

アネット
Annette
監督:レオス・カラックス
2020年 フランス・ドイツ・ベルギー・日本・メキシコ
スパークスで過剰にコーティングされながら、カラックスも娘を持つ親人生を歩んでいるのだなとしみじみしてしまった。アダム・ドライバーのダメ人間ぷりに、自己批判も込めて世の父親たちは最低限しっかりしろよと言われたような気がする。


ビーチ・バム まじめに不真面目
The Beach Bum
監督:ハーモニー・コリン
2019年 アメリカ
最高だった。めちゃめちゃ面白い!大傑作!「まじめに不真面目」という日本版の副題に、以前みうらじゅんが「不真面目も才能」と言ってたのを思い出したけど、この副題考えたのみうらじゅん&町山智浩だったみたい。


リチャード・ジュエル
Richard Jewell
監督:クリント・イーストウッド
2019年 アメリカ
FBIとメディア(世論)の間違いを描きながら、自分が信じるものしか信じない偏重が目立つ今の世の中はもっともっとややこしく、正しい情報なんて誰がわかるんだと警告しているように感じる。母親を演じたキャシー・ベイツが素晴らしかった。


ドライブ・マイ・カー
監督:濱口竜介
2021年 日本
妻の情事を目撃し、その妻が亡くなり葬式で相手とまた遭遇するなんて『北の国から』じゃないかと思ったりもしましたが、その伊丹十三のポジションを演った岡田将生が素晴らしかった。リーガルハイ、昭和元禄落語心中ときて、新たなるパーソナルベストだと思う。


スパークス・ブラザーズ
The Sparks Brothers
監督:エドガー・ライト
2021年 イギリス・アメリカ
ボロ泣きしてしまった! スパークスに最大級の敬意を、そしてエドガー・ライト監督に最大級の賛辞を!!! 本当に素晴らしい仕事だと思う! めちゃめちゃ面白かった!!!


パートタイム・スパイ
Part-time Spy
監督:キム・ドクス
2017年 韓国
韓国のスパイ・コメディ『パートタイム・スパイ』、無茶苦茶な話だけど面白い。カン・イェウォンとハン・チェアの主演女優コンビがいい。『食神』のカレン・モクには負けるけど、カン・イェウォンがこのポスターとは別人の冴えないおばさんをやりきっている。


浅田家!
監督:中野量太
2020年 日本
めちゃめちゃ良かった。写真家・浅田政志。木村伊兵衛賞を受賞するまでのユーモア溢れる前半から、震災での写真洗浄ボランティアドキュメントから感じる様々な重み。いま水戸市で個展やってるの観に行こうかなと思った。


ヒッチャー
The Hitcher
監督:ロバート・ハーモン
1986年 アメリカ
昨年リマスター版が上映された1986年作『ヒッチャー』。ルトガー・ハウアー、カッコいい!!『激突』と『ターミネーター』(あと『マッドマックス』の1作目)が合わさったかのような怪作で、めっちゃ面白かった。ジェニファー・ジェイソン・リーのところとか、韓国映画を見慣れていても衝撃なシーンだった。


モンスター・ホテル 変身ビームで大パニック!
Hotel Transylvania: Transformania
監督:デレク・ドライモン、ジェニファー・クルスカ
2022年 アメリカ
ソニーが劇場公開を諦めてアマゾンに売った、今日から配信の『モンスター・ホテル』シリーズ4作目。今回もたっぷり面白く楽しめました。英語版のドラキュラ担当はアダム・サンドラーが降板してたみたい。


007 ノー・タイム・トゥ・ダイ
No Time to Die
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
2021年 アメリカ
ダニー・ボイルの監督降板に始まり、新型コロナで度重なる公開延期。ついには映画の売却も検討されるも買い手がつかず、配信に流れることなく無事に劇場公開された本作(ただしMGMはAmazonに買収された)。脚本も何度となく変更が繰り返されたらしいけど、ダニエル・クレイグ自身はこれでスッキリ終われたってことなんだろう。5作品、全くもってカッコいいボンドだった。畳が話題になったけど、最後の敵のアジトが地中美術館ぽいデザインだなと思った。直島は007の誘致活動してたけど、今のところ叶っていない。
