

朝霧JAM 2005.10.01-02. 朝霧アリーナ
秋の遠足ということで行ってきました朝霧JAM。楽しかったぁ~。今年で3年連続でありますが、過去にない晴天かつ高温で、アイス売り場の行列が途切れることないだけでなく、ペットボトル飲料が場内から売り切れてしまうほどホッテストでありました。今回ついに動物界からの同行者もいたせいか輪をかけてのんびりとピースフルなパーティだったと思います。ほんとに朝霧は音楽メインに考えてないのですが、ohanaのライブは今年最大のハイライトと言うべきなくらい、ものすごく良かったです。僕個人はいまのポラリス、クラムボン、ハナレグミのラインはそんなに興味がなかったのだけど、今回の一見遊びのような仲良しなだけの組み合わせですが、理想が高すぎる感じを取っ払って、かるーく突き抜けてしまったようなところに感動してしまいました。しばらくこれで来年の夏も巡業すればいいのに。あとはやっぱりエイミー・マンがよかったのですが、日曜最後の方だったので、30分だけ観て帰ることに。初日と出演者が逆だったらよかったのになぁ。真心も観てみたかったが仕方がない。そんなわけでエイミー・マンの単独公演に行ってきます。もともとフルセットで存分に楽しみたかったし。


パッチギ!
監督:井筒和幸
2004年 日本
もはや井筒和幸監督に、この先これ以上の作品はできないだろうと言いたいのも納得というか(みうらじゅんに至っては「これで遺作にしよう!」とまで言っておりましたなぁ)、『ゲロッパ!』のあとだけに、とにかく清々しい快心の一本でありました。最後のイムジン河でうるっとさせる大衆性を持ちつつ、社会啓蒙的にも良い作品だったと思います。


リンダリンダリンダ
監督:山下敦弘
2005年 日本
女子高生役にしては香椎由宇もペ・ドゥナも貫禄ありすぎなわけですが、めっさ良かったです。軽音楽部の部室にビート・ハプニングや民生「恋のかけら」のポスター、リチャード・アシュクロフトの切り抜きなど貼ってるのは、高校生のセンスじゃないだろうと思ったわけですが、映画は本当にめっさ良かったです。最後は音楽がからむとどうにも泣けてしまいました。『アバウト・ア・ボーイ』の発表会のステージでロバータ・フラック歌うシーンでも泣いたくらいですからね。


バットマン・ビギンズ
BATMAN BEGINS
監督:クリストファー・ノーラン
2005年 アメリカ
これは本当に大傑作ですよ!!! スターウォーズがちっと霞むと言っても過言ではないかも。スターウォーズも最高によかったけど、映画としては迷わず『バットマン・ビギンズ』を強く推したいです。そんなわけで大興奮だった『バットマン・ビギンズ』だったわけですが、上映中地震発生でちょっと驚きました。ただ地下だったため、そこまでの衝撃はなくいつもよりやや揺れがあるくらいかな、という感覚で映画に没頭してたら、電車が止まったりするレベルだったようで、新宿駅の混乱を見てようやく事の大きさに気付いたのでした。


スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
STAR WAS EPISODE.3 : REVENGE OF THE SITH
監督:ジョージ・ルーカス
2005年 アメリカ
終わりであり始まりであり最中でありのエピソード3。終始興奮、圧巻、壮絶。ストーリーをほとんど忘れるほど印象が薄かった、エピソード1&2に続けて、2と3の間の物語が描かれたカートゥーンアニメ「クローン大戦」vol.1&2を短期集中で見直した甲斐もあって、とことん楽しむことができました。惜しみないバトルシーンのすべてが、ダース・ベイダー誕生の悲劇へと導かれていくだけに、暗黒面の持つ刹那さいっぱいで本当にたまらない。上映時間141分。一気にたたみ掛け、つなぎとしての役割も見事に果たし、とうとう完結してしまった。深い感動と、終わってしまった喪失感で、何度大きなため息をついたことか。伝説の最後を映画館で実体験できて、本当によかった。


YO LA TENGO 2005.05.27. 渋谷クラブクアトロ
ベスト盤をリリースしての来日とあって、特別目新しいものがないと思うと、別メニューだったジャン・パンルヴェが撮った海洋生物ドキュメントとのコラボレーション「Film Show 〜 The Sounds of Science Show」の方が興味があったわけですが(何年か前にサウンドトラック『The Sounds of the Sounds of Science』として発表)、あっさりチケット完売ということで「Rock Show」のみの観戦であります。着ているTシャツが前とあんまり変わってないなぁとか、振り付けカラオケコーナーが前回と同じ曲だなぁとか、やはりこれといって驚くようなことは今回なかったけど、相変わらず彼らのライブはいいものだなぁと、しみじみ実感しました。ネタがなくても、毎年来てくれて構わない。次はカヴァー大会やってくれないかな。
1.CHERRY CHAPSTICKS 2.LITTLE EYES 3.THY CRYING LOT OF G 4.LEWIS 5.LET'S SAVE TONY ORLANDO'S HOUSE 6.DECORA 7.DOUBLE DARE 8.SHAKER 9.HOW TO MAKE A BABY ELEPHANT FLOAT 10.TINY BIRDS 11.NOTHING BUT YOU AND ME 12.SUGERCUBE 13.BIG DAY COMING 14.TOM COURTENAY 15.BLUE LINE SWINGER 16.TAKE CARE
encore 1
17.SOMEBODY'S BABY 18.DREAMING (BLONDIE) 19.DREAMING
encore 2
20.I SAW THE LIGHT 21.BAD POLITICS 22.WHAT CAN I SAY


ショーン・オブ・ザ・デッド
SHAUN OF THE DEAD
監督:エドガー・ライト
2004年 イギリス
甦る腐った死体、ゾンビ。人間を襲い増殖を繰り返すループゾンビ。ドラキュラからキョンシーまで、派生したキャラクターも含めてゾンビ映画は出尽くしたかと思いきや、この作品は想像以上に素晴らしい最高にポップな爆笑ゾンビ映画でありました! ホント、これ大傑作です! あくまでゾンビの基本を守ってホラーな話としてしっかり展開していきながらも、イギリスらしいユーモアでユルみきったシーンの応酬にたまらずゲラゲラ笑ってしまいます。ゾンビ、すごくノロいし。あと主人公がレコード盤で攻撃するくだりや、クイーン「Don’t Stop Me Now」が流れる格闘シーンは必見。オチまで斬新に決めてくれて、とにかく終始楽しかった!


誰も知らない
監督:是枝裕和
2004年 日本
ロリポップな衝動はまぁおいとくとして、なんともいたたまれない物語に涙でありました。元フェアチャイルドのYOUさんの母親役が、この話としては合わないとの声もあったりしましたが、この程度の甘さがあったことが、映画としてはよかったのかもしれません。それだけ子供たちの現実が厳しく、こんなたまらん生き方ってないだろう。


奥田民生 2005.04.16. 川崎クラブチッタ
ミニアルバム仕様の最新作『COMP』発売前でありながら、それに合わせた今回のツアー初日に行ってまいりました。新作の録音メンバーをそのまま起用とのことで、毎度おなじみバックバンドを一新! キーボードは変わらず斎藤有太でありますが、ドラム湊雅史、ベース小原礼、ギターは民生ひとりということで、よりタイトに、シャープに、シンプルに、ギンギンにと、観ている方もかなり新鮮な気持ちで楽しめました。特にシュパシュパとフル回転で乱れ打たれる湊雅史のドラムはおおいに見応えあり。欲を言えばこのバンドで「悩んで学んで」が聴きたかったなぁ。ツアー終わって、今度はTHE BAND HAS NO NAMEを復活させたり(しかもアルバムまで!)、寺岡呼人とのユニット「寺田」でCD出したり、男40、この勢いはなんなんだと疑いたくなるほど、ますます盛んなご様子。あくまでライブがライフワークなだけに、そのうちデビュー20周年あたりでユニコーンもお祭り的にやりそうな気もしたりして。
1.ギブミークッキー 2.快楽ギター 3.ベビースター 4.ライオンはトラより美しい 5.何と言う 6.家に帰れば 7.人間 8.細胞 9.アーリーサマー 10.ハネムーン 11.海の中へ 12.手紙 13.スタウダマイヤー 14.スカイウォーカー 15.恋のかけら 16.プライマル 17.哀愁の金曜日 18.サプリメン 19.サウンド・オブ・ミュージック 20.ルート2
encore 1
21.船に乗る 22.さすらい
encore 2
23.BEEF


エターナル・サンシャイン
ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND
監督:ミシェル・ゴンドリー
2004年 アメリカ
人間の消したい部分の記憶を消去することに葛藤する主人公の姿を描いた、たまらなく切ない恋物語。ジム・キャリーがコメディ映画でみせるしつこい芝居を封印し、まさにチャーリー・カウフマンが書き上げた男をバッチリ演じてくれている。同じセリフが何度となく使われ、あらゆるシーンを行き来しながらも、奥深くからわき起こり激しく揺さぶられる感情を捨てなかった主人公とともに、あらゆる感情を味わいながら最後を締めくくる極上の音楽に男泣き。BECKがカヴァーしたKORGISの「Everybody’s Gotta Learn Sometimes」が、彼の新作に日本盤ボーナストラックとしてでも収録されていないのが惜しい。
