ヨコハマメリー
CINEMA

ヨコハマメリー

監督:中村高寛
[ 2005年 日本 ]
伝説の娼婦「ハマのメリーさん」に関する様々な証言で構成されるドキュメント。戦後の横浜から現在に至るメリーさんの生き様をしかと見届けよ。ほっとするというかグッとくるラストシーンだったなぁ。

posted on 2007/08/31
フィッシング・ウィズ・ジョン
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フィッシング・ウィズ・ジョン

監督:ジョン・ルーリー
FISHING WITH JOHN [ 1991年 アメリカ ]
豪華な出演者を従えながらの、超ユルユルの伝説の釣り番組。でもユルい割にジャングルだとか氷点下の湖だとかロケは過酷。このシリーズまたやって欲しいけどなぁ。

posted on 2007/08/30
天然コケッコー
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天然コケッコー

監督:山下敦弘
[ 2007年 日本 ]
原作は未読でありますが、のほほーんとじーんとする、この季節にもってこいの避暑にも適した、爽やかでとても素敵な作品でありました。『ガメラ』のときから変わったような変わってないような、夏帆がとにかくかわいかったなと。これにつきる一本だったと思います。

posted on 2007/08/21
大日本人
CINEMA

大日本人

監督:松本人志
[ 2007年 日本 ]
グッダグダな最後がオチとしてどうかと思うが、獣との対決シーンはかなりワクワクしましたよ。どの獣も十分気持ち悪くてインパクトあるけど、デカいのがバカバカしさ倍増でよかったです。あとはUAのいちばんコントっぽかった芝居がよかったです。

posted on 2007/07/18
アヒルと鴨のコインロッカー
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アヒルと鴨のコインロッカー

監督:中村義洋
[ 2007年 日本 ]
恵比寿ガーデンシネマで、不覚にも一番前の座席でプラネタリウムの角度で観るハメに。邦画でよかった・・・。でもって映画もよかった・・・。不覚にも一番前の座席で泣きました。松田龍平かっこええな。伊坂幸太郎の原作を読んでいたので読書のスピード感と映画の違いに戸惑いはありますが、映画としてもすごくよかったと思います。友よ、答えは風に舞っている、か。

posted on 2007/07/09
ゾディアック
CINEMA

ゾディアック

監督:デヴィッド・フィンチャー
ZODIAC [ 2007年 アメリカ ]
非常にそそられる内容でたっぷり楽しめました。ロバート・ダウニーJr.はますます目が窪んできてるけど、いい役だったなぁ。刑事さんの蝶ネクタイ、クロエのメガネ、ジェイクが飲んでた青い酒、映写技師のビビらせおやじ・・・。影があって謎めいていて粋な感じの、映画全体に漂う雰囲気が好きだなぁ。

posted on 2007/07/07
ディパーテッド
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ディパーテッド

監督:マーティン・スコセッシ
THE DEPARTED [ 2006年 アメリカ ]
言わずと知れた『インファナル・アフェア』のリメイクですが、より重厚というかコッテリというかニコルソンな映画でした。オープニングでストーンズが流れるのは『ミーン・ストリート』を思い出させるスコセッシなりのファンサービスなのか、強引に自分の映画にした感じもしないでもないかと。こっちも悪くないですが、『インファナル・アフェア』の素晴らしさを再認識しましたよ。スコセッシとギャング映画の相性を考えると、香港の脚本家とガッツリ組んで一本作って欲しいですね。

posted on 2007/06/23
恋愛睡眠のすすめ
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恋愛睡眠のすすめ

監督:ミシェル・ゴンドリー
LA SCIENCE DES RÊVES [ 2006年 フランス・イタリア ]
ワンカットワンカット猛烈に手の込んだ映像に唸りながら、ラブコメの面白さも十分楽しみながら、ハッピーとは言えない、病を癒しきれない傷というか悲壮感というか、重さがズシっと胸に残る映画でありました。ガエルが珍しくギラギラしてないけど、別の魅力で女性ファンが新たに増えそうです。シャルロットはなまいき盛りをとっくに過ぎて、かわいさよりカッコよさを極めていきそうな、もっと年取ったらパティ・スミスみたいになりそうな感じでした。

posted on 2007/05/04
バベル
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バベル

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
BABEL [ 2006年 アメリカ ]
監督の芸風は特に変わりはないものの、重さは徐々に軽くなっているのかもなので、今作がいろんな賞レースに顔を出すなど、いちばん一般受けするのも納得の内容。話題の菊池凛子は女子高生としては無理がある気もしますが、制服姿と外国人目線では高校生として問題ないのでしょう。露出が多すぎでしたが役はよかったと思います。もっと絶望的な映画かと思いましたが、となりの人の手を握りたくなるような映画でした。全体的に途中で終わっちゃった気もしないでもない・・・。

posted on 2007/04/29
東京裁判
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東京裁判

監督:小林正樹
[ 1983年 日本 ]
第二次世界大戦終戦後に行われた
東京裁判こと極東国際軍事裁判のドキュメント映画。日本の歴史教育は縄文時代が出発点であるため、近現代史のところがうやむやであることが多いわけで、こうした当時の映像で生々しく戦争の時代を振り返ることは、重要なことなのかもしれない。朝まで生テレビなどでよく話題になる東京裁判が、裁判として問題だらけの正当性を欠いた一方的なものであったことを、ようやくはっきりと知ることができたし、日本人戦犯をアメリカ人が弁護していたことなど、いろいろ驚きや発見のある映画だった。時代は変わると言えども、戦争と敗戦を経験して今の日本があることを、しっかり認識しておかねばなぁと思う。

posted on 2007/04/25

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