのバンヂージャンプ 19. かけひきのジャッヂメント
encore 2
20. ヒマワリ 21. まわれダイヤル 22. エ!? スネ毛
encore 3
23. サヨナラCOLOR 24. あいのわ