イン・ザ・プール
監督:三木聡
[ 2004年 日本 ]
松尾スズキが精神科医を好演してますが、奥田英朗の原作を松尾スズキをイメージしながら読むほうが、実は楽しかったりしますね。原作と映画は別物だとわかっていても、イコールで結びつけたくもあり、そこが難しいところです。
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
監督:トミー・リー・ジョーンズ
THE THREE BURIALS OF MELQUIADES ESTRADA [ 2005年 アメリカ・フランス ]
トミー・リー・ジョーンズの監督・主演でテキサス南部を舞台にしたローカルな一本。男の友情、仁義をためらわず、彼なりに落とし前をつけさせるまでを描いた静かなロードムービーでもありました。
木村カエラ [ 2007.04.11. 横浜BLITZ ]
横浜BLITZはじめてでしたが、音良いし、キャパもまあまあでよかったです。あとステージが30~40センチくらい高ければ観やすいのに。木村カエラが小さいのでなおさらねぇ。ライブは知ってる曲ばかりだし、バックバンドにアイゴンがいて頼もしいし、何より今や絶頂期かもしれない昇り竜の勢いの彼女だけに、このタイミングで楽しめて良かったです。改めてライブで聴くと、奥田民生作曲&プロデュースの「BEAT」が出色の出来であることを実感しましたね。あとライブ前のビールは、今後しばらく控えることにしようと思いました。また途中でトイレに行ってしまいましたよ。他のアルコールの方がいいのか?
1.L.drunk 2.JOEY BOY 3.TREE CLIMBERS 4.Ground Control 5.リルラリルハ 6.Twinkle 7.ワニと小鳥 8.Snowdome 9.never land 10.You 11.Circle 12.SWINGNG LONDON 13.きりんタン 14.BEAT 15.You know you love me?
encore
16.sweetie 17.Magic Music
BECK [ 2007.04.08. ZEPP TOKYO ]
最高に楽しかったです!!! ステージの中にミニチュアのステージがありまして、そこで衣装も同じのパペットバンドが、あやつり人形師によってずっと動きまくるという、こんなラブリーな演出されたら狂喜するしかないですよ。ダンサーのライアンもいたし、打楽器多いし、ほんとに楽しかったーー!! 食卓のコーナーではピクシーズをちらりと披露。
1.Loser 2.Black Tambourine 3.New Pollution 4.Landslide 5.Girl 6.Time Bomb 7.Rentalcar 8.Motorcade 9.Mixed Bizness 10.Que Onda Guero~Nicotine & Gravy~Hell Yes 11.The Information 12.Nausea 13.Minus 14.Think I'm In Love 15.No Complaints 16.Devil's Haircut 17.Paper Tiger table set 18.Lost Cause 19.Jackass~Wave of Mutilation~Lonesome Whistle 20.The Golden Age 21.Clap Hands
encore
Puppetron "Bekzilla"
22.1000BPM 23.Where It's At 24.E-Pro
プロジェクトBB
監督:ベニー・チャン
ROB-B-HOOD [ 2006年 香港 ]
ジャッキー、そしてユン・ピョウ。もうこれだけで観るぞ!と思い立って観てしまいました。内容は『スリーメン・アンド・ベイビー』みたいな、赤ちゃんに四苦八苦するファミリー映画なので、ストーリーに緊張感がないため決死のアクションも無駄に体張ってる感じがしてならなかったですが、ジャッキーファンは楽しめると思います。セグウェイ乗ってみたいなぁ~。
絶対の愛
監督:キム・ギドク
TIME [ 2006年 韓国・日本 ]
邦題がイマイチ惹かれない気もいたしますが、これが最高におもしろかったぁ!!! こんなに狂ってて激しいラブストーリーは、フランス映画の専売特許だったように思ってたけど、キム・ギドク恐るべしですよ。整形後の主人公を演じた主演女優ソン・ヒョナ自身も、整形をカミングアウトしてるみたいだけど、非常に見応えがありました。
ディア・ウェンディ
監督:トマス・ヴィンターベア
DEAR WENDY [ 2005年 デンマーク ]
ラース・フォン・トリアー脚本による命短し銃に恋する少年少女を描いた、現代の西部劇のようなアメリカン・ニューシネマのような。ゾンビーズがたくさん流れました。
ロシアン・ドールズ
監督:セドリック・クラピッシュ
LES POUPÉES RUSSES [ 2005年 フランス・イギリス ]
『スパニッシュ・アパートメント』の続編で主人公は30歳に。仕事もそこそこに女にも苦労せず友人にも恵まれ・・・。自分はまだまだだなと思い知らされる映画でした。前作のほうが圧倒的によいです。
40歳の童貞男
監督:ジャド・アパトー
THE 40 YEAR OLD VIRGIN [ 2005年 アメリカ ]
主人公が40歳ですが、これぞ青春ラブコメの傑作ですよ。何気にモテモテな主人公がそれでもボクはやってないところが、不思議といえば不思議ではありましたが、かなり面白かったです。
マンダレイ
監督:ラース・フォン・トリアー
MANDERLAY [ 2005年 デンマーク ]
怪作『ドッグヴィル』の続編で同じスタイルでやってますが、主役がニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワードに代わってましたね。それでも今回もたっぷりおもしろく観れましたよ。植民地主義や人種差別というテーマは先日観た『ナイロビの蜂』にも通じるものがありますが、上に立ちながらも精神的にいたぶられていくさまが、相変わらず嫌味たっぷりに真理を晒しつつ描いてくれてます。人間ダメなものはダメという踊るダメ人間絵巻、アメリカ三部作の次作が完結編ですが、ちゃんと完結してくれるのか静かに待ちたいと思います。