TELEPATHIC SURGERY / THE FLAMING LIPS
ALBUM

TELEPATHIC SURGERY / THE FLAMING LIPS

7月に発売される新作が待ち遠しいリップスですが、だからといって過去を振り返るのは、1999年のベストと評された前作『THE SOFT BULLETIN』で大いにファンになった人たちにはあまりオススメできないということで、このアルバム。1989年発表だって。下手っぴなロウファイ・インディギターバンドの典型ともいえる作品なので、初期のペイヴメントにも通じる荒さと緩さに加え、若さゆえの元気もあるけれど、現在のリップスとリンクするのは裏面ジャケットの目玉と鮮血ぐらいかな。10年の成長を確認するにはいいかも。

posted on 2002/05/18
WORDS OF WISDOM AND HOPE / TEENAGE FANCLUB & JAD FAIR
ALBUM

WORDS OF WISDOM AND HOPE / TEENAGE FANCLUB & JAD FAIR

いやはや、これぞプロの共演と呼ぶにふさわしい名盤ではないでしょうか。業界きっての天然素材ジャド・フェアのゆるゆる加減を意外なことにバックのティーンエイジが曲として引き締まったものに仕上げていて、非常に聴きやすいです。緊張感のないルー・リード的なジャド・フェアの語り調ボーカルであれど、バッチリとロックな風格が漂ってきます。ステキ!

posted on 2002/05/13
アザーズ
CINEMA

アザーズ

監督:アレハンドロ・アメナバール
THE OTHERS [ 2001年 アメリカ・フランス・スペイン ]
映画館の前で30分待ち、席についてから本編が始まるまでまた30分待ってたら頭が痛くなってしまった。映画もたいしておもしろくなかったし、消耗しただけだったかも。やっぱメジャーになっちゃうとオドカシとかも並のレベルでさっくり仕上がってしまうのかね。『テシス・次に私が殺される(殺人論文)』のギラギラしたテンションと生々しい緊張感を思えば、全然手応えなかったです。結局、『殺人論文』がこの監督にとってワン・アンド・オンリーな傑作になってしまうのかなぁ。トム・クルーズの誘いは断って、ペドロ・アルモドバルのようにスペインに残って活動を続けて欲しいと思う。オフィシャルサイトのゲームは結構凝ってて、楽しめました。

posted on 2002/05/12
RE-CLAMMBON / クラムボン
ALBUM

RE-CLAMMBON / クラムボン

いままでの名曲をメンバー自らとゲストを加えてアレンジを施し再録しなおしたものを集めたもの。昨年末のライブでも突き抜けた存在感を示したクラムボンが、そのライブで身につけた勢いをリアレンジというスタイルで形に残したのは、とても素晴らしいアイデアだったように思う。どの曲も良くなってるし、バンドとしてここまで空気の通りが清々しいのはスカパラとクラムボンだけかも。

posted on 2002/05/11
斉藤和義 [ 2002.05.05. 日比谷野外大音楽堂 ]
LIVE

斉藤和義 [ 2002.05.05. 日比谷野外大音楽堂 ]

35STONESツアーの最終日。あっぱれ五月晴れの空のもと、日暮れのタイミングと重なり合って繰り広げられた空前のロックンロール・ショー。会場に入って真っ先に飛び込んできた、ステージ後ろに並べられた22台のマーシャルアンプの列に度肝を抜かされ、本番のプレイはまさに爽快絶好調。元々テクニシャンなだけに、どこに立ってもフィードバックの嵐に気分がいいのか、暴走するくらい圧倒的にフライングVを掻き鳴らしまくってました。最高のギター弾きで、最高の歌うたい、斉藤和義。得意の下ネタトークが炸裂しても、むしろ女子は大喜びのニクイ男。今回も脱帽っす。カッコよかったっす。気持ち良かったっす。最高だったっす。

set list
1.BAD TIME BLUES 2.ささくれ 3.すっぱいぶどう 4.劇的な瞬間 5.花 6.赤いヒマワリ 7.グッドタイミング 8.リズム 9.彼女が言った 10.太陽の目安 11.どうしようもない哀しみに 12.月の向こう側 13.テレパシー 14.ロケット 15.男よ それが正常だ!! 16.社会生活不適合者 17.あの高い場所へ 18.ウナナナ 19.僕の踵はなかなか減らない 20.ドライブ
encore 1
21.Orange 22.流れ者 23.歩いて帰ろう
encore 2
24.月影
encore 3
25.歌うたいのバラッド
posted on 2002/05/08
パーフェクト・ストーム
CINEMA

パーフェクト・ストーム

監督:ウォルフガング・ペーターゼン
THE PERFECT STORM [ 2000年 アメリカ ]
『Uボート』や『ザ・シークレット・サービス』、『アウトブレイク』といったシリアス・アクションの秀作を撮ってきたペーターゼン監督にしては、これは駄作だったように思う。スーパーハリケーン暴風雨でめちゃめちゃ大シケの海の中に漁をしに航海に出るって、いくら実話でも「あかんやろ」とツッ込むしかない。漁師たちよりも、大嵐の中、人命救助をしに飛行機やヘリを飛ばして、さらに海中にまで飛び込んでしまう軍隊の人たちの命知らずな懸命の救助活動のほうが「おいおい、すげーな」と思いながら興味深かっただけに、そっちにもっと焦点を当てたほうがよかったのでは?とも思った。

posted on 2002/05/05
ROMANTICA / LUNA
ALBUM

ROMANTICA / LUNA

つるつる頭の男性に変わって新任のベーシストに金髪の女性を起用するというマイナーチェンジが行なわれたわけですが、さらに今作はミックスをデイブ・フリッドマンがやってるけど、素晴らしかった前作『THE DAYS OF OUR NIGHTS』以上に音の方も抜けが良くなっちゃって、これはもう大満足ですよ。いつでも優しいディーンの歌声と美しく印象的なギターの音色が絶品。本当に心の底から喜べる幸福感に満ちあふれたアルバムです。生で観たら泣くだろうな。

posted on 2002/05/01
CABIN IN THE WOODS / RETSIN
ALBUM

CABIN IN THE WOODS / RETSIN

6月にアイダのダニエル・リトルトンとの来日ジョイントツアーが予定されているタラ・ジェーン・オニール。彼女が在籍するシンシア・ネルソンとのユニットがこのレトシンであって、これが実に良い。静かに響く歌とアコースティックの豊かな調べがなんとも心地よい風のよう。歌は枯れても、心は枯れず。長い経験の蓄積によって表現しえる世界観が果てしなく広がっている音楽の深みに感動。

posted on 2002/04/25
ロッカーズ
CINEMA

ロッカーズ

監督:セオドロス・バファルコス
ROCKERS [ 1978年 アメリカ ]
ジャマイカのルーツ・ロック・レゲエミュージシャンの物語。ドラマーでありながら低所得のため仲間たちからカンパを募ってバイクを購入し、レコードセールスの仕事を始めるが、ある日そのバイクが地元のマフィアに盗まれてしまう。一度は取り戻すも今度は連中にボコボコにされ、怒ったラスタマンはヤツらが持ってた数々の盗品を奪い返す復讐を仲間と企てるのだった・・・。とまあ浜村淳の解説のようにほぼオチまで書いてしまったけど、復讐劇(?)といっても劇中流れ続けるレゲエ音楽のおかげで緊張感はまるでなく、ストーリーよりジャマイカとレゲエの結びつき、人種の姿といったものに注目してしまう。

posted on 2002/04/24
GREAT3 [ 2002.04.16. 渋谷AX ]
LIVE

GREAT3 [ 2002.04.16. 渋谷AX ]

近作の落ち着いた味わいとは裏腹にライブではなんとも熱い演奏で、最終的にはフロアもモッシングの盛り上がりをみせてしまうという、僕も久々にもみくちゃにされながら騒いでしまったわけですが、実にいいライブでした。今回は古い曲以上に高桑圭復活以降の二作品からの曲が素晴らしくて、「BEE」の新しいアレンジなんかホント秀逸だったし、『WHEN YOU WERE A BEAUTY』のアルバムの良さ、楽曲の良さ、メロディの良さが改めて実感できた。あっという間の2時間で、もっといろいろ聴きたかったりもしたけど、「DISCOMAN」とか嬉しかったし、また機会があれば観に行くつもり。大好きなバンドです。

set list
1.PARTY 2.SAMPEDORO GOLD 3.エデン特急 4.RUBY 5.COLORS 6.LITTLE Jの嘆き 7.ONO 8.CARAVAN 9.MAMA 10.BEE 11.MOOD ELEVATOR 12.SOUL GLOW 13.RED WIND AMERICA 14.R.I.P 15.影 16.UNDER THE DOG
encore 1
17.KARADA 18.DISCOMAN 19.マイ・ウェイ
encore 2
20.CLUEL WORLD TO HEAVEN
encore 3
21.OPEN MY EYES
posted on 2002/04/23

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