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サマーフィルムにのって

CINEMA

サマーフィルムにのって

監督:松本壮史
2020年 日本

めちゃめちゃよかった。ただ、海合宿で演者が水着にならなかったのが不満に思えるくらい、いまの自分はアニメ中心の生活になっていることに気付いた。内容もアニメっぽい作品だけに、海合宿というフラグで水着回もやるのかと早合点してしまうよなぁ。

マックイーン モードの反逆児

CINEMA

マックイーン モードの反逆児

McQueen
監督:イアン・ボノート
2018年 イギリス

アレキサンダー・マックイーンの人生を描いたドキュメンタリー映画。失業保険を受けながら野心と行動力で技術の習得と共に才能を開花させていく成功譚から一転、富と名声を確実にしながら休みなく極度の重圧と重責にさらされ生気を失っていく晩年は見るに辛いものがあった。天才たちが休むこと、自由な気持ちでいれることに寛容でありたい。

トップガン マーヴェリック

CINEMA

トップガン マーヴェリック

Top Gun: Maverick
監督:ジョセフ・コジンスキー
2022年 アメリカ

しっかり一作目を30年ぶりくらいに吹替で観て臨んだだけに、IN MEMORY OF トニー・スコットな冒頭から異様な感動レベルで、最高の映画体験だった。ヴァル・キルマーの出演、「火の玉ロック」の継承、ジェニファー・コネリー登場シーンにデビッド・ボウイ、『ライトスタッフ』なエド・ハリスの配置もニクイ。平日昼間のIMAXがお客さん一杯だった。帰りにバドとグースを買う。フィルムスターの使命を全うするトム・クルーズに敬意を表して乾杯!

プロミシング・ヤング・ウーマン

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プロミシング・ヤング・ウーマン

Promising Young Woman
監督:エメラルド・フェネル
2020年 アメリカ

素晴らしかった。ラストの映画としてのカタルシスと物語としての哀しさに『テルマ&ルイーズ』を思い出した。これが初監督のエメラルド・フェネル凄いなと思ったけど、ドラマシリーズ『キリング・イヴ』やってた、めちゃめちゃ実績ある人だった。

アネット

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アネット

Annette
監督:レオス・カラックス
2020年 フランス・ドイツ・ベルギー・日本・メキシコ

スパークスで過剰にコーティングされながら、カラックスも娘を持つ親人生を歩んでいるのだなとしみじみしてしまった。アダム・ドライバーのダメ人間ぷりに、自己批判も込めて世の父親たちは最低限しっかりしろよと言われたような気がする。

ビーチ・バム まじめに不真面目

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ビーチ・バム まじめに不真面目

The Beach Bum
監督:ハーモニー・コリン
2019年 アメリカ

最高だった。めちゃめちゃ面白い!大傑作!「まじめに不真面目」という日本版の副題に、以前みうらじゅんが「不真面目も才能」と言ってたのを思い出したけど、この副題考えたのみうらじゅん&町山智浩だったみたい。

リチャード・ジュエル

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リチャード・ジュエル

Richard Jewell
監督:クリント・イーストウッド
2019年 アメリカ

FBIとメディア(世論)の間違いを描きながら、自分が信じるものしか信じない偏重が目立つ今の世の中はもっともっとややこしく、正しい情報なんて誰がわかるんだと警告しているように感じる。母親を演じたキャシー・ベイツが素晴らしかった。

ドライブ・マイ・カー

CINEMA

ドライブ・マイ・カー

監督:濱口竜介
2021年 日本

妻の情事を目撃し、その妻が亡くなり葬式で相手とまた遭遇するなんて『北の国から』じゃないかと思ったりもしましたが、その伊丹十三のポジションを演った岡田将生が素晴らしかった。リーガルハイ、昭和元禄落語心中ときて、新たなるパーソナルベストだと思う。

スパークス・ブラザーズ

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スパークス・ブラザーズ

The Sparks Brothers
監督:エドガー・ライト
2021年 イギリス・アメリカ

ボロ泣きしてしまった! スパークスに最大級の敬意を、そしてエドガー・ライト監督に最大級の賛辞を!!! 本当に素晴らしい仕事だと思う! めちゃめちゃ面白かった!!!

パートタイム・スパイ

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パートタイム・スパイ

Part-time Spy
監督:キム・ドクス
2017年 韓国

韓国のスパイ・コメディ『パートタイム・スパイ』、無茶苦茶な話だけど面白い。カン・イェウォンとハン・チェアの主演女優コンビがいい。『食神』のカレン・モクには負けるけど、カン・イェウォンがこのポスターとは別人の冴えないおばさんをやりきっている。