

THE WITCH 魔女 増殖
The Witch: Part 2 – The Other One
監督:パク・フンジョン
2022年 韓国
原題サブタイトルが「The Other One」ということで、前作でセンセーショナルだったキム・ダミがほとんど出ないものの、今作は今作で超人バトルに振り切ってて面白かった。主人公が超人というか超超人で無敵なので、次作はどうバランス取るのかアイデアに期待したい。


パスト ライブス 再会
Past Lives
監督:セリーヌ・ソン
2023年 アメリカ・韓国
12歳、24歳、36歳。ソウル、スカイプ、ニューヨーク。3つの時代と遠く離れた距離・異なる国、それでも導かれる縁と運命。劇伴はGrizzly Bearの2人。たまらないラスト。とにかく品がよく、至高の作品だった。


カセットテープ・ダイアリーズ
Blinded by the Light
監督:グリンダ・チャーダ
2019年 イギリス
実にいい映画だった。ブルース・スプリングスティーンの音楽・歌詞・魂とは如何なるものなのか、その入門としても実にいい映画だと思う。主人公のモデルとなった人物は150回以上ボスのライブを観ているらしい。僕は一度も観たことがない。1998年に上京してからずっと待ち望んでいるけど、全く来日する気配がない。本当にとても悔しい。


T.B.H / QWER
推しの子×ぼっち×けいおんのアイデアを実践したQWER。見事なビジュアルのメンバーを集めてバンドに育てたKim Egg社長面白いし、プロダクションチームが超優秀。この2作目で完全に本国韓国で人気爆発した感じ。MVは日本で撮影したみたい。めっちゃライブ観たい。


THE KILLER 暗殺者
The Killer
監督:チェ・ジェフン
2022年 韓国
事務所が潰れて解散状態の公園少女、エン(イ・ソヨン)の映画デビュー作。ジョン・ウィックとか、イコライザーとか、リーアム・ニーソンのもろもろのとかと同じように、主人公に特別なピンチがあるでもなく、敵方が死体の山となっていく痛快作として楽しめる。


ある女優の不在
3 Faces
監督:ジャファル・パナヒ
2018年 イラン
イラン本国から自由を奪われながらも活動を続けるジャファル・パナヒ監督作。冒頭スマホ動画の導入から、山岳地帯への移動、ペルシャ語とトルコ語、人探しの先の展開からラストの遠景まで、まあ見事に巧いし、映画としてめちゃめちゃ面白い。


落下の解剖学
Anatomie D’une Chute
監督:ジュスティーヌ・トリエ
2023年 フランス
夫の方が死んでいるとはいえ、ザンドラ・ヒュラーをメリル・ストリープと思えば、ほぼほぼ『クレイマー、クレイマー』のような映画だった。裁判の関心より、傷付くばかりの子供がただただ可哀想で仕方なかった。


オッペンハイマー
Oppenheimer
監督:クリストファー・ノーラン
2023年 アメリカ
3時間途切れることなく畳みかけてくる分、昔の映画のようにインターミッションでいったん整理して小休止したいと思えるほど、濃密で重厚な映画だった。彼が後悔した瞬間のことを、全世界はどんな気持ちで観たのだろうか。核兵器、赤狩り、政治判断。恐怖と危機感を切実に訴えてくる。


KNOWER KNOWER JAPAN TOUR 2024 2024.03.27. 神田スクエアホール
来日公演完全札止め。正確かつ自由なリズムが乱れ飛ぶ超絶グルーヴ天国。ステキに彩る管楽7人が加わり、ライブバンドとしても、さらに盛り盛りスーパーに楽しませて、素晴らしかった!!!
1. The Abyss
2. Do Hot Girls Like Chords?
3. Around
4. I’m The President
5. Real Nice Moment
6. Different Lives
7. It Will Get Real
8. Things About You
9. Nightmare
10. Same Smile, Different Face
11. Hanging On
12. Crash The Car
13. It’s All Nothing Until It’s Everything
encore
14. Overtime


ちひろさん
監督:今泉力哉
2023年 日本
逞しくて、賢くて、優しく見える人も、本当は壊れる手前で踏ん張って生きているのかもしれない。そうした想像を持つこと。有村架純の素晴らしさが、また一段と際立っていた。
